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米軍レーダー追加配備 日米で方針確認へ2月20日 4時27分
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北朝鮮が年内に再び事実上のミサイルを発射する可能性を示唆しているなか、日米両政府は今週行われる日米首脳会談で、アメリカ軍の高性能レーダーを日本国内に追加配備する方針を確認する方向で調整を進めています。
北朝鮮は、去年12月に事実上のミサイルを発射したのに続いて、先週3回目の核実験を行い、さらに年内に再び事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆しています。
こうしたなか日米両政府は、現地時間の22日にワシントンで行われる安倍総理大臣とアメリカのオバマ大統領の日米首脳会談で、北朝鮮問題を巡って意見を交わす際、アメリカ軍の高性能レーダーを日本国内に追加配備する方針を確認する方向で調整を進めています。
このレーダーは、「Xバンドレーダー」と呼ばれ、すでに青森県つがる市にある航空自衛隊・車力分屯基地に配備されており、政府関係者によりますと、新たに配備して、合わせて2か所に設置することで、日本に向けられたミサイルだけでなく、アメリカに向けられたミサイルも追尾できるようになるということです。
北朝鮮のミサイルがアメリカ西部に届く可能性があるという分析もあって、アメリカは、北朝鮮の核とミサイルの開発は、直接的な脅威になると危機感を強めています。
日米の首脳が、ミサイル防衛システムの強化を打ち出す背景には、北朝鮮を強くけん制するねらいがあるものとみられます。
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