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いわきの高校生「フラボーイ」デビュー2月24日 6時7分
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映画「フラガール」の舞台となった福島県いわき市で、フラダンスを踊る男子高校生「フラボーイ」がデビューし、原発事故で避難生活を送る人たちの前で力強いダンスを披露しました。
「フラボーイ」は、いわき市の県立勿来工業高校の1年生の3人で、高校のフラダンスチームに今月入ったばかりです。
3人は、女子生徒のフラガールと共に、いわき市内にある仮設住宅の集会所を訪れ、原発事故によって避難している富岡町の住民およそ30人を前に、初めてダンスを披露しました。
「フラボーイ」たちは、握りこぶしをつくったり、腕を大きく動かして手をたたいたりして、一緒に踊る女子生徒たちの柔らかな踊りとはひと味違うダンスを見せ、曲に合わせて「ヤー」という大きな声を響かせていました。
仮設住宅で暮らす60代の女性は、「力強いダンスがよかったです。勇気づけられました」と話していました。
初舞台を終えた「フラボーイ」の1人、木田光紀さんは、「男子らしい力強さや、キレのある踊りを披露して、見た人を元気にできるフラボーイになりたいです」と話していました。
3人の「フラボーイ」は、今後も女子生徒と一緒に練習を続け、仮設住宅や福祉施設で踊りを披露したり、フラダンスの大会に参加したりする予定だということです。
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