この日の夜、洗面所から悲鳴が。
息子の前頭部に、円形脱毛症。
この頃、部活の件で相当悩んでいたのです。
6.19の暴行の日、友人からホーム焼肉に誘われました。
息子は、そこのおばあちゃんが大好きで、いろいろ話します。
その方に言われました。
「部活やめたいって言ってるよ」
「えええ?なんでよ」
「体、きついって」
「何甘ったれたこと言ってるの?そんなの取り合わなくて良いから」
こんな会話がありましたが、
この時、もっと聞いてあげれば良かったと後悔しています。
息子の誕生日は、5月ですが、
バスケ部に入ったという事で、上の子が、
本人なりに奮発をして、良いバッシュを買ってあげているんです。
私が買うつもりでいたのに、兄弟2人で松本まで見に行く約束をして。
それから1か月でやめたいなんて、お兄ちゃんだってがっかりする。
この日、足を引きずり自転車を押して帰ってきた息子は、
私には「部活で筋を違えた」と言っていたのです。
この日に事実を報告し、即病院へ行って診断書を取っていれば、
もっと早く片付いていたのに。
筋を違えて歩くのが辛いと言われて、マッサージに行かせてしまいました。
それからの1か月半、息子は、自分で「武装」していたのです。
次にあんな目に合ったら、自分で立ち向かおうとして、
いつもポケットに「尖った鉛筆」や「はさみ」「コンパス」を入れていたとの事。
円形脱毛症は、そんなストレスからだったと思います。
そして、翌日、部活の副部長という父兄から電話がありました。
「8月4日の、予定表では『部活』で行くことになってる試合ですけど、
『社体』で行くことになりましたから」
「部活で行く試合を、社体に変えるなんて事があるんですか?」
「時間が長引きそうなので社体にしたんです」
そうですか・・・。
家は、社体は少し検討するとは言ったけど、入っているので、参加はできます。
しかし、ひとりだけ社体に入っていない子がいたのです。
その子だけが参加できなくなってしまうという事。
それを保護者の胸三寸で決めてしまうって、よくある事なのかなあ・・・。
たまたま、中学生がいる人と会ったので、聞いてみました。
「だいたいの人は、社体と部活は両方入ってるから、そんなトラブルは無いけど、
細かく言うとおかしいかな」という回答。
「部活の試合」は学校行事に準ずるものなので、
社体の父兄が勝手に予定を変えるのは、あり得ないという話。
とりあえず、よくわからないので、これも学校に聞いてみよう・・・。
これが普通の事で、頻繁にあるようなら、社体はやめない方がいいだろう、
と、思いました。
社体に入っていなかった子は、同じ小学校から行った子なので、
「××だけ、行けないってこと?」
家の息子は、ちょっと驚いていました。
「なんか可哀想、じゃボクもやめて一緒にシューティング行こうかなあ」
よくわからないシステムです。
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