山口代表、96条改正先行に慎重 「9条改正に結びつくとの声も」公明党の山口那津男代表は16日、安倍晋三首相が主張する憲法改正の発議要件を緩和する96条改正の先行実施に慎重な姿勢を示した。「憲法全体を見た中で、改正手続きの議論を位置付けるべきだ。96条改正が9条改正にストレートに結びつくと心配する声もある」と述べた。大分市内で記者団の質問に答えた。 同時に「国会の憲法審査会で改正の課題を議論している。立法府で落ち着いて議論するのが当面の課題だ」と指摘した。 【共同通信】
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