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ソープの本番ヘルス化
「ソープ嬢の創り方 壺洗い1、ツボ洗い(改訂)」のなかで、「(略)本番できればいいという客が増えたことによるソープの本番ヘルス化によりこれら(椅子洗い・マット洗い)のサービスの需要が減っている」と述べているが、この場を借りてこの部分をもう少し掘り下げてみたい。
話は20年近く前まで遡る。
1991年に起きたバブル崩壊の影響により、1993年には新卒者(大卒・高卒)の就職氷河期が本格的に始まり、多くの女子学生たち(大卒・高卒問わず)が、風俗を“就職先”として選択するのも珍しくはなかった。
不景気を理由に多くの若い女性が風俗に流入し、一気に若返りを見せたかに見えたが、彼女たちがソープの門をくぐることは稀であった。
その理由は、
「本番には抵抗はないんだけどマットとかあるじゃん。サービスが難しそう…」
と、多くの若い女性が尻込みをしてしまうのが現状であった。
そこで産まれたのが、「ススキノ方式」である。
ススキノ方式とは、「30〜40分¥10,000、-で、椅子やマットといった従来のソープのサービスを省き、20代前半までの若くて可愛い娘たちとベッドで本番(のみ)を楽しむ」というシステムで、ソープ嬢として必要なテクニックもなければサービスもできないが、相手はピッチピチの上玉、しかも(時間は短いが)料金は安いというのが特徴で、面倒なサービスを省くことで若い女を集めるといういわば逆の発想から産まれた。
札幌のすすきのが発祥ということでこの名がつけられたわけであるが、このシステムが好評だったこともあり、その御蔭もあって札幌すすきのが一躍全国有数のソープ街として全国区に躍り出ることになる。
好評を得たススキノ方式であるが、札幌すすきのの成功に他の地域でもこのシステムの踏襲(というか模倣)を試みる見世もあったが、定着に到る例は極僅かというのが実情であろう。
その多くは、コマ(ススキノ方式に見合うだけの若くて可愛いコ)を集めることができず、できたとしても、椅子洗い(ボディ洗い)・潜望鏡・マットプレイといった洗練された従来のソープサービスに慣れきった常連客に受け入れられず、逆に見世の信用を落とし、終いには客足を遠ざける結果になった事例の枚挙に遑が無い。。
「安くて若いのは良いが、仕事もキチっとやってほしい」というの客の本音が見え隠れする。
また、ススキノ方式の誕生でソープの“サービスの簡略化”が始まったのは確かなようで、(年齢関係なく)マットなどのソープのサービスを嫌がるソープ嬢志願者や、お金のない(でもソープに行きたいと願う)客の増加が、「椅子やマット、潜望鏡なんていらないからヤること(本番)だけヤらせてくれ」という風潮を生み、これまで育んできたソープの宝が瓦解(内部崩壊)しかかっているという現実に胸を痛めている。
2012.9.29
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