企画・制作：東京テレホン放送　語り：井上　瑤／平辻　朝子　イラスト：かわさき　えり

語りを楽しむ昔ばなし　民話の部屋

「民話の部屋」は、日本各地に古くから伝わる昔ばなしを、音声と文章でお楽しみいただける
コンテンツです。※毎週新しいお話を追加していますので、色々なおはなしをお楽しみ
いただけます。お子さんとご一緒に、ご家族とごゆっくりお過ごし下さい。
※年末年始を除きます。

二月の部屋(にがつのへや): むかし、あるところに爺さと婆さが暮らしてあったそうな。
ある日、爺さは山へ柴刈りに行ったと。
梅の古木をカッツン、カッツン伐っていると、きれいな娘が現れて…

尻っ尾の釣り(しっぽのつり): 昔々あったと。　あるとき、兎(うさぎ)が川の縁(へり)へ出てみたら、
一匹の川獺(かわうそ)が川の中から魚を捕(と)って来て、うまそうに食うておった。
それを見た兎は、魚が欲しくて欲しくてたまらんようになった。

鶴(つる)とばくちこぎ: むかし、あるところにバクチ打ちいたと。
毎日、毎日バクチ打ってなんもかも無くなってしまったと。
しまいに自分の嬶（かか）を売りに行ったと。

日本地図

「とんと昔あったとさ」は、お電話でもお聴きになれます。
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語りの演出などにより、民話の語り（音声）と民話の文章表記では、言い回しなどが若干異なる場合があります。
一部民話について、民話の語りの後に「パンの一口メモ」など民話に関係のない音声が流れる場合があります。これはテレホンサービスに使用した当初から付加しているもので、資料的価値および当社の方針により、そのままで使用しております。また、音源が年月を経ているため、お聞き苦しい箇所がある場合がございます。
文中の漢字、カタカナ、句読点などの表記は元原稿に従っており、したがって現状の日本語表記とは適合しない場合があります。
上記について、ご了承の程、よろしくお願いいたします。