警告
この作品は<R-18>です。
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駆引
最愛の息子、悠吾の手戯に翻弄されて美しい肢体をくねらせる母、悠里は息子の言葉『ちゃんとイカせてあげる』その真意を汲み取る事の出来ぬまま、押し寄せる官能の波に身を任せていた。
そもそも母に気付かれぬように『もう一度だけアレをする』つもりでここへ来たはずの悠吾だったが……自慰に耽る母の艶かしい姿を目の当たりにし、肢体を戦慄かせて絶頂する凄まじいまでの情欲に触れて、完全に我を忘れてしまっていた。しかし、ここへ来て急速に冷静さを取り戻しつつあった。
母の寝室へ忍び込んだばかりか強引に淫行を重ねている事に加えて、弱弱しくはあったが拒絶の言葉も何度か聞いている。にもかかわらず母を犯すような真似を続けていては、後々咎められる事は想像に難く無い。そうならない為には抵抗力が回復する前に母を懐柔してしまわなければならなかった。その方法として選んだのが何としてでも『イク』と言わせる事だった……『でも、気持ちよくてイッっちゃったんでしょ』そう切り返す為の布石として。悠吾は母に対してかなり有利な立場にいる事を自覚している。いまだに自分の指先が母を翻弄し続けているだけでなく、場合によってはイカせたかもしれないと言う自信が、悪魔にそそのかされたような計画を思い付かせていたのだ。
一方、悠里はかつて夫に与えられたような官能の波状攻撃に遭い、いつ失神してもおかしくない状態だったのだが、悠吾の『ちゃんとイカせてあげる』と言う言葉を聞いた瞬間から辛うじて意識をつなぎ止める事が出来ていた。犯されたと言う既成事実を作り上げ、息子の筆下ろしをしたであろう誰かからその幼いペニスを取り返す為の第一歩が、失神したフリをする事だと思い付いてしまったからだ。とは言え排卵日が近い今は、まだ胎内への射精を許すわけにも行かず、悠吾の末期を悟ったと同時に『目覚て拒絶する演技』をしなければならないのだ。仮にグッタリとしている自分を見た悠吾が恐れおののいて行為を中断するようなら、それはそれで『イッていないフリ』をする事にも限界を感じていた悠里にとっては助け舟となるはずだった。
真夏の深夜、母子による恥態がベッドの上で延々と繰り広げられている。お互いの思惑を知らぬまま、何とかして自分に有利な戦局を導き出そうとする二人は、まるで恋人同士が恋の駆け引きをしているようだった。
悠吾は肉豆への愛撫を中断し、なおかつ秘肉に締め付けられている指をいきなり乱暴に引き抜いた……ずちゅっと言う粘着質な水音と共に悠里の喘ぎが響いている。
「んぁっ、はぁぁぁ~~~っ!」
すでに失神していてもおかしくない状態の悠里は、しばらく続くだろうと思っていた愛撫の中断にホッと胸を撫で下ろす思いだった。だからと言って極限まで高まっている性感がスグに落ち着くわけではないが、それでも意識を保って気持を落ち着かせる事が出来るのは大きな収穫だと思えた。どのタイミングで失神のフリをしようかと考える余裕も少しは出来ると言うものだ。
ところが、その『ほんの少しの油断』が悠里を窮地に立たせる事となってしまったのかもしれない。悠吾は不意を打つように体勢を変えて覆い被さって来たのだ! そして『何をするのだろうか』などと考える暇を与えられぬまま、猛り狂った肉の杭を泥濘に突き込まれてしまったのだ。まだ子供だとばかり思っていた悠吾のペニスは大人のそれに近いほど立派で、空虚な肉路を一気に埋め尽くしていた。
「うわっ、かはぁぁああぁぁ~~っ!」
悠吾にしてみれば玄関で繰り広げられた姦交から多くを学ぶ事が出来たのだ。肉口の位置は身体が覚えている、薄暗い部屋だろうと何をためらう事無く易々と挿れてしまう事が可能だっただろう。しかもご丁寧な事に母の生肉を散々くじってぬとぬとになっている指の粘液を、硬く勃起した肉杭に塗りつけて滑りを良くしていたのだから、ぬちゅっと言う音と共にその付け根まで一気に滑り込んでしまったのも当然の事だった。
「い、イヤぁぁっ、ぬいて……抜いてぇぇ~!」
しばらく続くと思っていたものが予想に反して中断され、まったく油断していたところへの不意打ちだった。気付いた時には大きく割り裂かれたままの両脚が息子の両膝で押さえ付けられていて閉じる事もままならず、ワケが分からない内に両腕で抱きすくめられてしまっていたのだ。十五歳の少年とは言え、さすがに男の力は凄まじく悠里が少々暴れたくらいではびくともしなかった。あまりの快感に頭を後ろへ仰け反らせてしまうところだったが、それすら許されないほどの力だったのである。そうこうしている内に悠吾が肉杭を半分ほど引き抜いたかと思うとまた突き込むと言う反復運動を始めてしまったのだ。
「いやっ、いやっ、いやぁぁぁっ」
先の姦交に比べると母の肉路はあからさまに窮屈だった。寝ている時と起きている時ではこんなにも違うものなのかと驚きを隠せなかった。あの三度の放出がなければ文字通り『みこすり半』で果ててしまったかもしれないと思うほどで、まるで別人を抱いているような錯覚にとらわれてしまう。しかも、必死に抵抗しているせいなのか理由は分からなかったが、膣内がうねっている様な何とも表現のしようが無い感触を伴っているのだ。まるで手で強く握られているような窮屈さを抉じ開けるように、切り裂くように、肉杭を突き込む事の心地よさに心酔して行った。
「んぁっ、やっ、はぅっ、ぅくっ」
悠里の拒絶は次第に弱くなって行った。あわや失神しそうになるほどの激しい絶頂を迎えたのは、つい先程の事なのだ。全身の感覚は研ぎ澄まされたままで、特に女肉周辺の感度が極端に高くなっている事は言わずもがなだろう。少年のぎこちない手戯でさえ悠里をこんな状態にしてしまっているのだから、男の器官で埋め尽くされる日を待ち焦がれていた肉路へ、熱く硬い杭を打ち込まれてしまってはなす術もなく陥落するのも時間の問題だった。
「も、もう……んぬぁ、はっ、じゅう……ぅうっ」
母が吐き出す喘ぎ混じりの言葉は何を言っているのかすでに聞き取る事も困難だった。肉杭を半分ほどまで引き抜いては突き込む事を繰り返していた悠吾は、抜け落ちる寸前まで腰を引くと根元まで一気に突き込むようにストロークを深くして行った。部屋中にぬちゃぬちゃ、にちゃにちゃと粘膜の擦れる音が響いている。
「なぁぁぁっ、ぶんっくあっ……でしょ…………んぬっ」
女肉を深々と穿たれる快感は悠里を狂わせつつあった、自分でも何を言っているのか分からなくなる程の快感だったのだ。二年以上も空虚なまま耐えて来た女の肉は久し振りに打ち込まれる男の杭を嬉々として迎え、締め付けている。より深い接触を求めるようにして無意識の内に腰を突き出し、ぐりぐりと押し付けんばかりに動かしていた。
「んくっ、はぅっ、んは……」
すでに抵抗する気力を失っているのだろう、ガッチリと抱きしめていなくても暴れる事は無くなった。この隙に乗じて悠吾は体勢を少しばかり変えて行った。眼下にはたわわに実った柔らかそうなふくらみが二つある事にいまさら気付いたが、チャンスさえあれば後でゆっくり味わってみようと思っていた。それより右腕だけで上半身を支え下腹部に隙間を作る事を優先し、左手を差し伸べて母の女肉を弄り始めたのだ!
「ぅぅっ、あわっ、だめぇぇっ」
久し振りに満たされた肉路から湧き立つ快楽の波はボディーブローのようにじわじわと抵抗力を奪っていた。その代わりに性感を高め、倫悦の世界へと徐々に悠里を運んでいたのだ。そんな状態の時に女肉への愛撫が加わったとなればノックアウトも間近に迫って来てしまう。悠里の喘ぎはわめき散らすような声に変わっていて悠吾にさえ母の高まり具合が分かってしまうほどだった。
「ぁぁああぁぅっ、お願いっ!」
女肉を弄り始めた左手の中指は充血して膨らんでいる肉豆を捉えている、感触からするとすでに莢は剥け切っているようだった。悠吾はここぞとばかりに動画から得た淫技の限りを尽くしていた。弄っている間に愛液にまみれた指先で豆粒をぐるぐると撫で回し始めたのだ。もちろん肉杭を引き抜き、突き込む事も繰り返しつつである。
「んんんぁぁぁあっ、ダメっ、だめぇぇぇ~~」
剥きだしのクリトリスが受ける鋭い刺激は、膣から湧き立つ鈍い刺激との相乗効果で何倍もの快感を派生させ、女肉を中心にして全身へと拡散して行った。絶頂へのカウントダウンが始まってしまった事を悠里は全身で感じ取っていた。
「んぬわわっ、もうダメッ……お……んくっ……ねがい、ゆる……んはっ、して」
途切れ途切れで聞き取る事すら難しい悠里の懇願が聞き入れられるはずも無く、少年の淫技は延々と続いていた。やがて肉路に突き込んでいたペニスが急激な締め付けに遭った……ただでさえ窮屈だった膣肉がぎゅうぎゅうと破壊せんばかりの力で容赦なく肉杭を食い締めて来たのだ。悠吾は先刻、指先で感じ取った母の絶頂を思い出していた。
「ママ、もうすぐイクんだね!」
「なっ!? んはっ、ち……ちがうわっ!」
ここまで無言だった悠吾が突然、口を割ったかと思えば自分の極まりを見透かしたような言葉を吐き出したのだ。何故、分かるのだろうか? まだ子供だと思っていた悠吾が何故? やっとの思いで否定したものの、いま自分を極まらせようとしている息子の淫技はただ事では無いと悠里を慄かせていた。
「でもママ、こうすると気持いいんでしょ?」
そう言いながら悠吾は肉粒をすり潰す様に擦りたて、くちゃくちゃと音が立つほど力を込めて杭を打ち始めた。
「い、イヤッ、あっ、あっ、あっ、だ…………メぇぇぇっ」
瞼に火花が散っていた、もうスグそこまで来ているのだ……あの眩いばかりの瞬間が!
悠里は両脚を思い切り突っ張ったまま女肉を限界まで上に向けようと腰を突き出し、悠吾の首に腕を回して抱き付いてしまっていた。
「んくっ、んぬっ、ぃぃいぃ~~~っ!」
絶叫と言ってもいいほどの叫びだった。母の生肉を穿っていた杭は押し出さんばかりの強烈な締め付けに遭い、もはや抽挿は困難に思えた。何者をも拒もうとする肉路を無理やり抉じ開けるようにして最後の一突きを深々と抉りこんだ悠吾は、そのままクリトリスだけを擦り続けていた。
「んわわっ、うくぅぅぅ~~っ!!」
聞く者によっては『イク』と聞こえたかもしれない悠里の咆哮は寝室に響き渡っていた。
「ママ、どうしたの? イクの?」
「………………」
ガクガクと全身を激しく痙攣させながら、息を詰まらせている悠里に答えられるはずも無かった。
その様子から悠吾は確信していた!
(やっぱりママはイッてるんだ!)
肉路に抉りこんだペニスは少し前までとは違う締め付けに遭っていた。それはヒクヒクとリズムのある痙攣のようなものを伴っていて、そのテンポは次第にヒクン、ヒクンと間隔が空いて遅いものになって行ったのだ。右腕だけで身体を支える事にも限界が来ていた悠吾は両腕で母を抱きしめる体勢に戻った。自分の腕の中で喘ぐ母を可愛いとさえ思っていた。少年は肉杭の根元を女肉に押し付け、ぐりぐりと腰を回して限界が近付いていた自分自身の性感を一気に高めようとしたのだ。その途端の出来事だった!
「あぁっ、だめっ、だめっ、んんんんん……またぁ~~っ」
悠里は我を忘れて息子にしがみ付いていた!
先程の痙攣が治まりもしない内に再び全身を硬直させて首を仰け反らせている。悠吾が押し付けたペニスの付け根が、莢から剥き出しになっていた肉豆をすり潰すように擦り立てる事となっていたのだ。
「また? またって何が? どうしたの、ママ?」
再び息を詰まらせている母が答えるはずは無い。それだけではなく、深々と突き入れていた肉杭が再びヒクヒクとリズミカルな膣の痙攣を捉えていた。そのテンポは先程と同様にヒクン、ヒクンと間隔が空いて遅くなって行ったのだった。
ほんの数十秒前と殆ど同じ展開を見て悠吾はさらに確信していた。
(また……? ママは『また』イッたんだ!)
少年はあまりの嬉しさに絶叫したい気分だった! 自分の手で母をイカせようと懸命に愛撫を施し、責め続けて来たのだ、その結果が出たのだから当然と言えば当然だろう。ただ、残念なのは『イク』と言わせる事が出来なかった……その一点だった。
悠吾は未だに全身を硬直させたまましがみ付いている母の耳元で囁いていた。
「ママ……ちゃんと『イク』って言うまでやめないよ!」
悠里は薄れて行く意識の中で息子の囁きを聞いていた。
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