忘却エンドロール



記事の内容
*前ページ | 次ページ#

PS版「スナッチャー」やったよ!
2012/01/27 14:50

画像
ブレードランナー」をモチーフに、「メタルギアソリッド」で有名な小島秀夫がつくった初期のゲームということで、やってみました!
何度も移植されてるらしく、最初はPCゲームだったみたいですが、ウチにあったのはかなり後に出たPS版。本当は最も完全なかたちで出たPCエンジン版をやってみたかったけど、わざわざそのためにソフト買うわけにもいかないし・・・。お高くなってるしね。

ストーリーは、2042年のネオ・コウベ・シティを舞台に、人間を殺しその人物と入れ替わって潜伏する正体不明のアンドロイド「スナッチャー」を殲滅すべく、捜査官(ジャンカーJUNKER)ギリアン・シードとなってスナッチャーを追うというもの。
これだけ書くとハードボイルドな世界を思い浮かべてしまうけど、実際は女に弱い残念なギリアンと、いい性格をしている補佐ロボット・メタル・ギアmk-II(声優はアラレちゃんや初代コロ助の小山茉美)のおバカなやり取りによって、かなりほのぼの。メインストーリーはシリアスだし、人死もでるし、グロいシーンもあるのに、笑っていることの方が多いかも。
「ブレードランナー」へのオマージュもたくさんあって、「お、これはあのシーンか!」とファンならニヤニヤしっぱなし。パクリばかりではなく、この世界をきちんと描き込んでいるのも好感が持てます。現場を調べるのにメタルの分析が役立つんだけど、それが本当に詳しくて実際に事件の捜査をしてるみたいなんですよ。敵を感知したときの警報も臨場感があって良かったです。早撃ちガンアクションは苦手だけど(泣)
まあ、早撃ちとキーワード入力問題はあるものの、何度も挑戦すれば難易度が下がったりヒントをくれたり。あとは一本道のアドベンチャーゲームなのでコマンド総当りでクリアできるし、ゲームとしての難易度はかなり低いです。プレイ時間も8時間くらいかな?

こんな感じで世界観にどっぷりはまれたという点では大満足なんですが、操作性やPS版ならではの問題点も。
まず、メッセージウィンドウが何故かセリフの度に出てきたり下がったり。見てると酔うし、疲れるし、ゲームをやってる間ずっとまぶたがピクピクしてました。
次に、素敵なBGMと素敵な声優陣(故・塩沢兼人もいるよ!)の魅力をぶち壊す音量設定。なんで声の方が小さいのさ!
しかも、音声のみで文字でセリフを表示してくれないから、ところどころ聞き取れないし。
そして、PSなのでロードが長い上に、しょっちゅうフリーズ・・・。昔、よくこんなので遊んでたなぁ。

イラストは、主人公の別居中の妻ジェミー。ビデオフォンのたびに、ギリアンが鼻の下をのばすほどのいい女。別居の原因は、とある事件でふたりとも記憶喪失になってしまったため。今でも想いあっているのが伝わってくるから切ないんだけども、ギリアンのエロ親父思考のせいでそう思えません(笑)
予想以上に楽しめたから、次は「ポリスノーツ」でもやろうかな。・・・苦手なセガサターン版しか持ってないけど!

B000069TWV スナッチャー


*前ページ | 次ページ#
コメントを見る(10)
コメントを書く
トラックバック(0)

BlogTOP

ログイン




Powered By FC2ブログ
footer