Five Olympic sports that should get the boot before wrestling 夏季五輪からレスリングを除外する一方で、(首になると思われていた)近代五種競技は継続するというIOCの衝撃的で 解釈し難い決定と、私は今でも格闘している。レスリングは世界中で人気があるスポーツ。古代オリンピックまで遡り、旧約聖書の創世記にも記述が残っている(ヤコブは主の使いと夜通しでレスリングをした)。 一方で、もしレジスがライフラインやスマートフォンを与えたとしても、ほとんどの人々は名前を挙げることが出来ない5つの競技から、近代5種競技は構成されている。 五輪で毎回のように実施されてきた費用の掛からない、世界的スポーツを除外するというのは、ロンドン五輪のマスコットよりも許し難い茶番だ。以下は、レスリングを五輪に復活させるため、IOCが除外するべき目立たない/馬鹿げた5つの競技である: 馬術: これは莫大な私有財産の後ろ盾を必要とする上流階級のスポーツであり、『ダウントン・アビー』の登場人物ですら金銭的に難しいのではと私は思う。ブルース・スプリングスティーンの娘という存在があるが、馬術は本当にキングのスポーツなのだ。そして、クイーンのスポーツ(エリザベス女王の孫娘であるザラ・フィリップスはロンドン五輪に出場し、銀メダルを獲得した)。もし私たちがメダル獲得者の3連単に2ドルを賭けることが出来れば、馬術は99%の人々にとって魅力的に思えるかもしれない。しかし、それよりも、ルーロン・ガードナーとアレクサンドル・カレリンの場外戦などの方が、私にとってはるかに興味がある。 シンクロナイズドスイミング:ええと、私はシンクロナイズドの選手をリスペクトしている。私はこのスポーツに挑戦しようとしたことさえある。これは難しい。これは運動競技。しかし、申しわけない。この『Saturday Night Live』パロディーを見てしまった今、もはや誰もこのスポーツを真面目に受け止めることが出来ないのだ。このパロディーが放送されてから25年経っているが、「シンクロナイズトスイミング」という言葉を聞いて人々がまず思い浮かべるのが、未だにこれなのだ。 トランポリン:私は4大陸10度のオリンピックを取材してきた、ほとんどの競技について記事を書いてきた。私がこれまで見てきた中で、2012ロンドンの閉会式でジョージ・マイケルに2曲歌わせたことを除き、このトランポリンは相変わらずダントツで馬鹿げた競技だと思っている。私が初めてトランポリンを見た時、怒った父親が駆けつけ、子供に向かって「マットが壊れるから、ジャンプを止めなさい」と叫ぶのを期待していた。正直に言って、もしそうなっていたらこの競技は著しく向上していただろう。 卓球:そう、これがテーブルテニスと呼ばれていることは知っている。しかし、実家の地下室で遊ぶことが出来るものを、レスリングよりもオリンピックに相応しいスポーツだと考えることは難しい。 近代五種競技:この競技が残っている唯一の理由は、オリンピックの創始者であるクーベルタン伯爵がこれをつくったからだ。念のために記しておくと、近代五種競技で実施されるのは射撃、フェンシング、馬術、3kmのクロスカントリー走、200mの水泳。つまり、これはアーケードゲームを組み合わせたもの。とても高価な乗馬、持久力を適切に測るには短すぎるラン、マイケル・フェルプスが出場しない水泳。誰もこれを見たいと思わないし、出場したいとも思わない。ほら、皆さんは近代五種の競技者に会ったことがありますか?近代5種競技を見に行ったことがありますか?高校や大学は近代5種競技を提供していましたか?もちろん、いいえ。近代5種競技を除外し、レスリングを復活するべきなのは、これが理由だ。 近代五種競技を紀元前のオリンピックで実施されていた古代五種競技と入れ替えるだけで、誰もが満足できる形で全てが解決する。なぜなら、古代五種競技は走り幅跳び、やり投げ、円盤投げ、スタディオン走、そしてイェス、レスリングで構成されているからだ。 |
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