EVE burst error 03 「12月3日 小次郎パート」
「EVE burst error」(PC98版)をプレイしてみる FILE 03
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※ ネタバレを多少含みます。閲覧には注意してください。
攻略ページではありませんのでコマンドの回答は載っていません。
すべての内容を書いていたら終わらないので要点だけに絞っています。
では今度はもう一人の主人公「小次郎」のパートを進めていこうと思います。
「天城小次郎」はペット探しや浮気調査程度しか仕事がこない「あまぎ探偵事務所」を経営する貧乏探偵。
3ヶ月前までは探偵業界でも有名な実績を誇る「桂木探偵事務所」の所長代理を務めていたほどの腕利きの探偵だったのだが、事務所の所長であり養父でもある「桂木源三郎」が犯した不正を持ち前の正義感ゆえ暴いてしまった。
その結果、事務所に居られなくなり現在に至る。
そんな小次郎のもとに古くから馴染みのルポライター「柴田茜」がある人物からの依頼を持ってくる。
それは「孔」という人物の家からなくなったある絵を探し出して報告する(取り戻すではない)というものだった。
それが盗難であるなら警察に届ければいいのに、そうしないでわざわざ探偵に捜索を依頼するというところに胡散臭さを感じた小次郎は最初依頼を断ろうとするが、報酬の多さ(350万円)と茜の(仲介料欲しさゆえの)強引な説得によりしぶしぶ依頼を受けることになる。
ちなみに茜の話では、今回の依頼を孔という人物は「桂木探偵事務所」に依頼するつもりだったらしいのだが、茜がそれを説得して「あまぎ探偵事務所」に持ってきたらしい。
嫌々ながらも孔という人物の家に出かける小次郎。
事務所を出たところで、一人の少年とぶつかるがとりあえずスルー。
孔の自宅を訪れるとそこには「桂木探偵事務所」の現所長である「桂木弥生」と、所員であり勝手に小次郎にライバル意識を燃やしつっかかってくる「二階堂進」が来ていた。
孔は結局桂木探偵事務所にも依頼を出していたらしい(本人曰く、より確実性を高めるためだとか)。
名前から解るとおり「桂木弥生」は「桂木源三郎」の娘であり、ある意味では小次郎は父親を牢獄送りにした張本人である。いささか気まずい空気が二人の間に流れるが、この二人にはそれ以外にも何か関係がありそうな雰囲気もある。
うるさく突っかかってくる二階堂を口撃をのらりくらりとかわしからかいつつも、その胸ポケットにしまってあった電子手帳をこっそりくすねるあたり小次郎という男はただものではない感じがする。
弥生達が帰ったあと孔から事件の詳細について聞く。
まず事件は孔が旅行に行っている間、この家の管理を友人に任せていた間に起こったらしい。その盗まれたという絵の写真をも見せてもらったが、予想外の小ささ(写真の絵の横にあるのがマッチ棒)に驚く小次郎。
そして依頼というのは、この絵の在処を今日を含めて”3日以内”に掴み孔本人に報告すること。こんな小さくて、しかも盗まれたのか紛失したのかも解らないものを3日以内で探し出せとは…ハードな依頼だ。
小次郎は部屋の搜索を行い窓についた土と、絨毯に残った窓から絵の入っていたという棚に向かって続く足跡という手掛かりから、何者かがこの部屋に窓から侵入して絵を盗んだという推測をするが、あまりに作為的な手掛かりにはっきりとは言えないが”裏”を感じ取る。
今回盗まれたと思われる絵が”金銭目当て”で盗まれたものなら裏ルートで既に売買されているかもしれないと判断した小次郎は、情報屋の”グレン”と連絡を取り今回の絵が流れていないか調べてもらうように依頼する。
(ついでにグレンに修理を依頼していた”拳銃”も引き取った)
そして二階堂からくすねた電子手帳を自分の端末にコピーした後、二階堂にまた気づかれないよう返すために気は乗らないが桂木探偵事務所に向かう小次郎。
二階堂の胸ポケットに手帳を戻し、それすらも気がつかない二階堂に罵声を浴びせられながら事務所を出る小次郎の後を弥生が追いかけてくる。
弥生の話では今回の依頼は二階堂が中心になって動くことになっており、二階堂も現場の状況から小次郎と同じ推測をしているようだが、さすがに”裏”の部分にまでは考えが至っていないようだ。
そしてここでの二人の会話から、3か月前まで小次郎と弥生は恋人同士で同棲していたらしいことがわかる。二人の関係は小次郎が一方的に部屋を出ていった(父親の件が理由)ことで破局したようだ。
二階堂の電子手帳からコピーした情報には、なんのことかはわからないが”Mに連絡”という言葉と、あの孔という人物が”エール外国人学校”の校長であることがわかる。
(あとは二階堂が集めた女性局員の3サイズなどが入っていたw)
小次郎はとりあえずそのエール外国人学校に行ってみるが既に夜になっていたため校門は閉まっていた。
学校に併設されている図書館がまだ開いていたので入ってみると、この学校の関係者らしい”松乃”という女性と出合う。松乃に図書館を訪れた要件を聞かれ、とっさに(盗まれた絵の)絵画の様式について調べに来たと答える小次郎だったが、もう閉館時間なので明日また来てくださいと言われてしまう。
さてもう気がついていると思うが、今まで登場した一部の人物やワードは前回までの”まりな編”にも登場している。弥生はまりなの友人として登場しているし、まりなが潜入している”エール外国人学校”やまりなの世話役として登場した松乃、あとちょっとだけだが二階堂や茜も登場している。
本作はこのようにして別々の主人公動詞の物語がリンクしていくようだ。
このあともいろんな人物と出会うが、その部分はのちのちフォローするということで今回は長くなるので割愛。
なんやかんやでやっとこ事務所に戻ってくると、今度は事務所の裏手で朝ぶつかった少年が3人の不良に絡まれている場面に遭遇する。面倒事は嫌だがさすがに放っておく訳にもいかないので、不良共を蹴散らし少年を助ける小次郎(腕っ節もそうとうあるらしい)。
少年は助けられた安心のためか、その場で気を失ってしまう。
止む無く少年を事務所へ運んでベッドに寝かせ、少年のためにわざわざ薬を買いに行った小次郎が事務所に戻ってくると、ベッドに少年の姿はなく風呂場からシャワーの音が聞こえます。
男同士の裸の付き合いでもしながらなんでこんなことになったのか聞いてみようと思った小次郎が、自分も裸になって風呂場のドアを開けると…
なんとそこには褐色金髪の全裸美少女が!!!
な、なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!!!
ってなわけで、次回「12月4日 まりなパート」へ続きます。
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