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酸ヶ湯の観測機器 大雪で埋没
2月26日 21時28分

酸ヶ湯の観測機器 大雪で埋没
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積雪が国内で最も多い記録を3日続けて更新した青森県の八甲田山系の酸ヶ湯では、雨量計が雪に埋もれ、機器を設置し直す作業などが行われました。

八甲田山系の酸ヶ湯では、26日午前5時の積雪が5メートル66センチになり、稼働中の全国の観測地点で最も多い記録を3日続けて更新しました。
この雪で、酸ヶ湯にある観測ポイントでは雨量計が雪に埋まり、温度計も埋まりそうな状態になっているということです。また、温度計も埋まりそうな状態になっているということで、気象台では、温度計を現在より1メートル高い地表から7メートルの位置に設置し直す作業を行いました。
一方、積雪についてはレーザー光線の装置を使っていて、6メートル30センチまで観測できるということですが、超えた場合は測定が不能になるということです。
青森地方気象台の泉泰明気象情報官は「温度計などの観測機器はこの高さまでは雪は積もらないと想定して設置している。これを調整するのは異例のことで、この冬の雪がいかに記録的なものかを示している」と話しています。

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