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売春防止法との闘い 
 5、売春逃れの解釈今昔


「ソープで本番(性行為を生業とすること)するのは当り前」
 ソープで働くソープ嬢たちはそれ当然のように信じながら仕事に勤しんでいるし、ソープの経営者たちもまるで売春防止法という存在を忘れたかのようにソープで本番ができることを公然としているのが実情である。
 しかしそのような中、「売春防止法との闘い1.サービスの過激化」で売春防止法施行後のいきさつとトルコの奮闘ぶりを回想し、「売春防止法との闘い3.ソープで本番禁止、その理由」のなかでソープの(売春防止法に対しての)売春逃れの理由(法的解釈)を述べている。
 この売春逃れの解釈は他にもある。
 ソープ誕生のいきさつを思い出してほしい。
 ソープはかつてトルコ風呂の看板を掲げていた最初期の頃、トルコ風呂はあくまで個室付浴場であり、ミス・トルコ※1たちは客を“洗う(洗ってあげる)”だけだった。
 壺洗いというサービスを御存知だろう。
 壺洗い(「ツボ洗い」ともいう)というのは、ソープ嬢が御客様の五指を一本づつ自分から自らのおまんこに導き出し入れするというかなりの荒技である※2
 主に椅子洗いで行われることが多いサービスである。
 しかし時代を(さかのぼ)り、かつてのトルコ(まだナマで本番が行われていた頃)では、壺洗いとは、「勃起させた※3御客様のチンコをソープ嬢の膣内に自ら導き出し入れさせて膣内で射精させる」というサービスであり、これは膣内洗浄というサービスであって本番行為(性交)ではない(という解釈である)。
 つまりソープ嬢たちは本番をしているのではなく「洗っている」のである。
 こうしたこともソープ(かつてのトルコ風呂)を敬愛を込めて「お風呂屋さん」と呼んでいた。
 しかし昨今のAIDS騒動でこうしたナマ(今で云うNSサービス)でのサービスも難しい現状が続くとソープもゴムを使うようになり、「本番=洗う」という図式が崩れると今度は、「個室内でのやりとりはあくまでソープ嬢と客の同意の結果」ということになり、もしハコ※4の内でたとえ本番行為が行われていたとしてもそれはあくまで“両者の同意”の上の出来事(であり見世は関知しませんよ)」であり、見世側は単にソープ嬢に部屋を“貸している(だけに過ぎない)”というスタンスをとるようになった。
 このためかソープはまるで本番ヘルスのようになりかつての“風情と情緒”を失い、ソープ嬢と見世との関係も、雇う側と雇われる側になり、ビジネス(の関係)が濃くなっている印象を受ける。
※1…トルコ嬢ではなく、トルコ最初期の頃の女性従業員はミス・トルコと呼ばれ、トルコ嬢と呼ばれたのは本番サービスが始まる昭和30年代後半になっってから
※2…そのためか私も実際にこのサービスを受けたのは一回だけであり、これも高級店向けのサービスといったころか。
※3…(客が)勃起したのではない。あくまでサービスの一環である。
※4…ソープの部屋のこと。
                                               2012.9.5
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