メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

トピックス

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

甲状腺の内部被曝「1歳児50ミリ未満」 30キロ圏内

 【大岩ゆり】東京電力福島第一原発事故の影響を調べている国連科学委員会(UNSCEAR)は、原発から30キロ圏内の1歳児の甲状腺の内部被曝(ひばく)線量を平均50ミリシーベルト未満と推計した。国連科学委員会の責任者が26日、福島市内の国際会議で明らかにした。世界保健機関(WHO)が昨年5月に出した線量推計の半分程度の線量だった。

 国連の推計では、WHOの推計に間に合わなかったデータも採用し、地区ごとに典型的な避難行動も考慮して推計した。この結果、1歳児で平均で50ミリシーベルト未満と推計された。

 WHOの推計では、浪江町の1歳児の甲状腺被曝線量は100〜200、それ以外の福島県の1歳児は10〜100ミリシーベルトだった。WHOは、20キロ〜30キロの住民の避難は事故4カ月後との想定で、吸入のほか飲食も考慮したが、国連は呼吸による吸入しか考慮しなかった。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料会員登録はこちら

朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら

今だけ!朝日新聞デジタルが、月額500円。詳しくはこちら
PR情報
検索フォーム

おすすめ

東日本大震災から間もなく2年。さまざまな形で、被災者に寄り添う各地の団体を紹介する。

箱根山の群発地震は富士山噴火の予兆?過去2千年間の資料などから被害予測図を示す。

電力業界からの広告費と引き換えに批判精神を後退させてしまったメディア。実態を検証。

緊急輸送道路を繋ぐ橋が、震災対応の司令塔となる自治体庁舎が崩壊する危険が…。

日本列島に広がる危険な斜面には、自治体にも把握されていないリスクが伏在している。

地盤対策は自己責任?日本全国で起こりえる災害被害。対策できることはないのか。

注目コンテンツ

  • ショッピング見た目は地味だけど大活躍

    機能充実!もう見逃さない

  • ブック・アサヒ・コム「おたく」の30年

    おたくは「視覚文化の申し子」

  • 【&M】きょうは、何の日?

    美人と一緒なら、毎日が特別な1日

  • 【&w】「物語を贈ろう」

    世界に一つだけの花束を贈る

  • 朝日転職情報

  • 就活朝日2014

朝日新聞社会部 公式ツイッター

※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。