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【千葉】

手賀沼で最大1万5300ベクレル 放射性セシウム 河川への流入は減少

 県は二十七日、昨年十二月から今年一月に実施した手賀沼と印旛沼の二回目の放射性物質モニタリング調査結果を発表した。

 手賀沼の底泥の放射性セシウムの最大値は一キログラム当たり一万五三〇〇ベクレルで、昨年五〜七月に実施した前回の最大を約三〇〇〇ベクレル上回った。印旛沼の最大は三三〇〇ベクレル(前回最大一〇五〇ベクレル)だった。

 手賀沼への主要な流入河川では、最大六〇〇〇ベクレル(同一万一九〇〇ベクレル)、印旛沼への流入河川は同二六四〇ベクレル(同四六〇〇ベクレル)で、いずれも前回を下回った。河川に流れ込む放射性物質が減ったと考えられるという。

 沼の底への蓄積について、県は「今後の調査の推移を見たい」としている。三月に三回目の調査を予定している。(小川直人)

 

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