カラーにこだわりアンチエイジングを目指すカラーリスト皆巳達郎ブログ

関西でも数少ないカラーリング専門のスタイリストの皆巳達郎です。

カラーリングを追及するためにカラー一筋になりました。
現在某有名企業の講師をし、各地方をいろいろ行動しています。


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カラーのビジュアルイメージを口頭で説明するのは結構難しいものです。色見本や写真等での確認が一般的です。カラーのオーダーの際に知っておくと相互理解が深まるカラーに関しての基礎知識を紹介します。




色味の基礎知識




美容師の卵が行く。





左の図のように色を順序立てて円環にして並べたものを色相環と言います。



暖色系、寒色系、中間色系とに分類されます。



任意の色の対局に位置する色を補色と言い、混ざると灰色になります。



カラーリングは色見本で選んだ色をそのまま塗布する訳ではなく、アンダートーン(※塗布前の明るさ、色味)によっては補色を混ぜたりしながら希望色に近づけて行きます。







簡単に言うと赤みを消したい場合は緑(マット系)が有効という具合です。




カラーの色味の通称




●アッシュ系→青味のある色、青味のある灰色



●マット系→緑味のある色



●オーク系→黄色味のある色、ベージュ系とも呼ばれる。



●ウォーム系→暖色系全般



●カッパー系→赤味のつよいオレンジ、モカ系と呼ばれる事もある。



●ピンク系→赤味のある紫



●メタリック系→淡い紫



●ロース系→深みのある赤、ボルドー系と呼ばれることもある。











明度と彩度の変化による色味の違い




美容師の卵が行く。






色味は明度と彩度によってニュアンスが変わります。例えば明度が上がる程色味は薄くなりアンダーの色味の影響をうけやすくなります。以下の図で明度と彩度の変化により色味がどう変化するのかをご理解ください











カラーニュアンスの通称




淡・薄→ペールカラー



浅→ライトカラー



明→ブライトカラー



強→ヴィヴィットカラー



濃・深→ディープカラー



暗→ダークカラー



弱→スモーキーカラー、グレイッシュカラー




シングルカラーには限界があります



黒髪は脱色すると、黒→赤→赤橙→黄橙→黄→淡黄といった具合にトーンアップしていきます。通常のカラーリングでは(ブリーチやライトナーを使用せず)黄色までは脱色してませんので透明度の高いペールカラーやスモーキーカラー、またはヴィヴィットカラー等はブリーチでトーンアップしてからでないと出せません。アンダートーンの影響をうけるシングルカラーには限界があることを知っておいて下さい




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