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大阪市教委来年度から土曜授業実施
大阪湾コンテナ船と漁船衝突事故 運輸安全委員会が調査
「トラックが突っ込んできた」京都・山科区の国道で6台が絡む事故 6人が重軽傷
行方不明の6歳女児とみられる遺体 尼崎市のアパートで発見
田辺市でいじめ受けていた中学1年生が自殺未遂 父親は、、、
いじめ対策に”警察の力”・・・効果と是非
発達障害の殺人事件被告 一審の”求刑超える”懲役20年が二審は懲役14年に 
悪質ドライバーは尾行・張り込みも 京都府警が”専従捜査班”設置へ
「浪花酒造」吟醸酒に”安い酒混ぜて”販売
滋賀・大津市 「いじめ対策費」に約1億円を追加提案
「いじめへの適切な対応を怠った」 大津市の中学校校長を減給処分
関空沖衝突事故 タンカー船長ら2人逮捕
西宮市の二世帯住宅で火災 80歳女性が死亡、100歳女性がけが
最終更新日時:2013年2月27日 00:48
 

大阪市教委来年度から土曜授業実施

冬休みや夏休みの短縮も
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大阪市教育委員会は、来年度から公立の小・中学校全てで土曜授業を復活させ、冬休みや夏休みを短縮させることを決めました。

大阪市教育委員会は、土曜授業を11年前に廃止しましたが、去年から学力向上などを目的に公立の小中学校23校で試験的に実施していました。

授業を参観した保護者から、「学校での子どもの様子が分かる」などと好評だったため、教育委員会はことし4月から全ての小中学校で実施することを決めました。

授業は原則公開で、外部講師を招いた防災教育やスポーツ大会なども行います。実施する日数に上限はなく、教師の勤務状況をみて各校長が判断します。

また来年度からは小中学校で冬休みを2日間、再来年度からは中学校で夏休みを1週間短縮する方針も決まっています。
( 2013/02/27 0:47: 更新)
大阪湾コンテナ船と漁船衝突事故 運輸安全委員会が調査

調査を受けたコンテナ船
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関西空港沖の大阪湾でコンテナ船と漁船が衝突した事故で、国の運輸安全委員会は事故を起こしたコンテナ船の調査を行いました。

25日、関西空港沖の大阪湾で台湾のコンテナ船「WANHAI」とイカナゴ漁に出ていた漁船2隻が衝突し、漁船に乗っていた正木貴久さん(30)が死亡、南昌弘さん(30)が行方不明になっています。

海上保安庁は、漁船が見えていたのに避けて通る手段を取らなかったとして、「WANHAI」の船長・李元明容疑者(64)ら2人を逮捕しました。

また事故を受け、国の運輸安全委員会の調査員は26日、コンテナ船の破損状況や当時の航路を記録したデータなどを調査しました。

委員会では今後、事故当時にコンテナ船にいた乗組員から話を聞くなど、詳しい事故の原因を調べる方針です。
( 2013/02/27 0:46: 更新)
「トラックが突っ込んできた」京都・山科区の国道で6台が絡む事故 6人が重軽傷

防犯カメラにはトラックが車に追突する様子が・・・
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26日午後、京都市山科区で、トラックと乗用車5台が絡む事故があり、30代の男性1人が重傷を負い5人がけがをしています。

【目撃者】
「雷みたいな音が鳴ったので何かと思ったら、トラックがショールームに突っ込んで来たので死ぬかと思った」

前方部分がえぐられるように大破した車。
車と衝突したトラックは、店の塀を突き破って止まりました。

午後3時40分ごろ、京都市山科区小山南溝町の国道1号線で、トラックが前の車に追突したはずみで4台の車を巻き込み近くの車の販売店に突っ込みました。

この事故で、30代の男性が一時車の中に閉じ込められ顔などに重傷を負った他、子どもを含む5人が軽いけがをしています。

【目撃者】
「『がしゃーん』という大きな音がして、何事かと思ったら突っ込んできたトラックが軽自動車をひきずっていた」
「信号待ちしてたら、隕石が落ちような爆音がした」

現場付近の防犯カメラには、トラックの前を走っていた車が右折しようと止まったところにトラックが追突する様子が映っていました。

警察によりますと、現場は片側2車線の中央分離帯のない道で、トラックは前の車に追突したはずみでセンターラインをはみ出し、反対車線を走っていた4台の車を巻き込ん後、販売店に突っ込んで止まったということです。
警察は、トラックの運転手から事情を聴くなど、事故の詳しい原因を調べています。
( 2013/02/26 19:56 更新)
行方不明の6歳女児とみられる遺体 尼崎市のアパートで発見

部屋に住んでいた母親の知人男性は「遺体あるとは知らなかった」
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大阪市東住吉区で、6歳の女の子が行方不明になっている事件で、児童手当を騙し取ったとして逮捕された母親が契約する兵庫県尼崎市のアパートから、女の子とみられる遺体が見つかりました。


東住吉区の6歳の女の子とみられる遺体は、女の子の母親の大滝ちぐさ容疑者(35)が契約する、尼崎市のアパートの一室から見つかりました。

遺体は押入れの中にあったスポーツバッグの中から見つかり、腐敗が進んでいて、髪の毛が付着したり産着があったりしたということですが、性別などは分かっていません。

数年前から行方不明になっていた女の子。
この春から小学校に入学する予定でしたが、就学通知に返事がなく、不審に思った市の職員が警察に通報し、発覚しました。

ちぐさ容疑者は、警察に対し「生まれた直後に具合が悪くなり死亡した」などと話していて、警察はちぐさ容疑者と夫の清人容疑者(53)を、女の子の児童手当を騙しとった疑いで逮捕しました。

当初、2人は警察の調べに対して「遺体は愛知県の海に棄てた」などと話していました。

しかし、ちぐさ容疑者が2008年10月から契約しているアパートがあるという情報をもとに、警察が26日、殺人の疑いで捜索したところ、遺体を見つけました。

この部屋は現在、ちぐさ容疑者の知人の30歳代の男性が住んでいて、男性は警察に対し「遺体があるとは知らなかった」と話しているということです。

【ちぐさ容疑者の母親】
「子どもがいることも知らないのに、亡くなっている(とみられる)ことを知るわけがない」

【記者】「(遺体が見つかった)尼崎市のアパートについては?」
【ちぐさ容疑者の母親】「何も知らない。今初めて知った」

警察は遺体が女の子とみて、DNA鑑定などを行い、詳しく調べる方針です。
( 2013/02/26 19:56 更新)
田辺市でいじめ受けていた中学1年生が自殺未遂 父親は、、、

父親は「向こうは冗談か面白おかしくやったかしれませんが、やられる方は胸にグサグサ刺さっていた」
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和歌山県田辺市の中学1年の男子生徒が、去年、自殺を図り、寝たきりの状態になっている事が分かりました。
学校は、男子生徒に対するいじめがあったことを確認していました。

【田辺市教育委員会の会見】
「彼の隠された思いに気付けなかったことが、中学校の教職員はもとより、教育委員会も残念でなりません」

田辺市教育委員会によりますと、田辺市立中学校1年の男子生徒は、去年12月、自宅で自殺を図り、現在も寝たきりの状態が続いています。
男子生徒は、バスケットボール部に所属していて、部活動中にボールを当てられたり無視されたりするなどのいじめを受けていました。
男子生徒は、去年10月、いじめを受けていることを担任に相談。
担任は、バスケットボール部の顧問らとともに加害生徒を指導し、加害生徒は男子生徒に謝罪しました。
しかし、男子生徒はその後も、「女の子のことでからかわれるので、テニス部に変わりたい」と担任に相談していたほか、男子生徒が嫌がらせを受けているのを複数の生徒が見ていました。
一方で、男子生徒は自殺を図る4日前、2学期を振り返る自己評価書に「友達関係は良くなってきた」などと記述していたということです。

【男子生徒が通っていた中学校の校長】
「彼が当日まで、何かものすごく悩みを持っていて、深刻にずっと考えていたものがどこにあったのかという事は、ここまでの範囲では見当たらない」

教育委員会は、いじめと自殺を図ったことの因果関係は分からないと説明していますが、男子生徒の父親は「いじめが原因だ」と訴えました。

【男子生徒の父親】
「小学生の頃からいじめを受けており、中学に入学したあともクラブなどにおいていじめを受けた事などから、これが自殺未遂の大きな原因と考えております。弁当箱が壊れてきた、水筒も立て続けに2本壊れてきた、メガネを買って持っていったらメガネケースがその日に割れてきた。向こうは冗談か面白おかしくやったかしれませんが、やられる方は胸にグサグサ刺さっていた」

教育委員会は、原因究明と再発防止に努めるため、第三者委員会の設置も検討するとしています。
( 2013/02/26 19:56 更新)
いじめ対策に”警察の力”・・・効果と是非

「ここまではいいけど、ここからは犯罪になると教えたい。」
暴力を伴い、時には自殺にまで発展する悪質ないじめが後を絶たない中、
警察に対応を求めるケースが増えています。
一方で、教育現場への警察の介入には、慎重な声もあります。

【大津いじめ事件、遺族の代理人石川賢治弁護士】
「今回の大津の事件で、非常に大きな事態に発展した原因は学校や教育委員会の初期対応が遅れたこと。早い段階で適切に連携すれば事態の重大化・複雑化を避けることができる」

いじめ自殺事件を担当した弁護士は、早期対応の重要性を強調しました。
大津市の中学校で、いじめを受けていた中学2年の男子生徒が自殺した事件では、情報開示に消極的な学校側の対応に遺族が苦しめられました。
しかし、事実の解明のため、警察は学校と教育委員会を家宅捜索。
遺族の要望を受け、生徒の事情聴取に保護者を立ち会わせるなどの配慮をして捜査を進め、当時14歳の少年二人を暴行容疑で書類送検、当時13歳の少年一人を児童相談所に送りました。

【大津いじめ事件、遺族の代理人石川賢治弁護士】
「今回の警察の対応は遺族の真実を知りたいという気持ちに十分応えるものだった。今後の類似事案のモデルケースとされるべき」

大津の事件以降もいじめが後を絶たない中、警察に対応を求めるケースが増えています。
去年、全国の警察がいじめが原因の事件で検挙・補導した少年の数は、おととしに比べおよそ2.3倍に増えました。
悪質な事件は増えていて、大阪府寝屋川市では去年7月、中学生が同学年の生徒を殴って鼻の骨を折り、髪の毛にライターで火をつけたとして逮捕されるなど、傷害は2倍、暴行は4倍に増えました。
いじめる理由は、「いい子ぶる・生意気」「力が弱い・無抵抗」「態度や動作が鈍い」が主なものです。
検挙が増えた背景には、大津の事件で関心が高まり被害届が増えたことがあります。
また、大津の事件では、遺族が出そうとした被害届を警察が拒んで批判を受けたことから、警察庁は対応の強化を全国の警察に通知しています。

大阪府忠岡町の中学校で、生徒に声をかける男性。
元警察官のスクールサポーターです。

【保田鐵男さん】
「私らごみを取る仕事じゃないけど、ただ(元警察だと)威張ってるように子どもにはそうみえれるから、ゴミを取りながら目を光らします」

保田鐵男さん(66)は、週3日学校を訪問し、教職員から問題が起こっていないかを聞き取り、生徒の様子を見回っています。

【保田さんと生徒とのやりとり】
「格好いいやつつけとるやん。隠してたらもっといい。ちょっとだけ見えるのがいい。今日朝来る時に誰が分からんかった。ガバーッと(フード)かぶってただろ。マスクして帽子して隠しとっただろ目しか出てなかった」

気になることがあれば、校長らと対応を協議。
警察官時代の経験を生かして、生徒には「イタズラ」と「犯罪」との区別を厳密に教え、いじめにつながる問題の早期解決を目指しています。

【保田鐵男さん】
「遊びの延長が本当の喧嘩になって殴り合いになる。ここまではいいけど、ここからは犯罪になると教えたい。(罪の意識)そういうのは子どもたちの頭の中に入っていないようですからね」

この学校では、サポーターを導入したおととし以降、年間100件以上あったいじめなどの暴力事案がおよそ3分の1になりました。
警察は、学校との連携を強化するためサポーターによる学校訪問を増やすよう指示していますが、大阪府内にサポーターはわずか10人しかいません。
サポーターは、非行防止教室などで手いっぱいでなかなか学校に来れないことから、忠岡町は2年前、独自に2人を採用しました。

【忠岡中学校 籠谷昌義 校長】
「教師だけが子どもの前に立っているんじゃなくて、先生以外の人も子供の近くにいる。この学校問題行動が多くてしんどい時がありましたから、子どもたちの話を聞けるチャンネルを増やしたいということがありました」

大阪府警少年課は、「いじめが命を脅かすような場合は積極的に捜査する」と話していますが、専門家は、「警察の一定の関与は必要だが、学校にも役割が残されている」と訴えます。

【兵庫県立大学 竹内和雄 准教授】
「これ以上したら終わりであとは警察!じゃなくて、そこからスタートして、学校・警察・裁判所とか(家裁)調査官などの大人が、その子(加害生徒)のためにチームを組んで良くしていくことが必要だと思います」

教育現場や警察でいじめをなくすための模索が続いています。
( 2013/02/26 19:56 更新)
発達障害の殺人事件被告 一審の”求刑超える”懲役20年が二審は懲役14年に 

弁護団は「控訴審では障害に対してかなり理解して頂いたと思います」
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発達障害のある男に対し、大阪地方裁判所が、「社会に受け皿がない」として、求刑を上回る懲役20年を言い渡した裁判の控訴審で、大阪高等裁判所は一審判決を破棄し、懲役14年を言い渡しました。

【辻川圭乃弁護士】
「控訴審では障害に対してかなり理解して頂いたと思います」

こう一定の評価をした弁護団。
理不尽な理由で懲役20年とされた大阪地裁の判決から一転、被告の障害について理解ある判決となったからです。

無職の大東一広被告(42)は、おととし7月、大阪市平野区の自宅で、30年以上引きこもった末、自立を促しにきた姉(46歳)を刺し殺した殺人の罪に問われていました。
逮捕後の精神鑑定で大東被告は、初めて発達障害の一種・「アスペルガー症候群」と診断されましたが、一審の裁判員裁判で大阪地裁が下した判決は、検察側の求刑、懲役16年を上回る懲役20年。
その理由が大きな問題となりました。

【大阪地裁・河原俊也裁判長(吹き替え)】
「社会に被告の障害に対応できる受け皿も無い現状では再犯の恐れがあり、許される限り長期間刑務所に収容することが社会秩序の維持に資する」

「発達障害のある人の受け皿が社会にないので長く刑務所にいれておく」という判決理由でした。

しかし、国は、去年までに全国の都道府県に地域生活定着支援センターと呼ばれる施設を設置し、罪を犯した障害者や高齢者の社会復帰を支援しています。
昨年度は全国で1000人以上がその支援を受けました。

弁護団は「判決が障害についてあまりに無理解で刑が重すぎる」と控訴していました。

【辻川圭乃弁護士(判決前)】
「障害があること、障害を理由として刑が重くなることだけは何としても防がないといけないと思っています」

そして、26日の控訴審判決は、障害について一審判決とは正反対の判断を下しました。

【大阪高裁・松尾昭一裁判長(吹き替え)】
「原判決(一審判決)は情状に関する評価を誤った結果、不当に重い量刑をしたと言わざるを得ない」

松尾裁判長は「犯行には、意思疎通が困難で思い込みにこだわってしまうアスペルガー障害が大きく影響していて、責任は軽減されるべき。地域生活定着支援センターなどの対応で社会に受け皿がないとは言えない」として、一審判決を破棄し、懲役14年を言い渡しました。

【辻川圭乃弁護士】
「懲役14年という量刑は弁護団としてはそれでも重いと感じております。障害理解についてはいろんな取り組みをするべきだと思っています」


発達障害は、「見えない障害」とも言われ、周囲の理解を得にくいため、家族や支援者たちも今回の裁判の行方に注目していました。

【発達に気がかりのある子をもつ親とサポートの会・藤尾さおり副会長】
「発達障害だからといって危険人物扱いされるのだけは避けたいと思う。(判決をきっかけに)理解がどんどん進めばいいし、偏見がなくなるような世の中になってほしいと思う」

弁護側は、上告するかどうかは本人と相談して決めることにしています。
( 2013/02/26 19:54 更新)
悪質ドライバーは尾行・張り込みも 京都府警が”専従捜査班”設置へ

京都府警は、尾行用のバイクや暗闇でも見える赤外線カメラなどを整備し体制強化の方針
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無免許や飲酒運転を繰り返す悪質なドライバーを検挙するため、京都府警は専従捜査班の設置を決めました。
尾行や張り込みも駆使します。

【京都府警・担当者】
「積極的な『攻め』の取り締まりをやっていきたい」

来月からの取り締まり態勢強化に意欲を見せる京都府警の担当者。
「攻める」相手は、無免許や飲酒運転を繰り返す悪質なドライバーです。
きっかけは、去年4月、亀岡市で、車を暴走させて10人を死傷した少年が無免許運転を繰り返していたことでした。
ドライバーが、無免許運転や飲酒運転を繰り返していながら、重大な事故を起こすまで危険な運転を止められなかったケースが少なくないのです。
京都府警は、去年の秋、専従捜査班を試験的に設置し、市民の情報提供にもとづき自宅前で「張り込み」したり「抜き打ち検問」を行って、すでに5人のドライバーを検挙したということです。

【京都府警交通企画課・棚上達夫次席】
「特に無免許運転は外観上わからないので、府民からの情報で取り締まるという抑止効果は大きい」

京都府警は、尾行用のバイクや暗闇でも見える赤外線カメラなどを整備して、捜査班の態勢を強化する方針です。
( 2013/02/26 19:51 更新)
「浪花酒造」吟醸酒に”安い酒混ぜて”販売

社長は「商品がなくなって品切れするのが怖かったので・・」
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大阪府阪南市の老舗酒造会社「浪花酒造」が、新酒の吟醸酒に値段の安い酒を混ぜて販売していたことがわかりました。

【浪花酒造・成子和弘社長】
「今回このような事態になってしまいまして、本当に申し訳ございません」

不正がわかったのは、阪南市にある創業およそ300年の老舗酒造会社「浪花酒造」です。

浪花酒造によると、例年なら新酒の吟醸酒に前年の同じ酒を混ぜて味を調えるところを、ことしは在庫がなくなったため、より安い酒を混ぜて販売していました。

大阪国税局が成分を調べたところ、吟醸酒には本来含まれないはずの糖分が検出され、不正が明らかになりました。

さらに、純米酒の銘柄の酒によりランクの高い「純米大吟醸」というラベルを貼るなど、嘘の表示をしていたこともわかりました。

【浪花酒造・成子和弘社長】
「商品がなくなって品切れするのが怖かったので、不正とわかっていながらしてしまった」「深く反省しています」

【顧客】
「今までコツコツ作ってきた酒蔵なので残念です」
「是非また昔のおいしいお酒を楽しみにしてます」

浪花酒造は、大吟醸や純米酒など、6種類およそ3000本の商品の自主回収を始めています。
( 2013/02/26 19:39 更新)
滋賀・大津市 「いじめ対策費」に約1億円を追加提案

越市長「いじめ対策の先駆けとなるよう取り組む」
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滋賀県大津市は26日、いじめの公正な調査を行う第三者委員会の設置など、総額およそ1億円の「いじめ対策費」を議会に提案しました。

「いじめ対策費」は、大津市でおととし、自殺した男子中学生がいじめを受けていた事件をきっかけに検討された「子どものいじめ防止条例」が議会で成立したことを受けて、追加提案されました。

「いじめ対策費」には、いじめを公正に調査するため、弁護士や臨床心理士などで構成される第三者委員会の設置費用として、約2600万円が盛り込まれています。

他にも、いじめの相談にきめ細かく対応するため中学校の養護教諭を増員する費用など、総額は約1億円にのぼります。

【大津市・越直美市長】
「全国の(いじめ対策の)先駆けとなるよう、全力で取り組んでまいる所存です」

「いじめ対策費」についての採決は、来月19日に行われます。
( 2013/02/26 15:22 更新)
「いじめへの適切な対応を怠った」 大津市の中学校校長を減給処分

滋賀県教育委員会の会見
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滋賀県の教育委員会は、自殺した男子中学生が通っていた大津市の中学校の校長を減給1ヵ月の懲戒処分にしたと発表しました。 

滋賀県教育委員会によりますと59歳の校長は、自殺した男子生徒が他の生徒からいじめを受けていたにも関わらず教員などを適切に指導・監督することを怠りました。

また生徒の自殺後、十分な事実確認や保護者などへの説明を果たさず、職務上の義務を怠り、学校教育への信頼を失墜させたとして、1ヵ月減給10分の1とする懲戒処分にしました。
( 2013/02/26 15:21 更新)
関空沖衝突事故 タンカー船長ら2人逮捕

運輸安全委員会が事故原因を調査
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25日、関西空港沖の大阪湾でコンテナ船と漁船が衝突し1人が死亡した事故で、海上保安庁はコンテナ船の台湾人船長ら2人を逮捕しました。

業務上過失致死の疑いで逮捕されたのは、コンテナ船・「WANHAI」の台湾人船長・李元明容疑者(64)ら2人です。

25日、関西空港沖の大阪湾で「WANHAI」とイカナゴ漁に出ていた漁船2隻が衝突し、漁船に乗っていた正木貴久さん(30)が死亡、南昌弘さん(30)が行方不明になっています。

この事故で海上保安庁は漁船が見えていたのに、避けて通るための手段を取らなかったとして「WANHAI」の運航を指揮していた李容疑者ら2人を逮捕しました。

一方、国の運輸安全委員会は漁船が所属していた漁業組合の関係者から話を聞くなど、事故原因の調査を進めています。
( 2013/02/26 12:40 更新)
西宮市の二世帯住宅で火災 80歳女性が死亡、100歳女性がけが

100歳女性は家族に助け出される
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25日夜、兵庫県西宮市の二世帯住宅で火事があり、80歳の女性が死亡し、同居する100歳の女性も軽いけがをしました。

25日午後10時40分頃、西宮市越水町の下河内ヨシさん・100歳の住宅から火が出ました。
この家は二世帯住宅で、消防により火は約2時間40分後に消し止められましたが、1階の一部が焼けました。

下河内さんは、隣に住む四女の家族に救助されて軽傷でしたが、下河内さんの長女の濱野アサ子さん(80)は、死亡しました。

【下河内さんの四女】
「80歳の方(濱野さん)は、2階に寝ていた。助けるのが遅くなって。煙が凄かったから」

警察と消防は実況見分を行って、出火の原因を調べています。
( 2013/02/26 12:38 更新)


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