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麻生副総理 高橋是清「学ぶこと多い」
2月26日 15時13分

2・26事件から77年となる26日、麻生副総理兼財務大臣は閣議のあとの会見で、事件で殺害された当時の高橋是清大蔵大臣が在任中、デフレからの脱却に取り組んだなどとして「見識が高く学ぶことが多い」と述べました。

この中で、麻生副総理兼財務大臣は当時の高橋是清大蔵大臣がデフレ不況の克服に取り組んだとして、「いちばん偉いのは1930年代の前半に、世界が大デフレ不況に突入していたときに、ただ1人、『今時(こんじ)、デフレ不況、世界最初に脱却せり』と新聞に書かれるほどの政策をやってのけたことだ」と述べました。
そのうえで、麻生副総理は「最後に大蔵大臣をやったときには、逆にインフレになっていて財政支出をカットし、いちばん多く切られたのが陸軍の軍事費だったことが2・26事件につながったと思う。大蔵大臣としては見識が高かった人で学ぶことが多い」と述べ、みずからもデフレ脱却に向け取り組んでいく考えを示しました。
総理大臣を経験したあと、大蔵大臣や財務大臣を務めたのは高橋是清氏と、宮沢喜一氏、それに麻生副総理の3人で、麻生副総理はかねてからデフレ脱却に取り組んだ高橋氏の業績を評価し、海外の要人に紹介するなどしています。

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