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事件
【大津中2自殺】いじめと自殺の因果関係認める 第三者委が越市長に報告書提出
男子生徒の自殺が全国的に注目を集めるきっかけになった学校や市教委の「隠蔽体質」。男子生徒の自殺後に学校が行った全校調査をまとめた資料では、いじめていたと受け取れる記述があるにもかかわらず公表していなかった。また、同級生の暴力行為がたびたび報告されていたのもかかわらず、学校側は「自殺前はいじめは認識していなかった」と繰り返し強調していた。
男子生徒の自殺をめぐっては、男子生徒の両親が、大津市や同級生らを相手取り、約7720万円の損害賠償を求めて大津地裁に提訴している。市側は昨年11月の口頭弁論で、今後の市側の出方について、「第三者委の結果を踏まえる」と説明しており、自殺といじめの因果関係を事実上認めた今回の報告書が裁判に大きな影響を与えそうだ。
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