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【都構想】大阪市の区割り 来年3月までに確定

2/27 12:55

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「大阪都」の制度設計を議論する法定協議会が始まり、来年3月までに大阪市の「区割り」を確定することを決めました。

法定協議会は、去年成立した「都構想を可能とする法律」に基づいて設置され、松井知事と橋下市長、それに18人の大阪府議・市議がメンバーです。大阪市を特別区に分割する「区割り」や「財源調整の仕組み」などを議論することになっていて、きょうは今後の工程表が示されました。そして「区割り」は来年3月までに確定させ、来年6月ごろまでに「大阪都」の設計図にあたる「特別区設置協定書」を作成するとのスケジュールが承認されました。橋下市長は、「やっとここまできたか、という感じ」と述べ、松井知事は、「メリットとデメリットを(住民に)正直に包み隠さず伝えて、賛同を得るためにこれから努力していく」と話しました。次回以降、「区割り」の実質議論が始まりますが、具体論に進むにつれて反対意見も出そうです。

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