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政治
【from Editor】民主党よ「負けっぷりよく」
民主党の支持率が低迷している。産経新聞など主要メディアの調査では軒並み1桁台で推移、反転の兆しすら見えていない。24日の党大会では衆院選大敗の総括を含む党改革案が了承されたが、中身を見る限り党再生への道程は遠いと思わざるを得ない。
今国会での対応ぶりを見てもそうだ。公正取引委員会の委員長人事では、与野党間で廃止の方向に向かっていた「事前報道ルール」を突然振りかざして政府による人事案の提示を拒否。しかし、世論の批判が高まると一転して提示を受け、ルールの廃止にも合意するという迷走ぶりを見せた。
予算委員会でも「自民党は変わっていない」などとレッテル貼り的な質問が目についた。麻生太郎副総理兼財務相の政治資金管理団体が支出した会合費を取り上げ、違法ではないが「銀座、六本木のクラブの支払いはポケットマネーでやるべきだ」「首相在任中にあれだけ高級クラブ通いが批判されたにもかかわらず」などと得意げに批判していたのもその一つだ。
実際には首相時代に批判されたのはホテルのバー通いだったはずだし、指摘された六本木の店もバーかスナックといった類いの店なのだが、事の本質はそんなことではない。
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