はい、第一回は十二国記です。
私をアニメ漬けにした作品でレビューも難しいのですがやってみます。
アニメ自体は良く見るほうでしたがここまで考えさせられ見たものはなかったです。
当時いろいろありまして悩んでいたのもあって深い作品に魅せられました。
以後はジャンルを絞ることなく廃人のようにアニメを見るようにw
原作にも興味が湧いた始めての作品ですね。
原作はホラー小説に定評のある小野不由美さん、見終えるころには主上と仰ぐでしょう。
NHKがアニメ化した一応ジャンルはライトノベルのファンタジーになるのかな?
ちなみに十二国記というタイトルではなくてそれぞれの巻にタイトルがつくので
十二国シリーズなどとよばれているそうなでアニメでは十二国記となったようです。
その名のとおり十二の国が織り成す異世界のストーリーですね。
残念ながら十二国すべての登場はできませんでしたが・・・
またライトノベル特有の固有名詞の多さは徐々に説明されたりされなかったりw
NHKでは難解なストーリーを解説する特番を組む気合の入れようでした。
まぁわからない言葉は頭に?と思っていればいいんじゃないかと・・・
それではOP(オープニング)十二幻夢曲カット版ですフルは長く壮大ですよ。
ちなみにサブタイトルが無いので見たい場面がすぐ見られないジレンマをw
冒頭の島国と大陸がその十二国です。
設定上北に行くほど寒さが厳しかったりするようですが
地球と同じように一周できたりするのかは不明です。
中華風な音楽になぞの絵が壁画のように出てきますが
意外とこれ世界をあらわすキーがちりばめられたな絵だったりしますが

わからなくても問題はありません。そーだいそーだなぁぐらいで。
物語の主人公はとある女子高生 中嶋陽子。
普通と言いたいのですが優等生を悪気無く作っているというのが正しい表現かと。
それがこのころの陽子の処世術だと思うから・・・

最近は悪夢に悩まされているようですが取り合ってくれないなど
のっけからなぜか髪を染めているなどと言われてたりしますが
地毛だそうでちゃんと黒く染めて学校へ通っていたようです。
実際地味で委員長を押し付けられ断れないなどという
判子を押したような真面目ちゃんであったりする
しかし学校では目立つことを嫌い、クラスではいじめが横行するも

今回はいじめられている杉本さんの隣の席がいやだと文句を言い出すやからに
しかたなく自分が隣となることで事態を収拾させることにした陽子。
体裁で不干渉を決め込む陽子は要するにまわりや先生たちにとっていい子。
でも、いじめられる杉本さんに理由はあると思っていたり助言はするが
朝にガン無視を決め込んでおいて今「友達でしょう?」とはよく言えるもの・・・
一応、朝に登場した浅野君と杉本さんは実はアニメオリジナルキャラです。
原作には関わらないが大きく説明役を果たしてくれるので見ておくといいです。
さて美容院へは行かず・・・深夜徘徊な陽子は
「おまえ血の臭いがする」なんて謎の人?初対面に言われたり
悪夢といいものすごく人を不安にさせてくれます。
が、重要人物です。
さくっと授業中に居眠りをかまし悪夢、一晩徘徊しただけで
夜遊び疑惑がかかり職員室にお呼び出し
「優等生に限って裏じゃ何やってるか・・・」って始末
放課後まで残る陽子に訪れるのは・・・
金髪長髪長身の怪しい男!
「あなただ、お探し申し上げた」
「どうか私とおいでください」クラスのみなが見守る中こちらの問いに答えることは無く
男の影からは「タイホ追っ手の気配です」
問答無用に連れ去ろうとする金髪男は「説明をする余裕がありません」とのこと
言葉は丁寧ですがどう見ても拉致しようとしてるとしかw
案の定陽子は手を振り解き距離をとりますが。詰め寄る男。
「間違いありませんあなたです」「人違いです」「頑迷な」←今この人「ちぃっ」て思って吐いたでしょ!
そして・・・
「御前を離れず忠誠を誓うと制約する」跪いてはいるのですが
「許すとおっしゃい、命が惜しくは無いのですか?」何この丁寧な脅迫?まぁ気圧されて許すって言った陽子・・・
やっと先生の到着ですが

ここは危ないので去れ、あなたには関係ないの男のやり取り
彼は相当の説明嫌いなようですwそして一瞬ガラスが割れるとともに
クラスは惨状!

しかし陽子と男は無傷で・・・血だらけの先生には疑われる始末に
陽子は逃げ出し、追ってくる男、先々で割れるガラスに怪我する学生
「無関係なものの死がお望みで無いなら早く屋上へ」(またこの人脅迫してくるんですけどわけもわからず男の助言に従い屋上へと向かうことに・・・
浅野君との間抜けなやり取りに
現れる大きな鳥が襲ってくる。
一連のガラス破損はこいつのようです。
「何?あの鳥」「コチョウです」(なんでそう言うどうでもいいことはすっと教えるのかw先制攻撃に屋上はボロボロ、圧倒的過ぎる。

化け物には化け物をとばかりに
ヒョウキという狼っぽいのとカイコという羽の生えたのを召喚する男
「人間?」「カイコです」
(うん、この人に物を尋ねるのはもう・・・ようやく説明する気になったかと思えば
「あなたは私の主、お受け取りください」とカイコが持ってきた豪奢な刀を
押し付けてくる・・・
(強要ボソっ興味深々の杉本さんが質問し答える男
「あなたは誰、いったい何者なの?」
「ケイキ」(うん、問答がまともに通ったのが主でなく杉本さんかよ・・・便乗して質問してみる陽子
「ケイキさん説明してくださいどうして私を」
「あちらへお連れするために」(この人と問答するの疲れるわっとしばしの説明タイムはコチョウを
押さえつけられなくなってきたヒョウキの劣勢により終了
「私には剣を振るう趣味は無い」と
陽子に剣を取り戦えと無茶振りを強いてくるケイキ!
結果
「何で私がっ!」と剣を投げ捨てる陽子

その対応にケイキ
「愚かな」←ずっと思ってたでしょ?事態はあらたにハンキョを召喚し対応するケイキ
刀はヒョウキが拾ってきて、カイコに陽子を安全な場所へと
それに陽子は浅野君と杉本さんを!と懇願
ジュウサクというゴリラを召喚して
いったんは退避という形に・・・

雨が降り出し場所を港に移して休息ともいかず
「またコチョウか」またってことはさっきの倒したんかなっと
で、やっぱり陽子に刀であれだけでも倒せといってくるケイキ
あんまり触れてませんでしたが杉本さんは刀を私に貸してとノリノリだったり
まぁスイグウトウという刀は陽子専用ですでばっさりですけどね。
いい加減陽子に刀が使えないと言われて悟ったのでケイキは
「ヒンマンをお貸しする」と・・・
ジョウユウを召喚し陽子に取り付かせます。
ちょっとわかりづらいので説明すると
ヒンマンという種類のジョウユウという名前の化け物をですね
押し付けてくださったんですね・・・
要するにケイキの判断でも素人の陽子に剣を使わせることのできる
状態にしてくれるのがヒンマンという化け物なのです。

「くれぐれも目だけは閉じぬよう」

と言い残し陽子だけにする外道ども・・・
戦闘のプロのように一閃でコチョウを撃退

小説だとこの瞬間に刀を通して肉を裂き骨を断つ感触など
陽子の味わったいやーな思いがアニメでは表現できないのが惜しい
化け物とはいえ生き物を殺めた陽子の気分は悪夢と同様。
さてコチョウを倒しましても、追っ手の一片に過ぎないからついて来いのケイキ
家に帰りたいし、ついでにジョウユウを取ってと頼む陽子に
このトンチキケイキさんはジョウユウに「姿を現さず無いものとして振舞え」です。
今後ジョウユウさんが頑張るわけですが無いものと振舞うのでちょっとあれです。
そしてあちらの世界に行くなら私を連れてけとノリノリの杉本さん
まぁ適応能力は高いかもしれませんがいわゆる中二病です。

ついでにいじめられていたのもあってこちらに興味が無い!
ちょっと大事そうなので居場所のあるなしなのかなぁって思うところ
でもこの対比される二人の結末は見てみるべし!
月を映したような海を突き抜けるとそこはまた世界だった・・・

あれ、世界間移動今見るとすごい一瞬だなw小説のイメージかな?
ちなみに私は地上波放送から入った人なのですが
書店に駆けつけるとまだ十二国は展開してましたので
アニメを見終えて小説を読み始めた方ですが・・・
読みづらい!けどアニメに無い表現が多々読むべし!
さてED(エンディング)は月迷風影・・・いい歌ですね。
OPはインストで壮大です

こちらは十二国旅する形で・・・
いかがだったでしょうか?
主人公としては陽子よりも杉本さんの方が適役にも思えますが
敵が来た剣を放り出す、一般人が巻き込まれるにしては
リアルだと思いませんか?
化け物登場に突然人が死に自分が疑われ刀持ちついて来い!
これにやってやるわ!なんて人どれぐらいいるか・・・
さぁ次回へと参りましょう。
- 関連記事
COMMENT
COMMENT FORM