事件厚労省職員、森永ヒ素ミルク事件の裁判資料を地下鉄車内で紛失2013.2.25 19:48

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厚労省職員、森永ヒ素ミルク事件の裁判資料を地下鉄車内で紛失

2013.2.25 19:48

 森永乳業のミルクにヒ素が混入し多くの被害者を出した昭和30年の「森永ヒ素ミルク事件」をめぐる裁判資料を、厚生労働省の担当職員が地下鉄車内で紛失したことが25日、分かった。

 厚労省によると、紛失したのは事件の被害者が、生活手当の増額を求めて国などを訴えている裁判の資料。原告、被告関係者13人分の氏名と住所、事件の被害者455人の名前と居住自治体のリストが含まれていた。

 20日午後11時ごろ、同省食品安全部の職員が、訴訟資料が入った紙袋を東京メトロ丸ノ内線の東京駅で網棚に置いたが、荻窪駅で下車しようとしたところ、なくなっていたという。同省は警視庁丸の内署に遺失届を出すとともに、関係者に謝罪した。

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