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経済
時短需要が活発化 飲食メーカー手早く簡単商品相次ぐ
2013.2.27 18:36
共働きや単身世帯などの増加により、調理などを簡単に手早く済ませたい「時短需要」が高まっている。こうした動きを受け、サントリー酒類は27日、水割りにしないですぐ飲めるカクテルや焼酎などを4月までに5シリーズ投入すると発表。他の食品メーカーも時短需要を狙った商品を相次ぎ投入している。国内市場が縮小する中、仕事や趣味に多忙な現代人のニーズを取り込もうと、各社が“時間との戦い”に挑んでいる。
サントリーが順次発売する5シリーズは、ウオツカやウイスキーなどすべて瓶入り。このうち4シリーズは、これまで水割りなどの一手間が必要だった同社の人気商品をベースに開発した。カクテル作りを面倒と感じるが、缶入りチューハイなどでは物足らない20~30代の若年層に訴求、5シリーズ全体で年間27万ケースの販売を計画する。飲食店でも手軽に提供しやすいことから、外食向け需要も視野に入れる。
食品業界では、大塚食品(大阪市)が今月、レトルトカレーの「ボンカレーゴールド」を電子レンジでの調理対応にリニューアル、調理時間を6分短縮させた。味の素が昨年8月に発売した水と油を使わずに調理できる冷凍食品「ギョーザ」は簡便さが人気を集め、売り上げは前年比約3割増と好調に推移している。
調査会社ソフトブレーン・フィールドによると、共働き世帯の増加などにより9割の主婦が家事の時短を望んでいる。「時短したい家事」を尋ねると「炊事」が約60%とトップだった。日本政策金融公庫の調査でも、今後伸びる商品の要素(複数回答)として「簡便」をあげる食品メーカーが20.4%と多数を占めた。
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