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政治
【施政方針演説全文(2)】世界で人気高まる日本の農産物。「攻めの農業政策」が必要です
2013.2.28 14:20
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「国際先端テスト」を導入し、聖域なき規制改革を進めます。企業活動を妨げる障害を、一つ一つ解消していきます。これが、新たな「規制改革会議」の使命です。
行政や公務員制度の在り方も、これまでの改革の成果に加え、国際的な大競争時代への変化をとらえ、改革します。公務員には、誇りと責任を持って、世界との競争に打ち勝つ国づくりを、それぞれの持ち場で能動的に進めるよう期待します。
魅力あふれる地域を創ります。その鍵(かぎ)は、地域ごとの創意工夫を活(い)かすための、地方分権改革です。大都市制度の改革を始め、地方に対する権限移譲や規制緩和を進めます。また、「地域の元気づくり」を応援します。
(世界一を目指す気概)
小さな町工場から、フェラーリやBMWに、果敢に挑戦している皆さんがいます。
自動車ではありません。東京都大田区の中小企業を経営する細貝さんは、仲間とともに、ボブスレー競技用「そり」の国産化プロジェクトを立ち上げました。
「世界最速のマシンをつくりたい」
30社を超える町工場が、これまで培ってきた、ものづくりの力を結集して、来年のソチ五輪を目指し、世界に挑んでいます。
高い技術と意欲を持つ中小企業・小規模事業者の挑戦を応援します。試作品開発や販路開拓など、新しいチャレンジを応援する仕組みを用意します。
ひたすらに世界一を目指す気概。こういう皆さんがいる限り、日本はまだまだ成長できると、私は、確信しています。
今一度、申し上げます。皆さん、今こそ、世界一を目指していこうではありませんか。
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