経済中部電がタイで太陽光発電 海外では初、数十億円出資2013.2.26 18:00

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中部電がタイで太陽光発電 海外では初、数十億円出資

2013.2.26 18:00
記者会見でタイでの太陽光発電事業について説明する中部電力の水野明久社長=26日午後、名古屋市東区

記者会見でタイでの太陽光発電事業について説明する中部電力の水野明久社長=26日午後、名古屋市東区

 中部電力は26日、タイで海外初の太陽光発電事業に参入すると発表した。現地でメガソーラー発電所を運営する現地企業の株式49%を数十億円で取得した。発電した電力は地元の電力会社に販売する。

 浜岡原発(静岡県御前崎市)の再稼働の見通しが立たず国内の事業環境が厳しい中、経済成長が見込まれる海外で事業を展開し収益拡大を目指す。

 水野明久社長は名古屋市の本店で記者会見し「海外エネルギー事業は(自社が)持続的に成長するために必要だ。国内の安定供給を確保した上で、着実な事業展開を図りたい」と語った。

 株式を取得した企業のメガソーラーは、タイの中部や北部にある6カ所で合計出力は約3万キロワット。2カ所はすでに運転を開始しており、建設中の残りの4カ所は2013年中の運転を目指す。

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