2013/02/27 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
DIGITAL LANCER
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SPECIAL
今年のモバイル業界の最注目はFirefoxスマホ
 今週は2月25日から28日にかけて開催される世界最大級のモバイル関連のイベント「Mobile World Congress 2013」(MWC)から目が離せません。毎年、この時期にスペインのバルセロナで開催されるのですが、スマホやタブレットなど、今年の新商品の動向が、このイベントを追っていくことで分かります。

 開催前日の基調講演で一番の話題を集めたのは、初お目見えした「Firefox OS」搭載の端末のようです。「Firefox OS」自体は、すでに昨年のMWCで発表されておりますが、いよいよ製品版が登場したというわけです。

 国内でもKDDIが導入するとのことですが、早くても2014年になりそうだとのこと。また、ソニーもFireFoxスマホの投入を告知していますので、しばらくはFireFoxスマホの最新情報が常に大きな話題となりそうです。

 この「Firefox OS」ですが、完全にオープンソース化されているので、従来の携帯電話と同程度の価格でスマホを市場に投入できるのが大きなメリット。Appleも安価なiPhone発売の噂が流れていますし、今年からは、スマホが安くなることで、新興国を含めて世界中の人がネットにより気軽につながる時代となるのでしょうね。

 これからは益々ネットを通じたデジタル界の情報が重要になってきそうです。そんな大切な時期なのですが、皆様に楽しんでお読みいただいたDigital Lancerは、この号で休刊となります。今後は、家電のまぐにて、同様に最新のデジタル情報をより多くの方に届けていきますので、これからもよろしくお願いいたします。

 では、しばらくのお別れとなりますが、今週もDigital Lancerを皆様お楽しみください。
(ホリー)

 
LANCER'S EYE
日本企業の「ものづくりの病」を打破する方法
〜中島聡の「週刊Life is Beautiful」〜
 私が何度か足を運んだことのある IDEO のビジョンにも通じる話ですが、顧客からの要望に従って商品を改良していくのには限界があり、そこから一歩先に進むには、顧客の行動を良く観察し、潜在的な需要を掘り起こさなければならない、という話です。

 家庭用のテレビが典型的な例で、最近の 3D、4K(ウルトラハイビジョン)、スマートテレビなどの方向性は、「こんなことが可能になったから」という技術指向のものでしかありません。
TOPICS
 消費者を観察すれば、「若い人達はテレビを見ない」「FacebookやTwitterで過ごす時間が延びている」「違法と知りつつ、違法ダウンロードが絶えない」「テレビを見る時もスマートフォンは手放さない」「録画して見た方がコマーシャルが飛ばせるので好ましい」「でも、スポーツだけは生で見たい」などの傾向が見えてきます。

 家電メーカーが今すべきことは、「テレビ事業をどう立て直すか」ではなく、こんな傾向を持つ消費者に対して「自分たちがどんな価値を提供できるのか」を徹底的に考え直すことだと思います。そして、その結果「テレビを作ることは儲からない」と判断したならば早々に切り離すべきだし、「これからはコンテンツが鍵を握る」と思うのであれば、そちらへの積極的な投資をすべきなのです。

「家電メーカーとしてどんなことをしてでもテレビ事業だけは手放せない」という固定観念にとらわれていては、これからの時代、生き残っていけないと思います。
中島聡
マイクロソフトでWindows95、98Explorer 3.0/4.0 のチーフアーキテクトなどを務めたのち独立。
現在は株式会社UIE ジャパンの代表取締役を務める。
有料メールマガジン「週刊 Life is beautiful」では最新のコンピューターニュースや経営について解説。
また、プログラミング技術など読者の質疑応答のQ&Aコーナーも好評。
 
 
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COLUM
COLUM
ビジネスマン必見!ジャーナリストが教える「正しい質問」の仕方
誠Biz.ID
 優れた「洞察」はあなたのキャリアや組織、ビジネスを前進させます。そして、正しく質問するスキルこそが洞察を得る鍵となります。ところが、大半の人は質問をするのがすごく下手です。ここでは、正しい質問の仕方を専門家から学ぶことにしましょう。

 もしあなたが、ウォルター・クロンカイト(米国の著名なニュースキャスター)みたいなインタビューができたとしたら、会議をより有益なものにできるでしょうか? メンターたちからより価値を引き出すことができるでしょうか? エレベーターで重役と鉢合わせたり、カンファレンスで業界の有名人と出会ったりしたときに、そのチャンスを実りあるものにできるでしょうか?

 答えは「イエス」です。

 メディア企業「The Atavist」を創業する以前には、米誌『ザ・ニューヨーカー』などに記事を書いていたジャーナリストのEvan Ratliff氏はこう言っています。

 個人的にフリーランスで仕事を進める以外には、ビジネス経験が乏しい私を本当に助けてくれたのはジャーナリスト時代に培ったスキルでした。中でも役に立ったスキルは、「アドバイザーやクライアント含め、あらゆる相手から、価値ある回答を引き出せる質問スキル」でした。

 良い質問はあなたのキャリアや組織、ビジネスを前進させます。また、会話をより価値あるものにし、たくさんの洞察を生み出します。「ジャーナリストから学べるスキル(英文)」のうち、一番役に立つものは、熟練した「質疑応答」のスキルなのです。

 問題は、多くの人がひどい質問ばかりすることです。私たちはベラベラしゃべり過ぎる上に、悪い回答で満足してしまいます。単刀直入に尋ねることをためらったり、自分の無知がバレるのを恐れてスローボールばかりを投げたりします。そして、自ら成長の機会を逃しているのです。

 そんなことをする必要はありません――
続きはコチラから
効率アップ、クオリティアップのためのデジタル仕事術『誠 Biz.ID』より
 
BUSINESS
BUSINESS
かっこいいWEBは物が売れるのか
永江一石氏のメルマガより
【質問】
 ネットショップとして、今後スマホサイトは必須だと考えているのですが、“物が売れるスマホサイト”とはどのようなデザインなのか、ご意見をお聞かせ頂きたいです。

【回答】
 たとえばiOSからショップを見ている人の比率は結構高いです。30%くらいになっているショップもあります。わたしがカスタム版を開発してもらって使用しているのはWordPressのプラグインですが、このカートのテーマはアドオンのプラグインガラケーとスマホで適正化できるので試してみましたが、正直芳しくないので元に戻しました。ガラケーの人はガラケーでしか買い物できない(パソコンがない)ので、ガラケーユーザーが多いサイトではこうしたことは必須ですが、スマホではどうかというとちょっと懐疑的です。
 AmazonでもeBayでもスマホアプリがありますが、使いやすいかといえば全く逆で、やたら簡素化されていて全く使いづらいです。本当にこれで決済まで行う人がいるのか、かなり謎です。ショップで見たい詳しい部分や、各ページが見えないことも多々あり、私自身は買い物はスマホやスマホ用アプリでは行いません。iPadのときも適正化アプリは使用せず、Chromeで普通に見ます。
 調査データがあるわけではないのですが、スマホとPCがある場合、スマホでは調べるけど実際に買い物するのはPCというケースが大半ではないでしょうか。逆にスマホしか持ってない。PCはないという顧客層は、お金があまりないわけで、いい顧客層とはいえません。もちろんギャル系とか、主婦だけというショップであればスマホ専用のショップに力を入れるべきですが、通常の場合はモバイルは出先などでちょっと調べてみる程度に使い分けていると思っています。
 そして特に韓国製、中国製のAndroidのスマホは、色が全くオリジナルより強調されて「ケバく」なっています。特にGalaxyはめちゃくちゃ青みが強いため、ワンセグでテレビを見るとグリーンがかってかなり汚いです。これで服とか買われたときには「色が違う」と大クレームになりかねません。
 結論になるか微妙ですが、私個人としてはショップについてだけいえば、スマホサイトは必要ないようにさえ思います。見やすいPCサイトなら、最新の画面が大きなスマホなら、拡大しても十分使用に耐えるからです。つまりは、スマホで見てもわかりやすいPC用のショップを作った方がよいのではないかと思っています。
Web マーケティングのプロ永江一石が
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FUTURE
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すがやみつるのデジアナガジェット
『ぼくのPC遍歴』
すがやみつる氏のメルマガより
≪02/20号からのつづき≫
 娘の出産見舞金でポケコンPC‐1260を家族に内緒で購入。それからと言うもの仕事の合間を縫っては、喫茶店や電車の中でプログラム作りに励みました。

 しかし、1行だけのポケコンでは制約も多く。ボール紙の上にオセロのような8×8のマス目を描き、100円硬貨が自分が乗るエンタープライズ号、10円硬貨が敵のクリンゴン……と決めて、乱数で宇宙船を動かしながら、敵のいそうな方向に向けて波動砲を発射する……なんてプログラムでした。

 このプログラムを作るために、中学生向けだったか高校生向けだったかの数学の参考書を買ってきて、三角関数の復習をしたのを覚えています。で、結局、ポケコンは、すぐに使わなくなってしまいます。あまりにも小さなプログラムしか組めず、関数電卓の真似さえもできなかったからです。

 一方、マンガの仕事は多忙になるばかりでした。小学館は『ゲームセンターあらし』のコミックス刊行を急ぐためか、冬の増刊号でも100ページ読切りを描いたと思ったら、ついには「別冊コロコロコミック」まで創刊したのです。『ゲームセンターあらし』のコミックスも、1年の間に第5巻まで進み、総計100万を突破することになりました。

「コロコロコミック」連載マンガの中で、これほどの部数が出るマンガは、これまで『ドラえもん』以外にはありませんでした。それがページ数を増やす原因だったのでしょう。掲載ページが増えれば、コミックスの刊行ペースも早まります。

 さらに「週刊少年マガジン」のマンガ原作もあり、『仮面ライダー』などのコミカライズ作品も連載し……と、あいかわらず忙しい日々が続いていました。

 しかし、パソコンに触れないと、ますます禁断症状がつのります。そこでまた、新たな手を考えました。それは……

──パソコンのマンガを描けば、天下晴れてパソコンに触れるじゃないか……!この発想が『こんにちは マイコン』へとつながっていくのでした。
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PERSON
PERSON
ソフトウェア流通業の革命児
Masayoshi Son
孫 正義
『日本で手に入るソフトウェアが完全に包囲した時に、ユーザーが我々のメッセージを理解する』

 1981年に株式会社日本ソフトバンクを設立。ソフトウェア流通業の革命児としてビジネスを起こした起業家。

 現在、ソフトバンク株式会社(SOFTBANK CORP.)は携帯電話等の電気通信事業者、インターネット関連企業、出版社等を傘下に置く持株会社。

 プロ野球チーム「福岡ソフトバンクホークス」の親会社でもある。1987年7月23日の朝に孫とはじめてシアトルのヒルトンホテルで会った。

PERSON

 白いTシャツ姿の若々しい好青年のイメージだ。なんと一緒にビル・ゲイツのインタビューをした。

 彼とは何度か米国を旅したが、いつも笑顔で前向きであった。
若き日のジョブズやゲイツを収めた写真集
小平尚典「e-face」IT 革命の先導者たちより掲載
電子写真集『シリコンロード』は、iPhone・iPad アプリ「グリフォン書店」にて絶賛発売中。
 
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【デジタルランサー】2013/02/27 号(毎週水曜日発行)
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責任編集 :堀江大輔
スタッフ :本村彰英
 
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