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【大津中2自殺】いじめ対応の指導力を、教員に1年間の長期研修
2013.2.22 14:27
[いじめ問題]
大津市で平成23年10月、市立中2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題を受け、市教委は、いじめ問題に適切な対応が取れるよう教員に指導力を身につけさせるための長期研修を来年度から実施することを決めた。教員から公募し、1年間にわたり社会福祉施設などで働いてもらう。
男子生徒が平成23年10月に自殺した際、教員の指導力不足が指摘されたことを受けた措置。5年以上の教職経験を持つ45歳未満の中学校教員3人程度を公募し、社会福祉施設や社会教育施設に1年間派遣する。
こうした研修の設定は全国的に珍しいといい、市教委は「施設で1年間、施設職員と一緒に働く中で、感性や資質を高めてほしい」と期待している。
また、いじめ問題に適切に対応するため、教職6年目を迎える教員を対象にした5日間の夏季研修を実施することも決めた。
このほか、いじめを発見しやすいとされる養護教員の拡充や、地域の関係者で学校運営を支える「学校・地域コーディネート本部」を一部の小・中学校に設け、いじめ防止の「目」を光らせることなども決めた。
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