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2013年2月27日(水) 19:14 |
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東かがわ市で「引田ひな祭り」開幕
古い町並みが残る東かがわ市引田地区で、「引田ひな祭り」が27日、始まりました。 江戸時代の豪商の屋敷跡、讃州井筒屋敷や多くの家が、旧家に伝わるひな人形を飾ります。
江戸時代の街並みが続く、東かがわ市引田地区です。 古い家の門をくぐると、ひな人形が飾られています。 27日、始まった引田ひな祭りの期間中地区では、至る所に江戸時代から現代までのひな人形が展示され、華いだ雰囲気に包まれます。 江戸時代の豪商の屋敷跡、讃州井筒屋敷です。 ここでは、地区に伝わる豪華な「引田飾り」が展示されています。 引田飾りは、市松人形が飾られるのが特長です。 女の子が早く美しく育つようにとの願いが込められています。 引田地区では古くから、女の子が生まれるとひな人形を飾り、近所に披露するという風習がありました。 約30年前に一旦は途絶えましたが、10年ほど前に地区の町並み保存会が地域の活性化にと復活させました。 引田ひな祭りは復活した当初、数軒の家がひな人形を展示しただけでしたが、次第に増え、今では70軒以上が協力して地区を盛り上げています。 江戸後期の建物が残る泉家です。 毎年テーマを変えてひな人形を展示しています。 今年は、竹取物語を題材に、かぐや姫の物語をひな人形を使って描いています。 町並みが人形で彩られる引田ひな祭りは3月3日までで、期間中約6万人が訪れる見込みです。
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