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詐欺グループ4人暴行死で死刑判決2月28日 13時7分
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平成16年に東京・新宿の事務所で振り込め詐欺グループのメンバー4人が仲間割れから暴行されて死亡した事件で、最高裁判所は殺人などの罪に問われた男に「大きな役割を果たしていて結果も重大だ」と指摘し、死刑を言い渡しました。
この事件で最高裁が死刑を言い渡したのは3人となりました。
平成16年に、東京・新宿の事務所で、振り込め詐欺グループの仲間割れからメンバー4人が暴行されて死亡し、無職の伊藤玲雄被告(38)が殺人や傷害致死などの罪に問われました。
1審の千葉地方裁判所と2審の東京高等裁判所がいずれも死刑を言い渡したため被告側が「刑が重すぎる」と主張して上告していました。
判決で最高裁判所第1小法廷の櫻井龍子裁判長は「被害者への暴行や殺害行為をみずからすすんで行うなど事件で果たした役割は大きい。4人の命が奪われた結果は重大で、極刑はやむをえない」と指摘して上告を退け、伊藤被告の死刑が確定することになりました。
この事件では同じグループのメンバーだった2人の男も先月死刑が確定していて、最高裁で死刑が言い渡されたのはこれで3人となりました。
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