2009年11月29日号: ◎「キリスト教は排他的」−−小沢一郎民主党幹事長発言に日キ連が抗議=0911290102  
執筆者: jp
発行日付: 2009/11/24
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 民主党の小沢一郎幹事長が11月10日、全日本仏教会の松永会長と会談後記者団に、「キリスト教文明は非常に排他的で、独善的な宗教だと思っている。排他的なキリスト教を背景にした文明は欧米社会の行き詰まっている姿そのものだ」と語ったことに対し、日本キリスト教連合会(山北宣久委員長)は11日、小沢幹事長に抗議文を出した。
 小沢氏の発言は「キリスト教に対する一面的理解に基づく、それこそ『排他的』で『独善的』な発言であり、日本の責任政党幹事長が世界人口の約3分の1のキリスト者がいる国際社会に向けて発言した言葉として、その見識を深く疑わざるを得ません」と批判。
 「『汝の敵を愛せよ』と説き、生命を捧げてすべての人のために仕え切ったイエス・キリストを救い主と信じるキリスト教は民族・国境・思想等のあらゆる差異をこえて平和の実現のために努力しています」とし、日本キリスト教連合会も、日本宗教連盟傘下にあって「全日本仏教会」とも協力して広く差別偏見からくる排他性と戦っていることなどを紹介。「そうした働きを否定し、キリスト教を排他的と決め付ける言葉」に抗議し、撤回を強く要求した。
 
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