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飯舘「村民の集い」で再会喜ぶ2月24日 16時20分
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原発事故の影響で、今もすべての住民が村を離れて避難生活を送っている福島県飯舘村の人たちが年に1度集まろうという催しが福島市で開かれ、久しぶりの再会を喜び合いました。
飯舘村はおととしの原発事故で全域が避難区域に指定され、およそ6000人の住民全員が村を離れて避難生活を送っています。
村では25年前に始めた、年に1度、村の人たちが一堂に集まる催しを原発事故のあとも続けていて、24日には避難先で2回目となる集会が福島市で開かれ、およそ700人が参加しました。
24日の集会では、毎年恒例の住民が選ぶ去年の10大ニュースが発表され、1位は「小学校などの仮設校舎の完成」、2位が「村の文化祭の開催」と明るい話題が上位に入り、震災や原発事故に関する暗いニュースばかりだった前回とは様変わりしました。
住民たちは久しぶりの再会を喜び合い、昼食を囲みながら近況を報告し、子どもたちも友だちと楽しそうに遊んでいました。
福島市で避難生活を送っている60代の男性は、「2年近く会っていなかった人たちと再会できて本当にうれしいです。まるで村に帰ってきたような気分です」と話していました。
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