前日26日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表との練習試合(京セラD)の守備中に、飛球を追って激突、負傷退場した阪神・上本博紀内野手(26)が27日、大阪府内の病院で右目まぶたと右目下の裂傷と診断され、それぞれ2針ずつ縫う処置を受けた。上本と交錯した伊藤隼太外野手(23)も、顎(がく)関節の打撲と診断された。
杉本チーフトレーナーは上本について「左足首も気にはしている。あした(28日)以降、病院で診察を受けるかどうか判断する」と説明。全治などは明らかにしなかった。この日は自宅で安静した。
伊藤隼は鳴尾浜から病院へ向かう際に足を引きずる様子もあったが、顎関節打撲以外の症状は訴えていないもよう。甲子園のクラブハウス内で軽めのトレーニングを行った。
(紙面から)