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政治
【施政方針演説全文(2)】世界で人気高まる日本の農産物。「攻めの農業政策」が必要です
2013.2.28 14:20
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わが国は、受け身であってはなりません。グローバルなレベルでも、地域レベルや2国間レベルでも、日本は、ルールを「待つ」のではなく、「創る」国でありたいと考えます。
アジア・太平洋地域、東アジア地域、欧州などとの経済連携を、戦略的に推進します。わが国の外交力を駆使して、守るべきものは守り、国益にかなう経済連携を進めます。
TPPについては、「聖域なき関税撤廃」は、前提ではないことを、先般、オバマ大統領と直接会談し、確認いたしました。今後、政府の責任において、交渉参加について判断いたします。
意欲のある全ての日本人が、世界の成長センターで、存分に活躍できる環境を整えます。
(日本が世界の成長センターになる)
一方で、日本から世界へという流れだけでなく、世界から日本に、優れた企業や人を集め、日本をもう一度成長センターにしていく気概も必要です。
優れた人たちは、今、日本で能力を発揮したいと考えるでしょうか。
日本での研究環境に満足できない研究者たちが、海外にどんどん流出しています。
「世界で最もイノベーションに適した国」を創り上げます。総合科学技術会議が、その司令塔です。大胆な規制改革を含め、世界中の研究者が日本に集まるような環境を整備します。
その萌(ほう)芽(が)とも呼ぶべき「希望」に、私は、沖縄で出会いました。
「非常に素晴らしい研究機会が与えられると考えて、沖縄にやってきた。」
アメリカから来たこの学生は、かつてハーバード大学やイェール大学で研究に携わってきました。その上で、昨年開学した沖縄科学技術大学院大学で研究する道を選びました。
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