俺達が共にいるどんな時も愛する岐阜と
リーグ開幕から7試合経過しましたが、なかなか勝てません。ロスタイムの失点で負けた京都戦の後はさすがに、うな垂れたサポーターの方も多かったのではないでしょうか?気が付けば、最下位・・・。そしてJFLではJリーグに準加盟しているカマタマーレ讃岐は1位・・・。このままでは自動降格になる最悪なパターンです。
京都戦の後には、サポーターの方がクラブ関係者に抗議する様子もありました。チームを愛するがゆえに結果が出ない現状に、声を挙げたくなった気持ちは痛いほどよく分かりました。「もうあんな(昨季のような)思いはしたくない」という男性の叫びは、昨年連敗を重ねるチームを取材していた僕自身の気持ちのような気がしたからです。
逆にこういう声が今の時点で出たことはすごく良いことのように思いました。現状で「徐々に内容はよくなってきた」「90分間よく戦った」などと傷をなめ合い続けるのはじつに簡単なことで、それ以上の進歩は期待できません。必要以上に下を向く必要はありませんが、まだ白星がない現実をしっかり受け止めることは大切です。その上で「今は生みの苦しみを味わっている真最中、1つ勝ちが付けば必ず局面は打開できる」と信じたいと思います。
サポーターが掲げられた横断幕「俺達が共にいるどんな時も愛する岐阜と」に応えるため、選手たちも奮起してくれるはずです。14日は再びホーム戦。相手の北九州は昨年10月に天皇杯、リーグ戦ホーム&アウェーで3度対戦し、3連敗の屈辱を味わった相手。リベンジするしかありません!!
(写真)8日の京都戦後、サポーターにあいさつする選手たち。拍手と厳しい声が入り混じったサポーターの反応に、しばらく頭をもたげる服部選手(手前左)