エジプトで気球墜落 日本人4人死亡2月26日 23時49分
エジプト有数の観光地ルクソールで、観光客らが乗った熱気球が上空で火災を起こして墜落し、日本人4人を含む外国人観光客ら19人が死亡しました。
エジプト有数の観光地ルクソールで、現地時間の26日午前6時半ごろ(日本時間の26日午後1時半ごろ)、観光客ら少なくとも21人が乗った熱気球が上空で火災を起こし、墜落しました。
地元のルクソール県によりますと、この墜落で、日本人4人を含む外国人観光客19人が死亡したということです。
大手旅行会社のJTBの子会社は、熱気球に乗るツアーに参加していた日本人観光客4人のうち、東京在住の60代の夫婦の死亡を確認したことを明らかにし、このほかの2人も、別の東京在住の60代の夫婦で、現在、安否を確認中だということです。
事故が起きた当時、近くで別の気球を操縦していて事故を目撃した地元の男性は、NHKの取材に対し「火は、最初かごの半分ほどを燃やし、パイロットと乗客1人の合わせて2人が、かごから飛び降りるのが見えた。やがて、気球は急激に高度を上げたあと、火がバルーンの部分にも燃え移り、その後、急速に落下して、さとうきび畑に墜落した」と話しています。
ルクソールは、カイロから南に500キロ余りのところにあるエジプトの代表的な観光地で、ナイル川沿いにある「王家の谷」や「カルナック神殿」など数多くの古代遺跡を上空から見下ろせる熱気球のツアーは、外国人観光客にも人気があります。
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