2003年下半期の日記

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20030801
 うたわれるものプレイ。トゥスクルの姉はムティカパ使い。アルルゥもムティカパ使い。森の娘とは,ムティカパに呼ばれて飼い主に納まるものらしい。トゥスクルの姉の名もエルルゥだったことを忘れていた。そのエルルゥがミコトの娘なのだろうか。だとすると妹がいるのは変か。
 それにしても,トゥスクルがアルルゥを庇って死に,ケナシコウルペの乱が起きるまでの展開は,感情移入しやすい。主人公が記憶喪失というのは,プレイヤーを物語に没入させるもっともよい手段ではあるが,それを差し引いても展開がうますぎる。見事なシナリオだ。一回目のプレイではトゥスクルが死ぬのが早すぎる気もしたが,すべてを知ってから読み返すと,これくらいの分量でちょうどよいと思える。
 ベナウィの白馬はシシェという名らしい。二度目の戦いともなると,相手がベナウィとクロウでも負ける気がしない。アルルゥ&ムックルの援護なしでも簡単に叩き潰せそうなくらい余裕の勝利だった。その後のタトコリの関での戦いでも,敵を全滅させて何ターンも過ぎてもまだクロウが現れないので,仕方なく暇つぶしに敵の障碍物をすべて破壊してしまった。ヌワンギの大軍との戦いでは,時間までに敵を全滅することはできなかったが,半壊くらいにはしただろう。ところで,ヌワンギの首をあげた賊は叛軍にその首を持っていったのだろうか。
 皇都侵攻最終戦。クロウは容易に撃破。ベナウィも容易に撃破。さすがに二回目ということもあってか,これではサクラ大戦だ。キママゥでも勝てる。
注) キママゥでも勝てる:「サルでも勝てる」の意。
 その後,オンカミヤムカイとの友好関係を築くところはただ読むだけ。ヒタンウンタ族の長ニウェによる降伏勧告まで,戦闘はない。シケリペチム戦はどうせ少ししかないし,さっさと終わらせよう。

20030809
 FF10プレイ。経験値稼ぎとレベルアップを続ける。42:18までかかって,ようやくナギ平原のザコをあらかた倒せるようになった。そこでナギ平原を出てガガゼト山に登る。ガガゼト山入口の武器・アイテム屋の前で,たまった武器・防具を整理,要らないものを処分。これに時間がかかった。結局武器屋の元を発ったのが43:28。それからガガゼト山を回って,次のセーブスフィアに着いたのが44:14。先へ進むにはまだ不安が残るが,とりあえず経験値稼ぎはこれくらいにしよう。
 だが鶏鶩舎の初期型PS2(SCPH-10000)はまたも不調。光デジタル音声出力がいかれてしまった。どうやら熱暴走が原因らしいので,扇風機を直接当てることで対処。一時は回復したのだが,3時間経つとやはりだめ。筐体は冷えてきたのに,放熱ファンの周囲だけがとても熱い。不運なことに,光デジタル音声出力端子は,いちばん熱い放熱ファンのすぐ隣にある。満足に放熱もできないようでは,不良品を売りつけたと言われても仕方あるまい。技術のSONYの信用はがた落ち。

 うたわれるものプレイ。シケリペチム戦はウォプタル(注)のみを撃破して最短時間でクリア。クーヤ皇からシャクコポル族の謂れを聞いたが,どうもシャクコポル族というのはもっとも人に似た種族で,それゆえに研究者たちに愛されたマルタのことらしい。オンヴィタイカヤン(すなわち肉塊となった研究者たち)の力でアヴ・カムゥ(要はアベル・カムル)を得て,自分たちだけの国を作ったとのこと。クーヤの語った話は,ウィツァルネミテアつまりハクオロをこき下ろすものだが,記憶のないハクオロにはどうでもよいらしい。しかし,この時代のオンヴィタイカヤンはただの肉塊なので,アヴ・カムゥを与えたのはもう一人のハクオロすなわちディーということになろう。
注) ウォプタル:この世界に存在する2本足で嘴をもつ馬。
 他は楽しいイベントもなく,キャラクター紹介とカルラ登場まで。

20030810
「名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)」を観た。バイクチェイスが妙なCGになり,推理部分が弱体化。結局弓道関係の専門知識だけで解決してしまったのには呆れた。というわけで,歴代コナン映画の中では「ベーカー街の亡霊」に次ぐ駄作。

 FF10プレイ。シーモアと三度出会った。シーモアはロンゾ族を全滅させた上,ユウナの力で自分はシンになりたいなどと言い出した。シンになって,スピラのすべての生き物に死を与えるのが夢なんだとか。
 シーモア:終異体+幻光祈機戦。とりあえず,シーモア:終異体が魔法でいろいろとガードしてくるので,ワッカのサイレスバスターを使う。幻光祈機には通常攻撃が効かないので,こいつは専らルールーの魔法で攻撃。他はシーモア:終異体を直接攻撃した。最初にユウナとリュックにヘイスガをかけて避難させておいたので,回復役は確保。ティーダにかけたヘイスガはシーモア:終異体に無効化されてしまった。シーモア:終異体の攻撃では,「死刃の交撃」が脅威。全員にダメージを2000くらい与える。だが普通は「滅びのヤリ+アレイズ」の連続攻撃なので,一人が死ぬ程度で済む。この程度なら,ヘイストがかかっているユウナを呼び出せば,レイズとケアルラを連続でかけることが可能。
 後半戦は,幻光祈機による「完全なる破壊」が脅威。通常状態ではダメージが4000を超えるので,どんなキャラでもまず死んでしまう。キマリのマイティガードやユウナのシェルで守ってやれば,何とか生き残る。時間はかかったが,楽に倒せた方だろう。ここまで45:08。
 祈り子様がたくさんいるところに着いた。誰かが祈り子の力を引き出しているらしい。祈り子に触れたティーダが幻のザナルカンドに転送された。そこに出てきた少年によると,ティーダやザナルカンドが夢そのものなのだそうだ。昔,ザナルカンドとベベルが,召喚獣対機械という戦争を行った。戦争自体はベベルの圧勝に終わったが,ザナルカンドの人々は皆祈り子になり,ザナルカンドという街自体を召喚。それがティーダのいたザナルカンドなのだそうだ。
 妙な夢落ちは放っておいて先へ進む。ベヒーモスを普通に倒せるくらいにはなった。アーロンが一人だけ強いのだが,仕方あるまい。残りはベヒーモスの「しゃくりあげ」で即死する程度のHPしかないのだから。ダークプリンは強すぎて歯が立たない。アスピルで味方のMPは一瞬で0にされるし,通常攻撃は効かないし,属性魔法は半減されるし,バイオも効かない。マンドラコラには余裕勝ち。リュックの石化攻撃であっという間に倒せたときには笑った。
 ガガゼト第一の試練は,単純なタイミングトリックなので楽勝。だがそこに行き着くまでの湖の敵が強かった。雷属性に弱いので,ワッカの武器を雷属性に変更。ここまで45:52。第二の試練は緑の穴と青の穴,どちらが大きいのかぱっと見わからなかったのだが,青の方が大きいらしい。いずれの試練もその先に宝箱があるのだが,最初気づかずに引き返してしまった。また取りに行かなければ。ここまで46:18。

20030811
 FF10プレイ。取り逃した宝箱を回収。途中,リュックがスフィア盤上で行き詰まった。Lv3キースフィアにより行き止まりになったのだが,Lv3キースフィアは手持ちが1個しかない。Lv4キースフィアですら4個もたまったのに,なぜかLv3だけが入手できないのだ。他にも,このまま進めばLv3キースフィアに阻まれるキャラが多数出そうなので,仕方なくLv1かLv2のキースフィアがあるところまで引き返すことにする。移動力が8も無駄になってしまう。ここで悩んだ時間も含めて宝箱回収まで47:10。
 アーロンが,この先で死人のユウナレスカが待っているという。召喚士を試すとか言っていた。どうやら強力な敵が出てくるようだ。行ってみると,聖地のガーディアンが出てきた。強い。これに比べたらシーモア:終異体などザコにすぎない。フォトンウイングという,睡眠+沈黙+暗闇+混乱+カーズ+ダメージ1000強という攻撃が3ターンに1回来るのだが,これが痛すぎる。一応ステータス異常防御の防具を装備させてはあるのだが,現段階で所持しているのは大した防具ではないので,焼け石に水だった。カーズだけはエスナや万能薬でも治療できないので,ゾンビ防御の防具だけ身につけていればよさそう。本当は,混乱防御や睡眠防御もほしいところだが。しかも,聖地のガーディアンは3ターンに1回白魔法を使ってくるのだが,ケアルガで9999回復されるのが痛い。こちらから与えられるダメージは,よくて1000強なので,ステータス異常の回復,ダメージの回復をしていると,3ターンあたり3000〜4000くらいのダメージしか与えられず,すぐに全快されてしまうからだ。聖地のガーディアンのHPは40000もある。リフレクをかけてやればケアルガはかからないが,ルールーの魔法による攻撃が効かなくなる。それを忘れて一度ルールーは酷い怪我をした。倒すためにはアーロンのアーマーブレイク,メンタルブレイク,マジックブレイク必須。長時間の消耗戦の末(アイテムもたくさん消費した),何とか倒した。
 すると,今度は延々とムービーシーンが続く。ザナルカンド遺跡が目前だから仕方がないのかもしれないが,それにしても長い。リュックが「考えようよ」と叫び,ユウナが「ありがとう,大好きだよ」とそれを抑え,スフィアを落とした。ティーダがユウナの落としたスフィアを拾い,そこに録音されたユウナの遺言を聞いた。アーロンへのお礼が「シンを倒すこと」というのは,まだ事情を知らないから言えることだろう。キマリに対して7歳の頃の話をしているときは本当に楽しそうだった。「ワッカさん,ルールー」という呼びかけの違いが気になる。なぜルールーは呼び捨て? 独白が長すぎ。声優としては一世一代の演技なのだろうが,アニメを観ようと思ってゲームを始めたわけではないので,操作できない時間が10分を超えるとさすがにストレスが溜まる。リュックはまだいなかった頃の録音らしく,リュックへのコメントはない。ティーダに対する独白は,明言こそしていないものの,「貴方が好きでした」と明言する以上に恋の告白になっている。おくてのユウナらしいと言えばその通りなのだが,それでも「ティーダ」と一言も言わないのには違和感がある。ティーダだけ名前を変更できるからあえて言わせなかったのだろうけれど,最後の最後まで「新入りガード君」とか「キミ」とか言われても,せっかくの長科白が台無しになるような気がする。こういう物語なら,主人公も名前固定で名を呼んでほしかった。
 オープニングとまったく同じシーン。いつになったらセーブできるのだろう。だが,いつものオープニングと違っているのは,突然ティーダが喋ったこと。そして,タイトルが出ないこと。長かったね。ここまではずっと思い出話をしていただけなのだそうだ。たかが思い出話に48:20も付き合ってしまった。

20030812
 FF10プレイ。ザナルカンド遺跡は異界みたいなものだそうだ。死人の爺様に歓迎された。あまり嬉しくない。過去のガードの映像が観られた。ヨンクンとそのガード,シーモアとその母,そしてブラスカ,ジェクト,アーロンの3人。エボン=ドームの敵は強く,機械兵の一撃でユウナやリュックが即死したのには参った。道中の宝箱を回収しただけなのに,49:24になってしまった。丸1時間だ。
 その後試練の間をクリア。今回はさほど難しくはなかったが,アイテムなどは何ももらえなかった。ここまで49:39。

 うたわれるものプレイ。クーヤの将来を考えると,毎晩の密会は辛いものがある。富山辺りにあるクンネカムンから山形近くのトゥスクルまで,毎晩どうやってクーヤが来ているのかと思ったが,ゲンジマルが肩に乗せて走ってきているのかもしれない。アヴ・カムゥを倒すほどの武人なら,それくらいの超常現象ができても不思議はない。
 ニウェの策略によりクッチャ・ケッチャ軍が皇都侵攻。しかしこのクッチャ・ケッチャ戦だけは非常に後味が悪い。ヤマユラの集落が全滅するわけだし。とにかく,いちばん強い3名を選択して速攻で潰す。必修のハクオロ,エルルゥ,カルラに加え,いちばんレベルの高い方からオボロ,ベナウィ,ドリィを選択。攻撃力が高いので瞬殺できた。
 この章は気に入らないのでどんどん進めよう。将としての能力が高いはずのハクオロが,この章ではなぜかミスばかりする。ウィツァルネミテアの悪い面,ディーが持っているはずの側面が全面開花するのだ。それがニウェの術をいっそう効果的なものにしている。ニウェの術とは言っても,実際に仕掛けているのはディーなのだから仕方がないのかもしれないが。
 対オリカカン戦。ハクオロ,エルルゥの必修組に,Lv12のカルラ,オボロ,Lv11のドリィ,ベナウィ,Lv9のクロウを出陣させる。方円陣なので攻撃力勝負だ。攻撃力が高いので,オリカカンが動き出す前に奴を仕留めた。ついでにトウカの軍勢による加勢も,特攻してきたトウカをカルラに任せて(なぜかトウカは数あるハクオロ軍の中でカルラをめがけて襲ってきた),残りを全滅させた。トウカの攻撃力はあまり高くなかったので,普通に3ターンで殲滅。こうしてみるとハクオロ軍はシケリペチムより恐ろしいかも。
 橋の上でのトウカとの戦い。トウカはやっぱり間抜け。ハクオロでなくてもからかいたくなるかも。ハクオロ,エルルゥの必修組に,Lv14のオボロ,Lv13のカルラを起用。速攻で殲滅。そして,トウカが橋を斬るところをしかと見届けた。確かにトウカは自分で橋を斬っていた。でも最初観たときには全然気づかなかった。
 その後のハクオロの荒れよう,そして自分のために軍勢を使うやり方は,目を覆いたくなる。早くオリカカンを撃破して次の章に進もう。ハクオロ,エルルゥの必修組に,Lv15のオボロ,Lv14のカルラ,Lv13のドリィを起用。まずはLv11の一般兵を犠牲にしてハクオロが逃げる。かわいそうな一般兵。何とか一般兵を倒されずに逃げ切った。その後もオリカカンの術を無視して囲まれたカルラを助けつつ殲滅。これだけ実力に差があると本当に殲滅という感じがする。
 ハクオロはいつも酒を呑んでばかりの飲んだくれだ。カルラはハクオロとウィツァルネミテアの契約を行ったが,ハクオロがウィツァルネミテアだということに気づいていたのだろうか。ともあれ,ナ・トゥンクの叛軍を助けに女性だけの傭兵部隊が東進。
 まずはデリホウライを救出。やはりここでカミュが必修というのが謎。カルラが必修ならわかるのだが,カルラは選択要員。Lv15のカルラ,14のウルトリィを選択。デリホウライの味方が2人やられたが,無事救出。デリホウライ防御力なさすぎ。また奴が連撃できることをまたも忘れていた。
 地底湖から皇城へ潜入。必修はハクオロ,エルルゥ,カルラ,デリホウライ。選択はLv15のウルトリィと,本来ならカミュなのだがカミュはそのうち敵になるのでLv14のトウカを起用。穴キママゥごときに苦戦する連中ではない。
 あっさり倒してスオンカス戦。出場メンバーは同じ。これも簡単に倒して終わり。
 その後続いたサウンドノベル部分,やはり二度目に読み返してみても,ミキュームのガチャタラに関するイベントは不要に思える。この動物は,霊獣と呼ばれているにもかかわらず,物語にまったく関与しない。オボロはいつもハクオロの尻拭いをさせられてかわいそうだ。腐ったおやつといい,トウカの人形といい。
 それにしても,ニウェとの戦いになかなか突入しない。遅いなあ。ようやくシケリペチムとの戦争。ハクオロ,エルルゥ,アルルゥ,トウカが必修。トウカは先陣を切る。先の戦いでLv19になっているカルラ,17のウルトリィ,16のオボロを加えた布陣。これでは遠距離攻撃ユニットがいなくて困るなあ。ベナウィはLv12だし,ドリィも14だから,この辺を育てたい気もするが。
 アルルゥの攻撃力がとてつもなく低くて戦力外。だが今回は余裕勝ち。続いて鉄砲水の陣での戦い。今度はハクオロとエルルゥのみ必修なので,Lv20のカルラ,Lv18のウルトリィ,Lv17のオボロとトウカ,Lv14のドリィを選択。だが足の遅いドリィは結局何もできず,残りですべて退治してしまった。敵は全滅したのになぜかハクオロが流されそうになった敵兵を助けようとするイベントが発生。いないってば。
 続いてニウェの城へ行く戦闘。同じメンバーで。やっぱりドリィが役に立たなかった。足の遅いユニットは無用だ。ベナウィにしておけばよかったかしら。戦闘は瞬殺。ニウェとの一騎打において,画面には表示されなかったがハクオロは初めて化け物化したらしい。陰で見ていた謎の人物はシルエットからやはりディーだと思われる。
 クンネカムン絡みのイベントと,ウルトリィの母親ごっこイベントが続く。クーヤはどうやらアヴ・カムゥでここまで来ているらしい。腹心の部下がだめだと君主は苦労するね。ゲンジマルとサクヤに政治を任せれば,ヒエンやハウエンクアに任せるよりよほどうまくいきそうなのだが。

20030813
 A氏とニンジャウォーリアーズの協力プレイ。初めて5面に行けた。感動した。

 うたわれるものプレイ。クンネカムンがオンカミヤムカイを滅ぼした。ハウエンクアがトゥスクルに侵攻するらしい。アヴ・カムゥから逃げ回った。ハクオロ,すなわちアイスマンは,過去にウィツァルネミテアの化石を覗き見てしまった考古学者だったようだ。まず考古学者の体をウィツァルネミテアが奪い,契約により考古学者を眠らせた。そしてそのアイスマンが後の世の人々に発見され,研究されて,ミコトとの間に子が生まれた。それからさらに後,ディーが封印の地を訪れてもう一人のウィツァルネミテアと契約。ディーとアイスマンの戦い。アイスマンは記憶を失って流れ着き,ハクオロの名を与えられる。そもそもの根源はまったく不明。
 ゲンジマルがサクヤを人質に逃げてきた。いよいよアヴ・カムゥとの戦闘か。

20030814
 FF10プレイ。魔天のガーディアン戦。すべての特殊攻撃をガードするので普通に物理攻撃・魔法攻撃を当てていくしかないのだが,攻撃すると必ず強力な反撃を食うのでまず敵の背中側に移動しなければならない。全員にヘイストをかけておけば,魔法効果がキャンセルされることはないので少しだけましになる。それでも与えることのできるダメージ量が,アーロンの1900前後を筆頭に,ルールー1500前後,ティーダ1300前後,ワッカ1200前後,キマリ800前後なので,52000HPの敵を倒すには半端でない時間がかかった。その後の映像シーンで「究極召喚がない」ことが判明。ここまで50:18。

 うたわれるものプレイ。サハラン島の牢を襲撃。Lv22のカルラとLv21のオボロを出陣させる。カミュとゲンジマルはできればあまり使いたくないのだが,必修なので盾にでもなってもらおう。さすがのヒエンも攻撃力が馬鹿でかいハクオロ,オボロ,カルラの前にはなすすべもなく,反撃なしで力尽きた。一撃230HP前後だものなあ。ゲンジマルの4連撃より大きなダメージを与えているのだもの。防御無視の戦術は正解だった。
 続けてクンネカムン戦。ウルトリィとカミュが必修でなくなったので,Lv24のカルラ,Lv23のオボロ,Lv22のウルトリィ,Lv20のトウカ,Lv17のドリィで勝負。でもLvは高くてもカルラは足が遅いので,オボロより数段使い勝手が悪い。もしかしたら,カルラよりもベナウィを育てておいた方がよかったのかもしれない。だが,心配をよそにハクオロ軍はアヴ・カムゥをいとも簡単に殲滅。攻撃力が高すぎて,反撃を受ける前に皆倒してしまっていた。今回はドリィが結構活躍。足が遅くても遠距離砲は有利だ。攻撃力もアヴ・カムゥ相手に100以上削れるほどになったし。
 続いて仮面の亡者との対決。Lv25のカルラ,Lv24のオボロ,Lv23のウルトリィ,Lv22のトウカを選択。道が狭いので速攻で決めよう。ウルトリィが光の術法を使えるようになったので,かなり攻撃力と使い道が増した。無限遠まで届く術法は扱いやすい。仮面のシャクコポル族の死人はさっさと片付けたが,セーブなしでディーとの戦いになることをすっかり忘れていた。それでもかなり前方まで進軍していたので容易に勝てるだろう。ディーの攻撃魔法の射程は2ブロックだった。だが一回食らっただけで倒せてしまったので,どうでもよい。
 クーヤ戦。ウルトリィとカミュが必修になってしまったので,出陣できるキャラがLv26のオボロとカルラ,Lv23のトウカだけになってしまった。せめてもう一人出したかったのだが。
 倒すのは簡単だったが,その後の物語はやはり重い。ハクオロがエルルゥと契約を交わしたのは,ハウエンクアに殺されたときではなく,ハクオロ対ディーの戦いによる地震が原因でアルルゥが死んだときだった。したがって,最初からエルルゥは契約によりハクオロを助けたというストーリーになる。それはともかく,ムツミが使った「浄化の炎」は,人間たちがアイスマンとミコトと二人の間にできた子を捕らえるために使った兵器らしい。しかしクーヤはディーがウィツァルネミテアであることを知らないし,自分の父がウィツァルネミテアと契約を結んでいたことも知らなかったのだから,彼女がディーに斬りつけたからといってシャクコポル族を全滅させるというのはあまりにも酷すぎる。ウィツァルネミテアというのは,契約者とその眷属以外の「その他大勢」の意思を一顧だにしない存在なのだろうか。それでは世界は権力者の手で動くということになってしまう。
 オンヴィタイカヤンとの戦い。全員必修なので,Lvによる戦力差が激しい。Lvは10から27まで開きがある。オンヴィタイカヤンはHPが大きいので,一撃で倒せない。しかもLv10とかだとダメージ1しか与えられなかったりするし。それでも,いつものメンバーだけで十分に殲滅可能な数しかいないので問題なし。
 それより連続戦闘の真似っ子オンヴィタイカヤンの方が問題なので,早めに敵ウルトリィを撃破しておこう。前回はそいつにカルラを殺されているし。今回は楽勝。
 ヒエン&ハウエンクア戦。Lvは12〜29に上昇。やはりグラァは攻撃力がなくて役立たずだが,今回は4人もいれば勝てそうだからいいや。ハウエンクアったら,一撃で310HPも削られたのに,痛くないなどと強がっている。あーあ,やっぱり瞬殺されちゃった。
 ハクオロ対ムツミ戦。ここの音楽が素晴らしい出来なので,つい聴き入ってしまう。だが戦闘自体はどう足掻いてもハクオロが勝つに決まっている。術法をかけるときのムツミの顔が可愛いのだが,後半になると分裂攻撃ばかりであまり術法を使ってくれないのが残念。続いてハクオロ対ディー戦。化け物化したハクオロよりもオボロやカルラの方が圧倒的に攻撃力が高いというのはある意味問題かもしれない。化け物のハクオロは,ステータスが固定らしいのだ。ハクオロの攻撃によるディーのダメージは80強。だがオボロたちは300弱を平気で食らわしている。まったく,神を超える攻撃力というのはどういうわけだ。たった2ターンで終了。
 ウルトリィとムツミは一緒にウィツァルネミテアの封印という大罪を犯した。だがそのせいでウィツァルネミテアは復活。ミズシマさんにもらった鍵は,アイスマンとミコトの娘にお守りとして与えられたらしいが,それがもしかするとエルルゥが髪の先に下げている輪なのかもしれない。また,アベル・カムルというのは,アイスマンの仮面のレプリカを装着した人間のことらしい。そして「浄化の炎」とは,人間の造った最終兵器「アマテラス」のことだったようだ。
 最終戦。Lvは15〜31(エルルゥは32)と差が開いている。攻撃力の高いユニットを生かしておけば何とかなるだろう。2ターンちょっとで終わった。やられたのはグラァだけ。攻撃力99は高すぎるのかも。最後にウィツァルネミテアは「エルルゥ=ミコト」であるかのような科白を吐いたが,それならミコトの娘はどうなったのだろう。泣かせるのはこの最後の別れだけなので,ここですべてを落としてほしかったのだが,そうも行かないか。
 2周目終了。辛うじて心のゲームか。シナリオがよかったけれどもゲームとしてはそこそこだから。キャラクターは素晴らしかった。音楽はシナリオやキャラクターがあればこそという感がある。

20030815
 ファイナルファイトCDプレイ。最終面(6面)の途中で力尽きた。このゲーム,敵に両側から挟まれてタコ殴りにされると,回避する手段がない。特に後半面ではそのまま死ぬまで殴られ続けるケースがある。技量とは無関係な部分は回避できるようにしてほしいものだ。

 ニンジャウォーリアーズプレイ。一人でも5面までは行けるかと思ったが,集中力が切れてしまったせいか4面ボスの戦車を倒したところで倒された戦車に轢かれて終わった。YKKにやられまくりだったのが気になる。敵の攻略法が今ひとつわからない。
注) YKK:ザコ敵のシェパード。やられたときの鳴き声が「ワイケーケーケー」と聴こえるのでこの名がある。

20030816
 FF10プレイ。究極召喚の祈り子はおらず,代わりにゼイオンの石像があった。究極召喚はユウナレスカが授けるらしい。死人の爺様が説明していた。ユウナレスカの説明によると,ガードの一人を選ぶとその人をユウナレスカが祈り子にして,それで究極召喚が得られるそうだ。そのときブラスカたちの映像が流れた。アーロンが今のリュックのように,「考えようよ」という意味のことを連呼していた。ここまで50:31。
 結局,究極召喚によって祈り子(すなわちガードの一人)の命を犠牲にして得た召喚獣が,次のシンになるのだという説明を受けた。宿命は変えられないとのこと。絶望に逆らうティーダたち一行は心底カッコいい。アーロンの叫びに応じてユウナレスカとの戦闘。とても強いのかと思っていたが,第一段階(HP24000)はものすごく弱かった。第二段階(HP48000)になると「ヘルバイター」というゾンビ化させる攻撃をしてくる。これはゾンビ防御の防具も無効なのだが,それはどうやら一度に複数回攻撃をするからのようだ。一度回避しても次でゾンビ化するらしい。もっとも,ゾンビ化しても敵はリジェネやケアルラ程度しかかけてこないので,すぐに死ぬことはない。時間はかかったが苦戦した気がしない。第三段階(HP60000)になると「オーバーデス」という即死攻撃を使ってくるが,ゾンビ化していると何も起きないのであまり怖くはない。フェニックスの尾はたくさん必要だが,時間をかけさえすれば倒せるのは同じ。ただ命中率が少し悪くなるので,時々ティーダやアーロンが攻撃を外す。
 ユウナレスカを倒すと,諸悪の根源はシンではなくてエボン=ジュなるものであることを告げられた。だが何のことだかよくわからない。アーロンが自分は死人であるとティーダにだけ告白。だがすでにバレバレ。ユウナレスカに返り討ちにあったそうだ。死人になったからこそティーダのいたザナルカンドにも行けたらしい。死んでも息子を守るとジェクトに約束したそうだ。ここまで51:28。
 外に出ると,シンがいた。ティーダがシンに「待っててくれ」と言ったら,シンは立ち去った。迎えに来た飛空艇に乗り込む。ここまで51:33。
 飛空艇内で,貯まりに貯まった武器・防具の整理を行った。アイテムは自動で整理されるが武器・防具のUI(ユーザーインターフェース)は極めて悪い。ユウナやキマリと話をしたせいもあるが,飛空艇が発進できるようになったときには1時間がすぎていた。ここまで52:41。キマリならマイカに力ずくでも喋らせるとのこと。リュックなら祈りの歌でシンを足止めして戦うとのこと。ティーダは二人のアイデアをともに採用することにしたようだ。

20030817
 FF10プレイ。グレート=ブリッジへ行く。手前にも道は続いていたがそちらは行き止まりだった。シェリンダがいつの間にか寺院を仕切っていて,ユウナが反逆者というのはアルベドの流したデマだなどと言っていた。マイカの話では,「エボン=ジュは死せる魂を寄せ集め,シンという鎧に変えた。その鎧を倒す唯一の方法が究極召喚」とのことだ。マイカは絶望して消えた。そこへザナルカンドの祈り子が現れ,話をしてくれた。祈り子によると,「エボン=ジュは昔召喚士だった。今は召喚を続けているだけ。エボン=ジュはシンの体内にいる。エボン=ジュを倒すときは必ず自分を召喚してほしい」とのことだった。エボン=ジュには通常の武器や魔法は効かないらしい。ここまで53:03。
 これでシンと戦えるようになったのだが,その前にシナリオを復習。ビサイド島で青く光る石板を発見。「キーリカとビーカネルを重ねよ」とのこと。キーリカでは「ぱわど びとあ」という石板を発見した。あと,連絡船上とルカでジェクトのスフィアを発見。アーロンが征伐を覚えた。その後ジェクトのスフィアを合計7つとアーロンのスフィアを発見。アーロンが陣風を覚えた。スフィアはあと2つあるはずだが,過去に取っていたのかどうかは不明。
 ミヘン街道で「広大な平原の谷に近い大きな棘,その棘の谷の反対側を見よ」という石板を発見。キノコ岩街道と雷平原でくもった鏡関連のイベントが発生したが,まだ力が足りないらしく発動しなかった。ジョゼ寺院には魔法ブースターつきの武器が売っていたが,もっとよいものがあるかもしれないのでとりあえず放置。何しろ19万ギルもするのだ。高すぎる。キーリカとビサイドの寺院で,祈り子の部屋に出てきた宝箱を取り逃したことに気づいた。ジョゼ寺院では宝箱があったからだ。それを取りに戻った。
 雷平原で雷よけをやってみたが,157回でアウト。いろいろもらえたが200回連続でよけるともっといいものがもらえるらしい。しかし200回もよけたら何分かかると思っているのだ。キーくんママのために以前やったけれどもとんでもなく時間がかかった。
 雷平原の避雷針に,「パスワードはむらさめ」という文言があった。これも石板のひとつなのかもしれないが,なんともわかりにくいところにある。サボテンダー?の石板を3つ解放すると,サボテンダー?の幽霊が浮遊。壊れた避雷針で同じく□ボタンを使うと宝箱が出てきた。これがくもった鏡イベント。
 マカラーニャの森にオオアカ屋がいた。また,ここで母子連れと出会い,父親捜し。その後迷子捜しをすると,くもった鏡イベント発動。使うとくもった鏡が七曜の鏡になった。これで七曜の鏡イベントが発動するだろう。キノコ岩街道でアーロンの正宗,雷平原でキマリのロンギヌスを入手。
 ビーカネルの石板には「すーは くりす」と書いてあった。キーリカのものと合わせると,「パスワードはびくとりあす」となる。また,ナギ平原の大きな棘のそばに「パスワードはごっどはんど」という文言があった。だがどう見ても谷の側だ。谷の反対側ではなかった。不可解だ。
 とれとれチョコボで0:0を記録して,日輪の聖印をもらった。このとき平原の北西で谷を守っていた老人が競走を見に来たので,その隙に谷に下りてティーダのアルテマウェポンを入手。また,ナギ平原のモンスターをすべて捕獲してユウナのニルヴァーナを入手した。ここまで62:39。あとはエボン=ドームの試練の間でアイテムを入手し,パスワードを使って行けるところに行くことにしよう。

20030818
 FF10プレイ。エボン=ドームの試練の間攻略。宝箱を入手。続いてパスワードで行く3箇所攻略。むらさめ(No.3)はビサイド遺跡2,びくとりあす(No.2)はビサイド遺跡1,ごっどはんど(No.1)はキノコ岩谷底だった。それぞれパスワードと同名の武器が手に入ったが,このうちゴッドハンドはリュック用七曜の武器。ここまで63:09。
 隠しエリアを発掘。適当にサーチするだけで割と簡単に見つけることができた。幾つかは変なところにあったけれども。オメガ遺跡とバージ=エボン寺院は後回しにして,残りを攻略。宝がひとつあるだけ。続いてジョゼ寺院とガガゼト山で買い物。ガガゼト山にはお喋りなメイチェンがいて,エボン寺院の悪い面を詳しく解説した。なぜこの人物は裏の歴史にこれほどまでに詳しいのだろうか。政治犯として牢獄につながれていないのが不思議なくらい。エボンはユウナレスカの父の名だそうだ。となると,シンに関するスピラの死の螺旋は,エボン,ユウナレスカ父娘の手により引き起こされたことになる。また,エボンはザナルカンドを取りまとめていたいちばんの召喚士だったらしい。ベベルが機械でザナルカンドを攻めようとしたが,ガガゼト山に阻まれている間に,シンが現れてザナルカンドは自滅したそうだ。そうすると,機械を使った罰というのはまったくの嘘で,召喚士の驕りこそがシンの原因ではないか。
 ティーダとワッカの武器を買って,スピラの魔物を捕獲。ビサイド,キーリカ,ミヘン,キノコ岩,ジョゼ,雷平原,マカラーニャ,ビーカネル,ナギ平原の9地域を制覇した。その結果土星の聖印をもらえた。その間に雷避けを連続299回達成。火星の聖印を入手。また,ビーカネルでサボテンダーの石碑を発見。「のんびりトーメは水くみに。まだ戻らない」という文言があり,砂漠の中で唯一水のあるところに行くとそこにトーメがいた。話しかけると「はりはりまんぼん」という「達磨さんが転んだ」ゲームが始まり,ゲームに勝つとサボテンダーと戦闘。それにも勝つと「トーメのスフィア」をもらった。こうして10人のサボテンダーに勝ち,スフィアを石碑にはめると,サボテンダーの里に入れるらしい。だがそのためには砂漠を何往復もしなければならず,とても面倒だ。最初の一人でやめた。因みに二人目の文言は「ロビビアは寄り道中」というもの。
 集めたモンスターを合成して強いモンスターを作ったというので戦闘してみたが,どいつもこいつもまったく歯が立たなかった。ティーダたち弱すぎ。こんなことではシンなぞ倒せまい。
 魔法ブースターのついた武器をルールーに持たせると,ルールーの魔法攻撃力が高まり,ダメージ限界の9999になってしまった。そこでバージ=エボン寺院行きを敢行。水中なので進めるのがティーダ,リュック,ワッカの三人だけ。三人とも石化や即死を防御できないので,ジオスゲイノには勝てまいと思っていたのだが,なぜか思ったより簡単に倒してしまった。それでもリュックは石化&即死で消えてしまったが。先へ進むと,要らないのに召喚獣アニマをもらってしまった。あんなえげつない化け物ほしくないのだけれど。返すことできないのかしら。
 ルールーの七曜の武器(ナイト・オブ・タマネギ)を入手したので,早速最強状態にした。それにしても,ナイト・オブ・タマネギは見つかりにくいところに出てくる。普通は発見できまい。ここまで69:52。

20030819
 FF10プレイ。シンとの最終決戦。シンの左腕,シンの右腕,シンのコケラ:グナイ+シン(コア)との三連戦。怖いのはグラビジャという重力魔法で,HPが1/4になってしまうのだが,遠くに離れていれば当たらない。両方の腕は,遠くからルールーの魔法とワッカのブリッツで攻撃するだけで倒せた。グナイにはスロウが効くので,アーロンとルールーの攻撃だけで簡単に潰せた。コアのグラビジャは避けられないのだが,2ターンに一度しか放ってこないので楽勝。十分回復できる。
 ユウナがホーリーを覚えたので,月輪の聖印を手に入れようとベルゲミーネのところに行ったのだが,どうやら召喚獣をすべて入手しないと月輪の聖印はもらえないらしい。バハムートまで倒したところで終わり。用心棒を雇わないと,アニマとも対戦できないようだ。アニマは強すぎるので,ユウナがこれを使うのは反則ではないかと思えてしまう。通常攻撃でダメージ限界突破されては相手の召喚獣も敵わないだろう。
 シン(頭部)と対決。グラビジャが連発できるようになったらしいが,おかげでアーロンの攻撃が一撃22000HPくらいになったので,簡単に倒せてしまった。アーロンの武器はHPが減るほど攻撃力が上がるらしい。今のところ,8000〜22000くらいの幅がある。だが同じ七曜の武器でも,ティーダの武器はとても弱い。逆にHPが減るほど攻撃力が下がるのに,HPMAXでも3000くらいしかダメージを与えることができないのだ。ダメージ限界突破のアビリティが無駄になることこの上ない。冗談かと思った。今のところ,コンスタントにダメージ7000超を与えるルールーと,8000超のアーロンがメインキャラ。
 シン(頭部)を倒したが,なぜかティーダにAPが入らなかった。ずっとメインで戦っていたのに。あまりの攻撃力のなさにPS2も呆れたのだろうか。ここまで71:30。

20030821
 ファイナルファイトCDをやるが,やはり6面途中で終わってしまった。6面は少々長い気がする。アンドレが連続でアタックしてくるとどうしようもない。

 FF10プレイ。シンの体内をぐるぐる回る。弱いのでザコを少し倒すとMP切れになる。宝箱を2個入手。皆どんどん強くなるのになぜかティーダだけちっとも強くならない。ルールーがフレアを覚えたので,属性魔法に頼る必要がなくなった。MP消費1と魔法ブースターのアビリティを装備しているので攻撃は常にフレアを選択すればよい。だがなぜかアーリマンにはフレアが効かない。ワッカがアーマーブレイクを覚えたのでだいぶ楽になった。これまではアーロンしかできなかったから,アーロンのMPが尽きれば旅は終わりだったのだ。このエリアには「かたい」敵が多数出るので,アーマーブレイクがないとお話にならない。
 キングベヒーモスの死に際のメテオは凶悪。防御していないと間違いなく死ぬので,とどめの一撃を与えたキャラにはAPが入らない。アニマのオーバードライブ技を試してみたら,ダメージ48000超でオーバーキルになった。しかもアニマだけはメテオを食らっても生き残った。さすがだ。ここまで73:31。

20030822
 FF10プレイ。シンの体内悲しみの海にて宝箱すべて回収。キングベヒーモスからはとんずらするものの,他のザコ共は倒せるようになった。それでもまだアーリマンに混乱させられて窮地に陥ることあり。普通に歩くだけで,アダマンタイマイに連続して当たったりすればかなりAPを稼ぐことができる。APが稼げるとスフィア盤がどんどん埋まっていく。このあたりは純粋に「レベルアップの快感」が味わえる。スフィア盤を回るという作業が,マインスイーパーのようなちまちました作業をコンプリートさせていくという「仕事欲」を満たしてくれるのだ。
 それにしても,ティーダはいつまで経っても成長しない。ついにHPすらルールーやユウナに抜かれてしまった。今日の作業終了間際にようやく3000到達。攻撃力は相変わらず低いし(七曜の武器を使ってすらワッカの半分くらい),素早さもリュック,キマリ,ユウナに抜かれた。最早とんずらとヘイスト要員でしかない。
 ルールーがフレアを覚え,ワッカがアーマーブレイクを覚えてからは,ずいぶん楽になった。かたい敵はワッカとアーロンで破壊できるし,属性魔法を吸収する敵はすべてフレアで一掃できる。それにしても,ワッカには完全混乱防御のアビリティがほしい。アーリマンのにらみは,回避カウンターも魔法カウンターも受け付けない。攻撃力の高いワッカは,混乱の一撃で自身すら死に追いやってしまう。HP5000超えているのに。
 悲しみの海反対側のセーブポイントに到達したところでやめる。ここまで75:10。

20030823
 FF10プレイ。シーモア:最終異体戦。とりあえずやってみたところ,ほとんどノーダメージで倒してしまった。ファイガ4連発はほとんど吸収か無効だったので,怖いのはデスペルの後のアルテマだけ。これは召喚獣を呼び出して守らせればほとんどダメージはない。二度目のアルテマを受けるより先に倒してしまった。戦闘時間はたったの16分。
 その後死者の塔を探索したが,強力な敵がいくらか出現。モルボルグレートは「盗む」や「ライブラ」に対してすらカウンター攻撃をしてくる。カウンターで食べられると,一見毒や暗闇になったかのように見えるが,単なるダメージだったので一安心。デビルモノリスはカウンターで「ファラオの呪い」という攻撃をしてくるが,こちらは沈黙・暗闇・カーズ・毒のフルセット。かなり痛い。また,石化攻撃をしてくるので注意。石化するとそれまでに受けていたファラオの呪いの特殊効果が相殺されるので,その点は楽。
 武器・防具がいっぱいになり,捨てなければならなくなったのでいったん飛空艇に戻った。リンに要らない武具を売ったのだが,整理に時間がかかった。やはり武具の整理がしにくいという点がこのゲーム最大のマイナス要因かもしれない。整理後に再び同じところに戻って終わり。ここまで78:07。

20030825
 チューチューロケット!(GBA版)プレイ。4プレイヤーバトルやチームバトルはクリア対象とは言えないので,ステージチャレンジ全25面をプレイ。その日のうちにクリアした。どの面も30秒という制限時間があるので,やり直しを含めてもそれほど時間はかかっていない。クリアするとエンディングテロップが流れた。プロデューサーの中裕司氏はアクションメーカーのはずだが,こんなゲームを作る暇があったらもっと凄い奴作れないのかしら。解法がわかっていても,カーソル移動が遅すぎるためにうまくパネルを配置できなかったり,乱数発生(ネコのカプカプの登場タイミングなど)を読み違えて何度もやり直しする羽目になったりと,ゲーム性に問題がある。できたからといって達成感はない。ランダム要素が強いので,数をこなせばいつかは必ずできることだからだ。全25面合計10分9秒19だそうだが,これをさらに縮めようという意欲はまったく湧かない。
 続いてパズル(ノーマル)全25面をプレイ。このほかにユーザー(DC版のプレイヤーが作ったものらしい)が全2500面あるそうだが,とてもやっていられない。矢印パネルをカプカプが踏んだときに,一度で消えるときと二度で消えるときがあるのだが,この違いがわからない。ルールが異なる場合には説明がほしい。ノーマル25面をクリアしたら,またエンディングテロップが流れた。そして「ハード」全25面がプレイ可能になった。ばかばかしいのでユーザーI-A全25面をクリアし,I-B全25面のうち20面をクリアしたところでやめる。I-Bには難度の高い面があり,一度でクリアできなかった。

20030826
 チューチューロケット!プレイ。ハード全25面を先にクリアした。ハードの方がI-Bより簡単というのが謎。すると三度目のエンディングテロップ。そして「スペシャル」全25面がプレイできるようになった。ふざけているのか?
 そのスペシャルも,ユーザーI-Bより簡単だったので速攻でクリア。四度目のエンディングテロップの後,悪い予感が的中。「マニア」全25面が現れた。もう呆れて何も言えない。

20030827
 チューチューロケット!プレイ。マニアになってようやく本当に難しくなった。15,16,25面がどうしても解けない。先にI-Bをクリアした。I-Bの10面には苦労させられたが,こちらの方がマニアよりは簡単だった。

 逆転裁判を始める。成歩堂龍一(なるほどうりゅういち)という名の新米弁護士が主人公。何と最初から犯人が顔つきで登場した。冤罪の被告を守って真犯人を突き止めるゲームかと思っていたのに拍子抜け。27歳で法律事務所所長を務める綾里千尋のもとで働く成歩堂は,小学校のときに「学級裁判」なるものを経験しているらしい。それって「いじめ」と言わないか?
 最初の依頼人は矢張政志(23)。被害者はモデルの高日美佳(22)。対する検事は亜内。やはりだのたかびだのあうちだの,妙な姓をもつ登場人物ばかり。その割に綾里だけまとも。証人は新聞勧誘員の山野星雄。この人の姓もまともだ。
 証言は始めから「つついてくれ」と言わんばかりの矛盾がいっぱい。「怖くて部屋に入れなかった」のに「彼女の部屋の電話は通じなかった」り,4時に死んだ人の通報を2時に行っていたり,マンションが停電中だったのにテレビの時報を聞いていたり。あまりの阿呆ぶりに,裁判官までが「貴方の言うことは信用できませんね。妙にくねくねしているし」などと言い出す始末。それはちょっとお茶目すぎだろう,裁判官。
 裁判官は「おもしろい」の一言で成歩堂の「仮説」を続けさせるし,成歩堂は証拠もないのに「証人の顔を見ろ」で勝訴するし,およそ裁判ゲームとは言いがたい展開。結局山野は泡を吹いて倒れた。空き巣の常習犯だったらしい。
 しかし,このゲームの展開にはついていけない。二話目で所長を殺してしまうとは。所長の妹で霊媒師の綾里真宵が被告。姉の千尋は普通の名前なのに,なぜ妹はまよいなんて妙な名前なのだろうか。
 この事件は犯人が見えていないが,真宵の話では,綾里の女には霊媒師の素質があるそうだ。いきなりオカルトになって困った。彼女の母はある殺人事件の被害者の霊媒をやり,犯人を名指ししたが,その犯人は無罪だった。それをコナカという人物がスクープしたため破滅したそうだ。千尋は真宵に書類を預かってもらおうとして殺された。そこで予想されるのは,犯人がコナカであるということ。
 糸鋸圭介(いとのこぎりけいすけ)という刑事が事件を担当し,「マヨイ」と被害者の血で書かれたレシートが見つかったため真宵を犯人として連行した。千尋の師匠に当たる星影宇宙ノ介(ほしかげそらのすけ)という弁護士は,真宵の弁護を断った。目撃証人の松竹梅世(しょうちくうめよ)が,真宵が殺すところを見たと証言。検察官の御剣怜侍(みつるぎれいじ)は被告人を有罪にするためなら手段を選ばぬ男らしい。梅世の泊まっていたホテルの部屋に盗聴器があった。株式会社コナカルチャーの小中大(こなかまさる)から,ホテルの梅世に電話があった。一日目終了。
 証拠品を入手した日時が重要らしい。検死報告書を事件の翌日に入手したことを忘れていた。困った。また,二日目の裁判では,梅世の証言におかしな点が二点あったのに,二点目(梅世が見える範囲)にまったく触れずに終わってしまった。おまけに「梅世のアリバイ確定=真宵有罪」なる妙な因縁を御剣から突きつけられ,裁判長がそれを容認するというとんでもない事態に発展。犯人は梅世と組んだ第三者である確率が最も高いのに。証拠もそれを示しているというのに。梅世が実行犯ではありえないのだから,この契約を呑んだ時点で真宵は有罪となる。こんな裁判があってたまるか。だが契約を呑まないという選択肢は無効であった。
 ベッドメイキングのことを聞いたらボーイが口を滑らせた。梅世の部屋に二人泊まっていたことは,御剣が口止めしていたらしい。
 二日目の探偵パート。小中の写真が必要だったのだが,なぜか星影法律事務所においてあったので無断借用。小中と対決。怒らせて小中を証人として引きずり出すことに成功するが,検察官も裁判官も弱みを握られ買収されているらしい。しかも,成歩堂が犯人ということにされてしまった。

20030828
 逆転裁判プレイ。被告人成歩堂は自らの弁護を自ら行うという変則プレイで対応。小中が各界の著名人を恐喝していたこと,星影も恐喝されていたことを突き止めた。星影は綾里の母と知り合いで,彼女が霊媒によって犯人を突き止めたことを小中に漏らしてしまった張本人。そのことで小中から恐喝されていた。
 小中の証言を突き崩しても,御剣が見事なカウンターを加えてきて,なかなかノックアウトできない。だが最後には何とかねじ伏せることができた。しかし,レシートがガラス製電気スタンドのものであることは予想されたものの,それを霊媒師真宵の力によって知るという展開はやめてほしかった。結局千尋の霊が成歩堂を救ったようなものだ。裁判ゲームに霊なんか出てくるなよ。

20030829
 逆転裁判プレイ。第三話は逆転のトノサマン。10月14日,真宵,トノサマンをテレビで観る。10月16日,トノサマン役の荷星三郎(にぼしさぶろう)が怪人アクダイカーン役の衣袋武志(いぶくろたけし)をトノサマン・スピアーで刺殺した罪で逮捕された。当日は英都撮影所で,午前10時に打ち合わせ,午後5時からリハーサルの予定だった。午後5時にスタジオに集まったスタッフが,セット付近で着ぐるみを着たままの怪人アクダイカーンの死体を発見。荷星は午前9時に撮影所に行き,12時までアクションの打ち合わせ,その後昼寝をして午後5時過ぎに目を覚まし,スタジオに行ったら逮捕されたそうだ。
 警備員のオバチャンの話では,被害者の衣袋武志は昔「ダイナマイト侍」シリーズで名を上げた大スターだった。だが5年前,撮影中に事故が起き降板。今は子供番組の悪の使者をやっている。午後1時から5時まで,オバチャンはずっと警備詰所で警備していたが,1時から殺人のあった2時半までの間に警備詰所の前を通ったのは荷星一人だけと証言した。どうせトノサマンの着ぐるみが通っただけなのだろうけれど。
 二つのスタジオの分岐点で,マスコットのテングザルの首が折れていた。15日に強い風で折れたのだそうだ。近くの木も。殺人現場は第一スタジオ。スタジオに通じる道にカメラが設置されており,ST1-307というプレートがついている。解剖記録を糸鋸刑事から入手。事件があったのが15日午後2時半で,今日は16日だ。予想通り,スタジオに行ったのはトノサマンの着ぐるみで,荷星ではなかった。
 18日,法廷。オバチャンの名前は大場カオル。法廷で明らかになったのは,足を引きずったトノサマンのほかに小学2,3年生の男の子がスタジオに行ったそうだ。彼はトノサマンの熱狂的なファンなので,アクダイカーンを殺す動機は十分。しかも,トノサマン・スピアーは打ち合わせ中に折れたので,子供でも扱えそう。
 だが折れた槍を使って子供が殺したという仮説はさっさと棄却されてしまった。可能性という点では十分に可能なのになぜだ。子供はスタジオで待機,トノサマンの着ぐるみが槍を持って現れた後にその槍を使って悪役を刺殺,というシナリオは可能だろう。
 でもそれは自分で棄却してしまった。カードキーがあったから。仕方がないね。というわけで,オバチャンに容疑者になってもらった。すると,撮影所から口止めされていたが監督・プロデューサーが第2スタジオのコテージにいたこと,そのほかにもお偉いさんがいたらしいことを白状した。彼らはオバチャンがセキュリティシステムを作動させた午後1時より前に移動したらしい。
 テングザルの首はとてつもなく重いようだ。第2スタジオでは,二人の人物が食事をしたらしいが,なぜか昼食のホネつきステーキの骨が皿の上になかった。第2スタジオはスタジオというよりコテージで,ドアには鍵がかかっていた。花壇の鉄柵の一部が曲がっているのだが,どこを指し示しても花の説明しか出てこない。スタッフエリアではスタッフの女の子が排水溝の穴を塞いでいた。塞いだところは壊すこともできるようだ。だが壊したら犯罪だ。弁護士が犯罪を重ねるなんて,E.S.ガードナーのペリー・メイスン物の影響を受けすぎている。
 結局,壊さずに進めると途中から何も進展しなくなるので,仕方なく壊すことにした。このゲーム,ちょっとおかしい。一本道のシナリオに選択肢を入れないでほしいものだ。しかも,常識的選択肢ではなくて弁護士に犯罪行為をさせるような選択肢が唯一の正解というのはおかしすぎる。事件の解決につながるとは常識では考えられないものだからなおさらだ。どうせ子供に入ってきてほしいだけなのだろうが。
 荷星が昼寝をしたのは,昼食に睡眠薬を混ぜられたからだろう。だが手がかりとなるはずの昼食の残りをいくら調べても,そのような話は進展しない。楽屋にあったトノサマン着ぐるみを堂々と奪うためには,荷星に完全に眠っていてもらわなければ困るはずだ。少なくとも,普段は寝過ごすような男ではないことくらい証言しろ,荷星。
 せっかく女の子が塞いだ穴を壊すと,話が進展した。怪しいのはやり手のプロデューサーらしい。撮影所長が庇っているのは監督ではなくプロデューサーの方だそうだ。第2スタジオのコテージ内で物音がした。だがスタッフの女の子は鍵を貸してはくれないようだ。成歩堂は直接頼まずに,彼女がいない隙に盗み出すつもりだ。何て奴。
 楽屋に行くと宇在拓也(うざいたくや)監督と出会った。監督は正午から4時過ぎまで会議で,昼食のホネつきステーキを食べ損ねたらしい。では食べたのは誰だろう。プロデューサーの姫神サクラ(ひめがみさくら)とは一緒に会議をしていて,二人とも昼食は食べていないそうだ。お偉いさんは制作局の部長,スポンサー,プロダクションの人。皆でリムジンに乗って正午前に撮影所へ。
 正面入口にオバチャンが帰ってきた。ますます鍵は手に入らないようだ。スタッフエリアで子供に出会った。真宵と餓鬼の喧嘩をしている。子供の名は大滝九太(おおたききゅうた)。ちょんまげ,刀,カメラをもったナイフのように尖った少年。少年はすべてを目撃していたらしい。しかも,逃げるときにテーブルにぶつかり,テーブルから睡眠薬と書かれた小瓶が落ちた。警察も弁護士も,なぜ今まで気づかない。節穴だらけだ。
 九太がオバチャンと逃走劇を繰り広げている隙に,第2スタジオコテージの鍵を盗む成歩堂と真宵。立派な犯罪者だ。ペリー・メイスンを尊敬しているに違いない。コテージ内にいた姫神に第13話の台本を所望された。最初から当たりをつけて第1スタジオを探したのに発見せず,監督に「忘れた」と言わせてからでないと見つからないというのは,フラグ式一本道アドベンチャーの弊害。推理力が勝っているプレイヤーにはさっさと先を観せてほしいものだ。
 姫神によると,テングザルは「サルマゲどん」と言うらしい。そいつが倒れて道を塞いでいたので,第2スタジオにいた人間は第1スタジオに行くことができなかったそうだ。首をどかす作業が始まったのが3時過ぎ。道が通れるようになったのが4時過ぎ。サルマゲどんは時計内蔵で,時刻をアナウンスするらしい。よくよくアナウンス時計が好きな制作者だ。で,首の時計は2時15分で止まっていた。これを操作することは可能だろう。
 あとはお使いと追いかけっこ。九太から「トノサマンがアクダイカーンを刺した」という目撃証言を得た。つまり,トノサマンが荷星でないことを証明する必要があるということだ。

20030830
 逆転裁判プレイ。19日,法廷。監督の証言では負けまくっていたのに,少年の証言で大逆転していた。まったく,こちらが予想していた線をまったく攻めないから,選択肢を間違えたのかと思ったよ。第2スタジオの会議では,2時半から2時45分まで休憩があり,監督とプロデューサーがホネつきステーキを食べたことが判明。そして少年の証言から,殺されたのはトノサマンの着ぐるみを着た人で,殺害現場は第2スタジオであることが判明した。これで逆に荷星の嫌疑がなくなったと言えよう。犯人は第2スタジオのコテージにいた人物に絞られた。
 成歩堂に課された宿題は,被害者の衣袋がなぜトノサマンの着ぐるみを奪ったのか,そして誰に殺されたのかを突き止めること。探偵パートではろくな仕事ができなかった。5年前,第2スタジオで衣袋主演映画の撮影中に,事故で共演者が花壇の鉄柵に転落死。芸能記者が現場写真を撮っており,それを姫神が暴力団を使って口封じした。証拠写真はオバチャンが記者から奪い取った一枚だけ。姫神がその写真を消そうとしたところを糸鋸刑事に救われた。
 最終日20日の裁判では,姫神がいろいろとぼろを出したので意外と楽勝だった。だが宇在監督が共犯かどうかという質問だけは,共犯の範囲が微妙なので答えにくい。だが一応共犯でよいようだ。被害者はアクダイカーンの着ぐるみの上にトノサマンの着ぐるみを着ていたと思うのだが,なぜかそういう類の質問は出てこない。脱がすだけなら簡単だし,アクダイカーンの着ぐるみにも穴が開いていることにもなるのに。
 なぜか御剣の方が優秀な弁護人になって,姫神の証言の矛盾を突き刺した。御剣いい奴じゃないか。成歩堂はプレイヤーよりおバカなので,あまり主人公として操作したくない。
 しかし最後は証拠もないのに姫神が一方的に罪を認める形で終結してしまった。5年前の事故で死んだ人と姫神の関係でも調査すべきだったのに。しかも,死体に着ぐるみをいつどこでどうやって着せたのかについては解明されずじまいだった。どうでもいいことなら法廷で問題にしなければよいのに。
 最終話,逆転・そしてサヨナラを始める。事件は12月24日午前0時15分ごろ,ひょうたん湖で起きた。一隻のボートに二人の男。片方がもう一方をピストルで射殺。オープニングでは,二人は15年ぶりの再会で,一人がもう一人に復讐したらしい。だが犯人は左手に銃を持っていたのに,逮捕された御剣は右手に持っていた。
 御剣は,深夜に湖に行った理由を「ヒョッシーを見るため」などとごまかしている。事件の目撃者が一名。すべてを見ていたそうだ。そして御剣は,成歩堂にだけは弁護を頼む気がないらしい。だが他の弁護士はすべて依頼を断ったそうだ。
 湖には大沢木ナツミ(おおさわぎなつみ)が破裂音に反応する自動撮影カメラを用いて張り込みをしていた。流星の撮影と言っていたが,流星が落ちるときに破裂音などしないと思う。だがピストルが撃たれたときの写真くらい撮っているだろう。ここに張り込んで三日目だというし。
 糸鋸刑事に解剖記録をもらったが,死亡時刻がなぜかはっきりせず,「24日から25日にかけて」などというあいまい表現だった。心臓に一発弾丸を撃ち込まれたようだ。
 ナツミの記録によれば,24日夜にシャッターは2回切れており,そのうち2回目に,ボートに乗った二人の人影が写っていた。一人はピストルを突きつけている。そしてナツミもこの事件を目撃していたそうだ。
 矢張が湖で饅頭を売っていた。矢張と成歩堂と御剣は,小学校の級友だそうだ。御剣は小学生時代は父親のあとを継いで弁護士になりたがっていた。被害者は,星影法律事務所に勤めていた生倉雪夫(なまくらゆきお)弁護士。DL6号事件の弁護を担当していた。霊媒師にして真宵の母である綾里舞子が被害者の霊媒を行い,失敗した事件。15年前の事件らしい。今回の殺人事件に関係がありそうだ。DL6号事件の被害者は,御剣怜侍の父親。
 怜侍に聞いたDL6号事件の顛末は,次の通り。御剣パパは怜侍の目の前で射殺された。だが怜侍はその事件についてはっきりした記憶を持っていない。トラウマとなって記憶をシャットアウトしたらしい。容疑者として一人の男が逮捕された。状況証拠では犯人はその男しかいなかった上,霊媒師綾里舞子もその男を犯人と指名したが,生倉弁護士により無罪にされた。DL6号事件が起きたのは15年前の12月28日。つまりもうすぐ時効らしい。容疑者は生きていれば今年で50歳くらいだそうだ。怜侍の父親の名は信(しん)。怜侍は地震に弱いらしい。トラウマに関係ありそうだ。ようやく弁護の依頼を受けることができた。成歩堂は御剣に借りがあるらしい。
 御剣が成歩堂たちと同級生だったのは,小学4年生の一年間だけ。ちょうどDL6号事件が起きたのもその年に当たるようだ。御剣はすぐに転校。
 12月26日。狩魔豪(かるまごう)検事という,この40年間一度も負けたことのない人物が相手だそうだ。御剣の師匠にして,彼の10倍または20倍たちが悪いらしい。だが,いざやりあってみると,「来年の査定を楽しみに」と糸鋸刑事を苛めるところが性悪なだけで,あとは単に「異議あり」がやたらと多いだけだった。こちらは証拠を突きつけないと異議を唱えられないのに,向こうは証拠もなしに何度も異議を唱えてくる。不公平だ。だが「待った」が多いのは成歩堂も一緒。人のことは言えまい。
 糸鋸刑事の証言によると,0:30に男から通報があり,0:33にパトカーが現場に到着。そこで御剣検事に出会うも,彼を犯人とは思わず。翌朝死体が上がり,御剣を逮捕したそうだ。犯行時刻が0:30より前であるかどうかは,これだけではわからない。また,最初に通報した目撃者の男は明らかに怪しい。犯人は多分こいつだ。
 死体からは22口径の弾丸が1発,摘出された。弾丸は骨に当たっておらず,原形をとどめていた。心臓を撃ち抜いていたそうだ。凶器のピストルはボートから発見された。3発発射されており,御剣の右手の指紋がついていた。線条痕も一致。
 御剣は「ボートには乗っていたが撃ってはいない」と主張。もう少し詳しい話を聞かせてもらいたいものだ。
 ナツミの証言。0時過ぎ,車の中にいた。湖でパアンという音がした。窓から見るとボートの上に男が二人。もう一回音がした。湖の上にはそのボートだけだった。これには矛盾点が少なくとも4つある。写真では霧がかかっていたのになぜボートの上の二つの人影を「男」と断定できたのか。凶器のピストルは3発発射されているのになぜ銃声を2回しか聞いていないのか。カメラは破裂音に反応して自動的にシャッターを切るはずなのに,なぜ2回目の銃声で撮られたものにしかボートと人影が写っていないのか。湖の上には他にも貸しボート屋のボートが多数あったはずなのになぜ一隻しか見なかったのか。だが,どれを示しても一つも受け入れてもらえない。どういうことだ。
 このゲーム,先が見えているプレイヤーに対する配慮がまるでない。ここは,証言にすべて「待った」をかけ,すべて却下されることで,初めて先へ進めた。つまり何もわかっていないプレイヤーだけが先に進み,何がしかの証拠をつかんでいるプレイヤーは何度やっても撃沈する仕組みなのだ。とんでもない話だ。この一点だけで,裁判ゲームとしては大減点だ。少なくとも,小生の心証は裁判官以上に悪くなった。
 ナツミの証言変更。「双眼鏡で御剣を見た」そうだが,これにも矛盾が2点。霧の夜に街灯もない湖面に浮かぶ人影を,双眼鏡で見えるはずがない。双眼鏡は霧を除去しないし,肉眼以上に光量が必要だからだ。また,証人は寒かったので車内にいたと証言したが,暖かい車内から双眼鏡を持って寒い外に飛び出せば,当然双眼鏡は結露する。まして外は霧。見えるわけがない。だがこれらの矛盾点はまったくもって完全に無視された。
 ナツミは実はヒョッシーをスクープしようと待ち構えていたフリーカメラマン。流星を撮ると言いつつ湖面を撮っていたのだから当然だ。流星と破裂音とは何の関係もない。
 それにしても,その後の展開もユーザーインターフェイスがなっていなくて腹が立った。拡大した写真には,左手で発砲した人物の写真が写っていたのだが,左手やピストルを何度指し示しても裁判官は却下したのだ。ここは,まずピストルを持っている人物を指し示し,そのあと左手を指し示さなければならない。だが最初から左利きに気づいていたプレイヤーは,当然左手やピストルを指し示すから,わかっているのに却下され終了するという事態に追い込まれる。おまけに,却下されたときに成歩堂が「手が滑った」などと言うものだから,ドットがずれたかと思って似たようなところを何度も指し示し,進めないという悪循環にはまった。制作者たちはテストプレイをしなかったのか? これは欠陥商品だ。
 被害者に撃ち込まれた弾は1mの距離から発砲されたので,自殺は有り得ないということがわかった。とりあえず,一日目は何とかしのいだ。それにしても,成歩堂を庇って法廷侮辱罪とされた真宵は,一日拘束されるらしい。疲れた。

 FF10プレイ。バルバトゥースというザコ敵は,アーマーブレイクを使うとカウンターでシュトルフレイムなる全体魔法攻撃を仕掛けてくるが,ダメージは1000強なのであまり怖くはない。それよりも,モルボルグレートに攻撃順でもないのに攻撃+くさい息の連続攻撃をかけられて全滅したのが痛い。なぜ立て続けに攻撃してくるのだ。有り得ない。
 アーロンの「鉄壁」は,味方を庇いつつ防御する技だが,どうやら魔法攻撃からは守ってくれないようだ。最後のセーブスフィアのところまで,すべての宝箱を回収してやめる。ここまで78:38。

20030831
 FF10プレイ。武具を整理。一度飛空艇に戻るとまた元のセーブスフィアに戻るのに1時間近くかかるのが難点。普通はリューカーやルーラといった魔法が使えるのに,このゲームは移動がとにかく不便だ。79:54に戻ると,変な飛行物体に入った。そこで突き出る槍を避けながら宝石を10個入手。槍に当たるとデビルモノリスがわんさか出てくるが,とんずらが有効なので問題ない。たまにヴァルナという敵が登場するが,こいつは先制ヘイストを使ってくる。だがあまり強くない。
注) リューカーやルーラ:リューカーはファンタシースターの,ルーラはドラゴンクエストの,町に戻る呪文。
 宝石を集めるとジェクト発見。ブラスカの究極召喚獣となったので戦う。なぜかバトルメンバーはアーロン,ティーダ,ユウナで始まる。HPはやめてほしいのに勝手に全回復している。これではアーロンの攻撃力が低すぎる。究極召喚獣のHPは60000なのでそれほど大変ではないが,ジェクトビームという石化攻撃を仕掛けてくるのが厄介。完全石化防御つきの防具は必須だ。周りにいるジュ=パゴダは,ライブラ無効の上に片方生き残っていると両方復活して攻撃してくる。それでもジェクトを倒すのは容易。
 だがジェクトを倒すと第二段階に変貌し,こいつが信じられないことを行った。全体攻撃を仕掛けてくるのはどうでもよいのだが,ティーダたちに一度も攻撃順を与えなかったのだ。ジュ=パゴダ,ジュ=パゴダ,ジュ=パゴダ,ジュ=パゴダ,ジュ=パゴダ,ジュ=パゴダ,ジェクトの必殺技の連続攻撃。これで全滅。一体何が問題なのかさえわからない。普段なら右側に表示されているはずの,攻撃順を表す枠すら表示されなかったので,なぜこのような連続攻撃が行われたのかが理解できない。バグなのか? 3ターン回してくれとは言わないが,せめて一度くらいこちらにも操作の機会を与えてほしいものだ。これがカートリッジのゲームなら,間違いなく壁に叩きつけていただろう。
 もう一度やってみる。アニメーションは飛ばさせてほしいものだ。同じものを何度も観たくはない。もう慣れたので第一段階は1ターンで倒した。第2段階も今度は3ターンで仕留めた。攻撃順さえ回ってくればどうということもない。ティーダの「話す」も一度しか使わなかったし。最初にヘイスガをかけることが勝つための必須条件なのかもしれないが,攻撃順が一度も回ってこなかったのは何かのバグだったのだろうか。今回戦ってみた感じでは,それほど素早さが高いようには見えなかった。
 この後,HPの回復などはまったくなく,続けて召喚獣戦に突入。アニマと戦わなければならないというのは憂鬱だ。しかもジュ=パゴダはまだいるし。嫌なものを先に仕留めてしまおう。ということでアニマから召喚。
 アーロンが一撃84000強のダメージを与え,一瞬で終わってしまった。瀕死であるとはいえ,「さきがけ」つきのアーロンは強い。その後も有無を言わさぬ先駆けの一撃で,バハムートも撃破(74000強のダメージ)。よくみるとアーロンだけでなく,味方のすべてのキャラに天使の輪がついている。皆死人なのか?
 ところが,次のシヴァにアーロンがミスった。しかもシヴァの一撃でルールー即死。だがなぜかリレイズがかかっており,すぐに復活した。この戦い,味方がやられることはないのだろうか。アーロンの攻撃が当たらない以上,ルールーのフレアで倒すしかない。ダメージ11000強。
 続くイクシオンにはアーロンが38000強のダメージ,イフリートにはルールーのフレアが12000強のダメージで倒した。アーロンの一撃がどんどん弱くなっているのが謎。最後のヴァルファーレにはアーロンが37000強のダメージで終了。
 ここでまた高精細ムービー。ティーダが「エボン=ジュを倒したら俺消えっから」などと言い出した。それでは昔の召喚士ユウナと同じだ。
 エボン=ジュ戦。やはりジュ=パゴダがいる。相当強いと思っていたのに,アーロン,ルールー,アーロンのたった3回の攻撃で倒れた。アーロンの一撃が40000強のダメージとはいえ,カウンターでケアルガの9999回復,ジュ=パゴダが片側1500回復をしてくるのだから,もう少しもつだろうに。与えたダメージが10万強,回復したのが22998だから,エボン=ジュのHPは8万くらいだろうか。第二段階がくると待ち構えていたのに,エンディングムービーに移行してしまった。まったくの拍子抜け。
 エンディングでは,アルベド族が三三七拍子,ガッタやルチル,エルマ,メイチェンの姿も見えた。ユウナの召喚獣の祈り子が消えていった。続いて高精細ムービーによるユウナの異界送り。アーロンが消え,召喚獣が消え,ザナルカンドの巨大祈り子の群れが消えた。そして夢も消え,ティーダも消えた。この間のムービーがとても長く,ティーダは一体いつ消えるのかとやきもきさせた。
 最後にユウナの演説。高精細ムービーだと,これまでに操作してきたキャラとは別人のように見えるので,かなりの違和感がある。最初から最後まで,同じ解像度のキャラクターを出してほしいものだ。シンのいない世界,つまりは「召喚」のない世界で,ユウナたちはどのように暮らしていくのだろう。そして最後に海を泳いでいたティーダは,再び夢の世界に居場所を見出したのだろうか。80時間強に及んだ物語もようやく終わった。

 逆転裁判プレイ。12月26日探偵パート。ナツミはヒョッシー情報と引き換えに事件の情報を売ると言ってきた。仕方がないのでイトノコ刑事に警察の秘密アイテムを借りて,ヒョッシーを捜索。秘密アイテムは,警察犬のミサイル,釣竿,金属探知機のうちからひとつを選ぶ。当然金属探知機を選択。選択は大当たりで,貸しボート屋の近くで金属製のボンベを発見。ボンベには万国旗がついており,万国旗の下で饅頭を売っていた矢張を問い詰めると,ついにヒョッシーの正体を白状した。20日にボンベでトノサマン風船に空気を入れようとしたところ,パアンという破裂音とともにボンベがしわしわの風船ごと飛んでいった。それがたまたま目撃され,写真に撮られたヒョッシー。矢張は24日夜にトノサマン風船を発見したが,事件が起きた深夜にはもう帰宅していたとのこと。
 ナツミの証言では,明日の法廷で証人となるのは貸しボート屋の管理人。また,ナツミから24日午後11時50分に撮られた写真をもらった。破裂音がしたにもかかわらず,湖には何も写っていなかったとのこと。実際の殺人はこのときに起こったのだろう。
 貸しボート屋の管理人は,ボケ老人だった。成歩堂と真宵をユキヒロ,メグミと呼び,自分の子と勘違いしていた。管理人はもとソバ屋「長寿庵」の主人で,子供たちに店を継がせたかったらしい。オウムのサユリさんと二人暮し。サユリさんは,特定の合い言葉で呼びかけると,いろいろなことを喋るそうだ。「サユリさん」には「オハヨー,オハヨー」,「金庫の番号は」には「1228」,「お名前は」には「サユリさん」,「忘れたこと」には「DL6号事件を忘れるな」というわけで,どうやらこの管理人はDL6号事件と関係があるらしい。
 管理人の証言では,時刻不明の夜,パアンという音が2発響き,ボートから一人が転落。その後若い男が窓の外を通り過ぎたそうだ。その男が去り際に何か言っていたらしいのだが,残念ながら今は思い出せないらしい。
 イトノコ刑事の計らいで,DL6号事件を調べさせてもらった。警察署の資料室にて,以下の詳細を発見。
 事件が起きたのは2001年12月28日(ゲーム中の今の日付は2016年12月26日)。場所は地裁エレベータ内。成歩堂たちが争っているところらしい。午後2時に大きな地震があり,裁判所の一部が倒壊,全館が停電となった。午後の法廷で敗訴した御剣信弁護士は,息子の怜侍とともにエレベータに乗っていたが,そのとき停電がありエレベータ内に閉じ込められた。救助までは5時間かかった。エレベータ内は酸欠状態で,生存者は意識なし。御剣信(当時35)は心臓に銃弾を受け死亡。角度などから自殺は有り得ないとされた。凶器のピストルはエレベータ内で発見されたが,2発撃たれていたそうだ。
 容疑者は灰根高太郎。裁判所の係官で,御剣父子とともにエレベータに閉じ込められていた。灰根は極度の酸欠状態で脳にダメージを受けており,記憶を失っていた。生倉弁護士により無罪になったあと,姿を消している。この事件のどこが「容疑者の特定が困難」で,なぜ無罪になったのかなどは一切謎。なのに成歩堂は勝手に調査を打ち切ってしまった。だめすぎる。
 27日法廷。なぜか成歩堂は11時50分に発砲があったという証拠を提示できず,御剣の有罪判決が出てしまった。だがその直後に矢張が法廷に乱入。判決が出たにもかかわらず,裁判官にそれを撤回させるという,ゲームでしか起こりえない事態が起こった。それにしても,11時50分に発砲がありそのときには湖の上に誰もいなかったことを証明するのにこれほど苦労するとは思わなかった。すべてにおいて正しい矢張の主張を,無関係な証拠(零時過ぎに破裂音を聞いたというナツミの証言)で異議申し立てするなど,悪意のある者でなければ思いつくまい。銃声が3回聞こえたはずということは,凶器から3発の弾丸が発射されている時点ですでに明らかだし,矢張が他のボートを見ていないことから矢張の聞いた銃声が11時50分のものであることも明らか。それこそ狩魔検事の言う,「完璧な証人,完璧な証拠」以外の何物でもない。それを提示するタイミングがまったくわからないのが,このゲームのおかしなところだ。何度も言うが,事件の謎が解けている者にとってはわかりにくいことこの上ない。この時点で,犯人が管理人=灰根高太郎であることも,その動機も機会も明らかなのだ。
 結局,成歩堂が後追い推理で犯人が管理人であることを示したが,管理人は失踪。御剣はようやく生倉弁護士に当日呼び出されたことを法廷で告白した。さらに,成歩堂たちに「殺人の記憶」について話さなければならないと言い出した。
 なるほど,すべてがつながった。DL6号事件のとき,容疑者の灰根の婚約者であるサユリさんが,灰根が逮捕された直後に自殺している。これは,幼い怜侍が灰根を殺人者として告発したための自殺かもしれない。そうなるとつじつまが合う。その後灰根は無罪となり,そのため怜侍は犯罪者を無罪にする弁護士を憎み,検事になった。灰根は殺人を犯したにもかかわらず無罪となったため,自由の身になっても真っ当な人生は送れなかった。むしろ罪を償って有罪になったほうがましだと考え続けてきた灰根は,生倉を殺した。生倉は恐らく,灰根が貸しボート屋の管理人をしていることを突き止め,御剣に「DL6号事件の犯人に会わせてやる」とでも書き送ったのではないか。それを灰根に逆手に取られた。灰根は婚約者の自殺の原因が怜侍にあることに気づいており,生倉弁護士だけでなく怜侍にも復讐しようと思ったのだろう。
 27日探偵パート。成歩堂が小学4年生の時に受けた学級裁判なるいじめの実態が明らかにされた。御剣の給食費3800円が体育の時間に何者かに盗まれた。その日矢張は欠席,成歩堂は風邪で体育の授業を休んでいた。そのため成歩堂が疑われ,クラスの全員および教師から「有罪」「泥棒」「謝れ」などとよってたかっていじめられた。それを救ったのが当の御剣本人と,もしその日休んでいなかったら自分が疑われていたかもしれなかった矢張。どう見ても,いちばん悪いのは証拠もないのに犯人扱いを助長した教師だろう。ところが,その正義感の強い弁護士志望の御剣が,証拠をでっち上げる検事になったことを知り,御剣と話をするためだけに成歩堂は弁護士になったそうだ。
 成歩堂と真宵はまたも犯罪に手を染めた。ボートの管理小屋の金庫を勝手に開け,「御剣怜侍に復讐せよ」と書かれた手紙を入手。手紙には今回の生倉殺害および怜侍に罪を着せる計画がすべて詳細に書かれていた。裏に黒幕がいるということだ。
 ようやく御剣が「管理人=灰根」を認めた。御剣が「殺した」と思っているのは自分の父。事件当日,灰根が御剣信に襲いかかり,それを防ぐために床に落ちていたピストルを投げつけ,それが暴発して悲鳴が聞こえた,という夢をこの15年間見続けていたらしい。こちらの可能性も考えたのだが,だとすると怜侍が検事を目指した動機が弱くなりすぎてしまう。だがシナリオは父殺しの線で進むようだ。
 星影弁護士は,怜侍の見た夢は現実だろうと言った。この人が黒幕ならそう言うだろうと思えるのだが,どうしても星影を黒幕にはしたくないらしい。星影の胡散臭い話をまともに取り合えば,御剣信は綾里千尋似の弁護士で,狩魔検事のやり方に反発していた。DL6号事件当日も狩魔と遣り合って敗訴した。だがそれでも信は狩魔の経歴に傷をつけた。狩魔の用いた証拠の中に「不正な証拠」があったことを証明したのだ。狩魔はこのとき休暇をとっている。生倉は被告を信用せず,自分のために無罪を勝ち取った。そのため灰根は裁判には勝ったものの,社会的に抹殺された。
 星影に例の手紙を見せると,狩魔の字だと証言した。しかしこんな手紙を手書きで書くとは,40年負けなしの検事にしては間抜けすぎる。どうもこのゲームの犯罪者は,妙なところでとんでもなく間抜けらしい。
 その後資料室で狩魔に会い,狩魔がDL6号事件の証拠を丸ごと奪い去るのを黙って見過ごす羽目になった。おまけに例の手紙を突きつけなければ先へ進めず,突きつけるとスタンガンで襲われてその手紙を奪われた。手紙を奪われ,DL6号事件の証拠も奪われ,スタンガンで警察署内で襲われたのに,狩魔を逮捕できないというのは,このゲームどういうわけなのだろうか。手紙があることは星影が証言してくれるだろうが,それにしても妙なゲームだ。代わりに手に入れたのは,DL6号事件で御剣信の体内から取り出された弾丸。これがどのピストルから撃たれたものかはわからない。したがって証拠としての価値はきわめて薄いと言わざるを得ない。またあてずっぽうで今度の事件と同じピストルであるとはったりをかけなければならないのだろうか。
 28日法廷。灰根に記憶があることを証明するという妙な展開になった。肝心のオウムのサユリさんは,「DL6号事件を忘れるな」と言わないように狩魔に調教されてしまったらしく,「サユリ」という名と金庫の番号(DL6号事件の起きた日付)だけで乗り切った。こんな貧弱な証拠でよく灰根も白状する気になったものだ。
 それにしても,証拠を見ていたときに気づいたのだが,DL6号事件の犯人は怜侍では有り得ない。なぜならエレベータの扉に弾痕があるのだ。事件当時,なぜこのことが証拠として取り上げられなかったのだろう。当時の関係者は間抜けぞろいか?
 御剣はせっかく無罪になったのに,自らDL6号事件の犯人であると証言した。15年前の勘違い事件の罪を被るなど,おバカのすることだ。さっさと無罪を証明してやろう。
 ところが,法廷の面々はとんだ馬鹿ぞろいだった。そもそも,犯人が弾丸を持ち去ったということを死んだ千尋さんに教えてもらうなんて酷すぎる展開だ。たとえ成歩堂が馬鹿でも,誰か他の奴が気づけよ。
 当時,御剣信を殺害した凶器のピストルからは2発の弾が発射されている。しかも,1発は信の心臓に,もう1発はエレベータの扉に飛び出している。なのに弾丸は信の心臓にあった1発しか発見されていない。ということは,犯人がエレベータ内の人間に罪を擦り付けるために,もう1発を持ち去ったという推理は当然成立する。現に,弾丸が1発しか見つかっていないことから,御剣怜侍が犯人(すなわち外部犯ではない)と疑われているのだ。なのに,犯人が弾丸を持ち去った理由として,選択肢に「エレベータ内の人物に罪を着せるため」が含まれていない。二つの理由どちらを選択しても,「一発だけ持ち去るのは不自然」と狩魔に言われ,必ず裁判官の心証を悪くする。シナリオライターは本当に考えて話を作っているのだろうか。
 結局,2発目の弾丸は外部犯の狩魔に当たってその体内にとどまったという落ちがつけられた。結果的に追い詰められたわけだが,どうも後味がよくない。そもそも霊媒師などが出てきた時点で相当胡散臭いのだが。灰根は本当に無実だったのに生倉に「無実を勝ち取るために心神喪失を装え」と強要されていたということ,そして殺害された御剣信自身が「犯人は灰根」だと勘違いしていたということが落ちにされてしまっていた。狩魔が御剣を殺したときにはエレベータ内の3人はすべて気を失っていたそうだ。
 最後に,給食費を盗んだのは学校を休んでいた矢張だったことが明かされて終わった。クリアすると5話目が出てくるという裏情報もあったのだが,それは間違いだったらしい。結局これでクリアということだ。脚本家は巧舟という人物。制作者とプレイヤーとの知恵比べではなくて,制作者の作った完全一本道フラグ立てゲームに強制的につき合わされたという気分だ。最低限,一度読んだところは飛ばせるように,そして調査の際選択エリアがどこまで同じものと認識されるのかがはっきりわかるように,それからこちらの推理が正しいのに裁判官が無能で無視するという結果にならないように,考えてほしかった。アイデアは買うが全体に発展途上のプロトタイプに付き合わされた感が拭えない。

20030902
 高2→将軍プレイ。とりあえず,途中まで進めていたサウンドノベルパートの続きをやった。まず墨俣城をつくるところで長良川をせき止めて,エンディング001「濁流の藻屑」をクリア。石高55石。筏を使うと先へ進めるらしく,その後は怒濤の展開。墨俣城をつくったと思ったら一瞬で信長が京へ。主人公も秀吉の家来になるし,展開が早すぎる。歴史シミュレーションとしては恐らく新記録もののスピードで,朝倉・浅井連合軍を倒し,雑賀を滅ぼし,本能寺の変まで突っ切った。ここまで選択肢を誤らなかったということなのだろうが,それにしても早すぎる。
 その間,極秘で鉄砲を造っている村に潜入して拷問にかけられて終わるエンディング012「自白」(3055石),黒田官兵衛とともに村重の城に乗り込んで斬り殺されるエンディング020「老獪なる村重」(19055石),同じくエンディング019「交渉決裂」(18055石),エンディング021「焦り」(19555石)をクリア。さらに秀吉が光秀を討った後毛利元就に敗れるエンディング041「毛利幕府」(395655石)を経て,あっさりエンディングへ。どうやら,日本史の知識があればバッドエンドなど経験せずにエンディングを迎えられるようだ。
 迎えたエンディングは,明智光秀を斬り殺して身も心も戦国武将になって終わるエンディング045「戦国時代」(585万3155石)と,光秀を斬り殺さず腕時計により命を取り留め,現実世界に戻るエンディング044「時計の傷」(435万3155石)の二つ。最後の選択肢でセーブしておいたので,あとはさかのぼって残りの選択肢をすべて経験していけばよい。石高は選択肢ごとに追加される量が決まっているらしく,そのからくりをつかめば最高石高は記録できそう。そこまで凝る気はないけれど。

 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル(以下FFCC)を始める。新約 聖剣伝説に騙されたキーくんママが,怒りに任せて買ってきたもの。騙したおかげで余計にソフトが売れたSQUARE ENIXはぼろ儲けだ。
注) 新約 聖剣伝説に騙された:「アドバンス専用通信ケーブル対応」と表記されていたので,聖剣伝説LEGEND OF MANAと同様の二人同時プレイができるものと期待していた。だが実態は,ポケットモンスターのようにケーブルを介してそれぞれのキャラクターデータを交換するだけで,二人同時プレイはまったくできない代物だった。
 こちらはCMでも2〜4人同時プレイを謳っていたし,ネット情報でも同時プレイの方が楽しいという評判だったので大丈夫だろうが,同時プレイのためにはGBAと「ニンテンドーゲームキューブGBAケーブル」が必要になる。このケーブル,1本はソフトに同梱されているのだが,2本目は別売。どうせこのケーブルを使って遊ぶには最低2本必要なのだから,1本同梱などというせこいことはしなければよいのに。キーくんママは同梱されていたことに気づかず,別売ケーブルを2本も買ってきた。まあいいか。新約 聖剣伝説のせいで鶏鶩舎のGBAは4台になってしまったし。
注) 4台になってしまった:「マナ・ブルー」のGBASPつきを2台購入したので,既存の2台に加えて4台になった。
 やはり同時プレイというのは楽しいものだ。昔は同時プレイといえばシューティングかアクションと相場が決まっていたものだが,それらが苦手な人でも楽しく遊べるソフトが出てきてくれたことは素直に喜ばしい。他にもファンタシースターオンライン(GC版)やディアブロ(PS版)などが二人同時プレイ可能らしいので,そのうちやってみよう。キーくんママはリルティのなべあたま,小生はユークのあろまへっどでプレイ。
 ゲームのシステムはFF11の使い回しではないかと思われるのだが,ネット接続ではなくスタンドアローンでの同時プレイは,また違った面白さがある。説明を受ける場面で,単に二人で走り回ったり攻撃・魔法を放ったりするだけで,1時間も楽しんでしまった。というわけで,今日はまだどこにも出歩いていない。

20030903
 FFCCプレイ。キーくんママがキャラクターを変更。クラヴァットのしろずきんで出陣。初めての戦闘。瘴気の壁に阻まれるのは,予想外に大きな足枷。おまけに二人同時プレイだと,二人の間が一定以上離れると移動できなくなるという制約もある。敵の中には石を投げてきたりするものがいるので,こちらの移動・攻撃範囲を越えた先からダメージを与えられてしまう。遠距離攻撃はすべて直線的なので,軌道を読んで避けることは可能だが,道幅が狭いと避けようがないこともある。
 水の入った壺や油の入った壺を使う機会はなかったので,あれだけ多くの壺が落ちている意味がわからない。ともあれ,アイテムを回収し,モーグリにスタンプをもらって,ボスの巨大蟹と対決した。巨大蟹にはサンダーが効かないのでブリザドで攻撃。ケアルとレイズも使えたほうがよい。最初のうちは対応がわからず,どんどんやられる一方だったのだが,3回目にして倒した。一度目にケアルとレイズが必要ということで魔石のセットを行い(セット中に集中攻撃を受けて死亡),二度目は鋏と爪を倒したのだが最後のサンダー連発による追加効果麻痺により死亡。三度目にようやくサンダーを撃つときの照準がどういうものかわかって,すべてかわすことができた。しろずきんが専ら回復,あろまへっどがブリザドを連発という攻略法。
 これで目的のミルラの雫を入手。だがこの地域には他にダンジョンがないようなので,瘴気ストリームを抜けて次の地域へ移動した。ボスを倒したところで手紙を受け取ったのだが,手紙は家族から来るものと信じ込んでいたため,せっかく入手した防具のレシピを返事につけて送ってしまった。あろまへっどの家族は鍛冶屋だから,きっと防具を造ってくれると思ったのだ。ところが,手紙の主は見ず知らずの赤の他人ローランからだった。後で知ってびっくり。しろずきんの方は母親から手紙が来たようだが,お金をせびったら機嫌が悪くなったらしい。やれやれ。

20030904
 FFCCプレイ。キノコの森でモルボルを倒し,二度目のミルラの雫を入手。モルボルは毒・スロウ攻撃をしてきたが,戦闘にも慣れたせいか今回は二度目でクリア。一度目はなぜやられたのかよくわからない。恐らく両隣のザコに直撃を食らうと同時にモルボルの魔法が炸裂したのだろう。一瞬にしてHP満タンだったキャラが倒れてしまった。モルボルの苦手なファイアを中心に戦ったのだが,しろずきんのボーナス条件が「魔法で敵を倒す」だったため,しろずきんはサンダーを使用。そのため期せずしてグラビデが発動してしまい,かえって困った。まあいいか。モルボルは放っておいて両隣のザコを優先的に始末するのが勝利への近道だった。
 ダンジョンを二つもクリアしたのに意外にお金もアイテムも貯まらない。今度の手紙は妹からだったので,ちゃんと野菜の種をつけてあげた。家族には種をつけるとよいようだ。あのわけのわからんローランというキャラは,こんどはしろずきんに手紙を送ってきた。懲りない奴だ。村長か何かだろうか?
 次の町でしろずきんは武器と盾を,あろまへっどは兜と鎧を作ってもらった。もうひとつくらい探索したかったが,時間もないのでやめる。ここまで4:00。

20030906
 FFCCプレイ。カトゥリゲス鉱山でオークキングを倒し,ミルラの雫を集め終えた。途中やる気のないセルキーの男女に出会ったりしたが,もうこのゲームにも慣れたので大した驚きはない。線路を切り替えてトロッコを突っ込ませることで先に進める仕組みのダンジョンだったのだが,線路の切り替えがどうなるとどちらに進むのかよくわからず,3Dダンジョンの限界を見た。キーくんママはなぜか一目で見分けていたのだが。オークキングは強かったが,我々も戦闘に慣れたので,今度は一度もやられずに倒した。しろずきんに二度もレイズをかける破目になったけれど。
 ミルラの雫を集めきったら自動的にティパの村に戻ってきて,お祭りになった。村中の人々が踊り明かすムービーを背景に,これまでの日記を延々と表示するという,それなりに感銘は受けるが長すぎて途中でうんざりする展開。その後すぐにまた2年目の冒険が始まった。ここまで5:05。一年目は練習なのだろうか,やけにあっさり終わってしまったように感じられたのだが。

20030907
 FFCCプレイ。2年目になるとゴブリンの壁なる新しいダンジョンが現れた。リバーベル街道のジャイアントクラブを再度倒したが,ミルラの雫は得られず。それでもアーティファクトやアイテムが手に入るので行く価値はある。知っているダンジョンだと30分足らずで攻略できるし。ゴブリンの壁は宝箱が凝った仕掛けの檻の中にあり,上へ回って髑髏を叩きつけないと宝をとることができない。いくつかの場所が岩で覆われており先へ進めないし,モーグリの巣も発見できなかったのだが,ボスのゴブリンキングをノーミスで倒した。見た目は魔法使いのお婆さんという感じなのに,なぜかゴブリンキングというらしい。日記にも名称が書かれていなかったので,Web Pageで確認した。
 日記を読むと,プレイヤーキャラたちは単なる「将来の不安」からゴブリンたちを殲滅したようだ。ゴブリンたちは平和におとなしく自分たちのエリアで暮らしていたというのに,何たる横暴。アフガニスタンやイラクを攻撃したアメリカの論理に通じるものがある。
 いつの間にやらクラヴァットの攻撃力が高くなっており,魔法攻撃のユークは戦闘補佐役に転落。ザコゴブリンに追い回されてタコ殴りにされると,攻撃魔法がほとんど発動されない(発動キャンセルがかかる)のが痛い。だがもう以前のように全滅してやり直しということはなくなった。ペリエで乾杯。ここまで6:34。
注) ペリエ(Perrier):フランス産天然炭酸入り鉱泉水。ザルツブルクでは水といえばこれくらいしかなかった。当時は仕方なく飲んでいたのだが,今では何かの記念に飲むことが多い。鶏鶩舎ではFFCCでボスを倒すたびにペリエで乾杯するのが習慣になった。

20030909
 高2→将軍プレイ。前回までに「完」(トゥルーエンド)2,「終」(バッドエンド)6を確保したので,遡って分岐を虱潰しに辿る。今回は「完」6,「終」10を手に入れ,合計で24のエンディングを確保した。全部で135のエンディングを揃えるのは辛そうだ。
 今回入手したエンディングは以下の通り。043「正義が勝つとは限らない」23万5655石,042「夜襲」20万655石,035(完)「光秀の心」494万9205石,031(完)「祭られし名」394万9205石,032(完)「桜の宴」444万9205石,030「命令は誤解のないように」29万1705石,029「血塗られた将軍位」120万705石,027「前哨戦」17万705石,039(完)「継がれる想い」387万5705石,040(完)「散華」437万5705石,038「敵前逃亡」32万5705石,037(完)「自分のなすべきこと」277万5705石,036「逃げ道なし」24万705石,028「変節」23万705石,026「元の木阿弥」2万5655石,022「足軽として」1万1055石。
 今回は本能寺に信長を救いに行くシナリオが主流だった。したがって,本能寺の変以降の物語がない分石高は少なめだったのだろう。中で,主人公と同姓同名の人物の銅像が建っている神社が現れるというエンディングが面白かった。あと,明智光秀が主人公同様未来から来たらしいこと,そして光秀が「主家」と呼ぶ謎の黒幕がいることが判明。光秀は本能寺の変の後で自分が死ぬことを知っており,それでも運命に逆らうことができずに信長を殺す道を選んでいるようだ。
 時々黄色い文字で書かれた選択肢が出るが,これは特殊な選択ルートを辿るか学園シミュレーションパートで特定のパラメータを入手しているときに出現するらしい。普通の白文字の選択肢だけでもエンディングは集められるのかもしれないが,エンディングは全部で135もあるので,そのうち特殊なパラメータをもたなければ見ることができないものを探す破目になるのだろう。

 FFCCプレイ。ゴブリンの壁のモーグリに会った。キノコの森でモルボルを倒してアイテムを手に入れた。鍛冶屋に武器を作ってもらった。それだけ。7:19。

20030910
 FFCCプレイ。ティダの村攻略。この村は以前キャラバンが帰ってこなかったため,瘴気に埋もれて滅びたそうだ。ボスはアームストロングという植物系機械。毒攻撃を中心にえげつない攻めをしてきたが,しろずきんの猛攻で振り切った。あろまへっどはファイアとケアル専用。ここのダンジョンは攻撃すると一定時間だけ通り抜けできる柵が多く,最初この柵の抜け方がわからなくて苦労した。
 アーティファクトの中にチョコボポケットというものがあり,使える魔法の数がまたひとつ増えた。だが今回のようにレイズが入手できなかったりすると使い道がないかもしれない。まずは魔法力を上げるのが先かも。まあ取ってしまったものは仕方がないが。
 アルフィタリア城で買い物。武器・防具がワンランク上の品になった。これでまた少し余裕が出るだろう。そろそろアイテムが飽和状態になってきたので,食べ物はどんどん食べて飲み物はどんどん売ることにした。銅も売ったほうがいいかも。ここまで8:38。

20030913
 高2→将軍プレイ。このゲームのシステムにも慣れてきた。どうでもよい注釈(「億劫」とか)が多いのが気になるが,薀蓄ゲーなのだと割り切れば何とか進めていける。官兵衛の代わりに牢につながれて官兵衛に助けられるシナリオが割と面白い。主人公と官兵衛はいいコンビだ。あの黒田官兵衛とコンビを組んで立ち回れるというだけで少し幸せな気持ちになるのは,戦国ヲタクの性か。こちらのルートだと032や035などの石高が1万石上がる。
 今回入手したエンディングは12種類。025「居合一閃」2万8255石,024「詰めの甘さ」2万8255石,023「生物兵器」102万2755石,017「住めば都」7055石,018「合言葉」6055石,016「海へ行こう」6555石,011「絶望という言葉の意味」3155石,013「銃弾」4805石,014「忍者の業」5355石,010「もうひとつの長篠」3355石,009「後の祭」3305石,008「口は災いの元」2505石。
 このうち023「生物兵器」は,臭い着物を材料に生物兵器を作って,官兵衛とともに天下を獲るというくだらない落ち。天下を獲った割に石高が少ないのも不満が残る。また,018「合言葉」では,雑賀の頭領が「雑賀鈴音」という15歳くらいの少女というのが謎。雑賀孫市が実は少女だったという史実でもあるのだろうか。聞いたことがないが。
 また,海賊シナリオ,国友村シナリオは,脇道ばかりが多くエンディングが少ないことも気になった。特定の脇道を通っておかないと選択肢が現れないようなことがあるのだろうか。だとすると攻略は難しそうだ。今のところ,秀吉が京を養女にするシナリオ,国友村と桔梗屋をともに味方につけるシナリオ,桔梗屋の策略を逆手にとって脅しつけるシナリオが,後半に影響を与えそう。

20030914
 高2→将軍プレイ。007「鉄砲鍛冶」1005石,006「最後の食事」805石,005「非常食」605石をクリア。浅井長政が「朝倉側に裏切った」というのは変な表現だ。寝返ったのならわかるのだが。
 まだまだ初期の分岐に重要なシナリオが含まれていた。墨俣城を造るやり方を正確に答えると,信長の部下になって「覇道編」に入る。また,成実の代わりに軍人にならない選択肢を選ぶと,導入編の続きに進み,そこから芸術編に入れる。
 ということで,導入編のエンディングを収集。002「コブシ」110石では,頭領を棟梁と表記する誤植が痛い。003「カッコの中」210石では,桔梗屋哲之進(ききょうやてつのしん)プロデュースのラッパーとして地味に活躍。
 続けて,行き倒れたところを絵師三崎蘭十郎に助けられる芸術編を攻略。112「絶望」2万3770石,113「僕たち……」4万3770石(完),114「粋」31万9970石(完),115「鳴海と成実」61万9970石(完),111「一つの時代の終わり」1万5770石(完),108「漫画家」5070石,109「ちゃねりんぐ」2万7070石,110「春眠暁を覚えず」730石をクリア。このうち「僕たち……」は,成実と平民二人で争いのない世の中をつくるなどと威勢のよいことを言っていたが,石高から考えると何もできずに終わったのだろう。芸術編は「完」でも石高が少なく,あまり本質的なエンディングが得られなかった。むしろバッドエンドの「ちゃねりんぐ」とかの方が面白かった。こっくりさんで電波受信というのがちょっと古いが。
 覇道編攻略。059「物覚え」3万2020石,054「無謀な一騎討ち」1万3570石,055「無駄な抵抗」1万3570石,056「無気力な勝家」1万4070石,057「生・病・老・死」2万4170石,058「三方ヶ原惨敗」3万1670石,060「愚者の戯言」3万7670石,049「焼き討ち」3120石,051「小豆の祝い」1万3620石,052「思い込み」1万4620石,053「偽りの代償」1万6320石をクリア。全体に,史実の正確な知識があるほうが成功しやすいシナリオ。織田信長を裏切って謀反を企てていたのは足利義昭である,といった基本的な知識ではあるのだけれど。豊臣秀吉の部下になって活躍する王道編は一通り押さえたので,今度は信長の直接の部下になって進めるところまで進んでみよう。成実が至る所に顔を出すのが気になるのだけれど,何者なのだろう。あるときは秀吉の部下,またあるときは延暦寺の僧兵の親玉,またあるときは足利義昭の守護兵,さらにあるときは地獄絵師。

20030915
 高2→将軍プレイ。覇道編を進める。061「斬られていいとも」7万5620石,062「努力・友情・敗北」8万620石,063「弓は無力」8万620石,064「武田騎馬軍団」9万9820石を順当にクリア。話は分岐が多いものの基本的に一本道で,バッドエンドがあまり稼げない。秀吉の毛利攻めについていくか,京に残って光秀とともに武田の残党を殲滅するかでシナリオが分かれる。
 毛利攻めシナリオでは,065「堺奉行」136万4320石,066「逃走失敗」38万4320石,067「信長の弔い合戦」43万4320石というバッドエンドと,069「名将軍」1095万9320石(完),068「征夷大将軍」845万9320石(完),070「何気ない恋」615万9320石(完),071「楽し過ぎる暇つぶし」665万9320石(完)というグッドエンドを連続入手。光秀を殺すかどうかで分岐が変わるが,殺さない方が石高が高くなる。しかしここでも,「遠慮は不用」といった謎の誤字があって興醒め。
 京に残るシナリオでは,光秀につくという選択肢も許されるようだ。076「敦盛」439万9320石,072「三日天下」159万9320石を順当に入手したのち,073「江戸時代」454万9320石から,微妙な展開に。光秀が実は徳川吉宗将軍の旗本で,未来から来た人物だというのだ。着いて早々に誤って(?)光秀を殺してしまったので,徳川幕府存続のために光秀に成りすまし,史実の通りに動いたとのこと。だから天下人になってはいけないらしい。074「人斬り」354万9320石,075「歴史を作る将軍」849万9320石(完)あたりでは,主人公はすっかり光秀に心酔している。

 FFCCプレイ。ジャック・モキートの館にて,ギガースのジャック・モキート,ラミアの妻,トンベリのコックたちと対決。勝手に人の家に入り込んでその家の人たちを倒してしまう主人公らは極悪非道としか言いようがない。だがこれでミルラの雫が集まった。2年目クリア。ジャック・モキートの館にはモーグリがいなかった。また,ボス戦のフロアがどこかわからなかったのだが,すべての部屋に入って敵を倒すと中庭がボス戦のフロアになった。ラミアがギガースを回復するので注意。
 3年目になると,船乗りのトリスタンが戻ってくるのでジェゴン川が渡れるようになる。そこでジェゴン川を渡った先,ファム大平原に向かった。因みに川を渡るには一人当たり50ギル必要。
 ファム大農場では,しましまリンゴが盗まれて困っているらしい。それ以外は大したことはない。ここの野菜や果物は他のところのものより美味しいらしいのだが,ゲーム中ではその差は現れない。
 セレパティオン洞窟にて,ケイブウォームと戦った。この洞窟には,3つの鉦を同時に鳴らすと開く扉や,乗ると上下するエレベーターなどがあったので,宝を回収するのが大変だった。雷が効かない敵や,動きが素早い敵,毒攻撃や氷攻撃で動きを封じる敵などがおり,ずいぶん苦戦した。ケイブウォーム戦も,広範囲攻撃である茶色い気体が脅威で,ハート3つ分くらい一気にダメージを受けた。フェニックスの尾がなければ危なかったかもしれない。ここまで11:04。
 デーモンズ・コート攻略。ここは異常に敵が強かった。あっという間に瀕死状態にされ,アイテムを半分くらい使い尽くした。画面外から槍攻撃を仕掛けてくる敵,魔法がまったく効かない敵,攻撃を受けると一定時間硬直するため連打されて終わる敵など,一人で戦っていたら歯が立ちそうにないものばかり。ケアルを入手するのが遅れに遅れたため,苦戦に拍車をかけた。ボスはリザードマンキング。ファイアが効かないのでブリザドで攻撃。だがザコが画面外から槍攻撃をしてきたり,地面にもぐったまま回転する刃で攻撃してきたり,サンダーを連発してきたりと嫌な奴ばかりで,しろずきんに直接攻撃を任せてあろまへっどは回復に徹した。とりわけ画面外からの攻撃は防ぎようがなく,何度も殺されてレイズのお世話になった。まったく。それにしても,クラヴァットの攻撃力はいつの間にやらとてつもないものになっていた。最早ユークの魔法攻撃は補助にしかならないようだ。
 その先に進むには土の属性が必要だったので帰る。ミスリルも手に入れたし,新しい防具でもつくってもらおう。防御力が上がった。クラヴァットは49,ユークは37になった。ヴェオ・ル高地に入る。ここにはシェラの里というユークの故郷と,ダンジョンがひとつしかない。シェラの里ではアクセサリを作ってもらえたので,しろずきんに銀とガラス玉をひとつずつもらってぐるぐるめがねを作ってもらった。これで魔法の攻撃範囲が広がるらしい。ここまで12:50。

20030916
 高2→将軍プレイ。信長が光秀の謀反を知ってもあえて本能寺にとどまるシナリオが,なかなかよくできている。このシナリオ(覇道編23章)から,076「敦盛」を再度クリア。石高が448万4320石に上がった。さらに,主人公が信長の身代わりもしくは影武者として本能寺に残るという楽しげなシナリオも。077「炎上」63万9320石,078「二つの墓」115万4320石,080「夢の続き」665万9320石(完),079「人生百年」715万9320石(完)をクリア。しかし,これで行ける分岐はすべて調べつくしてしまった。まだエンディングは80個しか見ていない。
 仕方がないので,学園編に戻る。学園編の攻略方法が今ひとつわからない。学業成績は,試験で正解すれば勝手に上がってくれる。だが,恋愛シミュレーションというか女の子との相性のほうは,よく出てくる三択にどう答えるかで変わるのだろうけれど,どれを選んでも反応は今ひとつで,いったいどの選択肢が正解なのかわからない。どれを選んでも部活には入れないし,入る気もないらしい主人公を見ていると,本当にやる気あるのかと思ってしまう。学期ごとに勉強と遊びのバランスを決めるのだが,これもどう効いてくるのかさっぱりわからない。つくりが甘い上につまらない。
 しばらく試行錯誤の末,いくつかの法則を見出した。まず,女の子の反応だが,どの選択肢を選んでも変わらない。ただし,好感度を上げる選択肢を選ぶと,次のイベント時に前回と同じ女の子が出てくるようだ。したがって,同じ女の子が連続して現れるようなら,その女の子を攻略中ということになる。次に,女の子の攻略は1年2学期からしか発動しないらしい。1年1学期はどの選択肢を選んでも,いつどの子と出会うかがあらかじめ決められており,好感度の変化がわからない。ただし,この1年1学期の選択は重要で,ここで主人公の初期パラメータ(すなわち性格)が決まるらしく,悲惨なパラメータだと何度やっても2学期以降鳴海一也しか出てこなくなる。
 女の子と出会う回数の割にハートが上昇するペースが遅い気がするのだが,これはがり勉ばかり選んでいるからだろうか。だががり勉を選ぶと,各教科の成績の上昇率が高まるので,パラメータMAX近くを狙おうとするとどうしてもがり勉しまくるしかなくなる。成績パラメータと好感度パラメータ,どちらが未回収の55個のエンディングに関係してくるのだろうか。まずは女の子の好感度を上げる選択肢を,虱潰しに調査しよう。

 FFCCプレイ。ヴェオ・ル水門を攻略。敵は驚くほど弱かった。どうやら攻略順を間違えたらしい。水中に宝箱があるが,現時点では取れないようだ。ボスはゴーレムだったが,一緒に出てくるザコのプリン(2体)が放ってくるスロウ攻撃の方がよほど脅威。殺されることもなく,無難に瞬殺した。これであっさり3年目クリア。だんだん1年が短くなっている気がする。もう少し骨のあるダンジョンを攻略したいものだ。ブリザドリングを入手したので,魔法を入手せずともブリザドが使えるようになった。便利だ。個人的にはファイアの方が好きだけれども。
 4年目のティパの村で,アイテム集めと買い物(要らないものを売りまくる)を済ませる。送った果物の種はにじいろぶどうだった。ファム大農場で戯れに買った牛が実家に棲みついていた。ここまで13:43。

20030918
 FFCCプレイ。ガーディという詐欺師と再会。奴が騙し取った1000ギルの立て替えを迫られる。しろずきんに問いかけてきたので,キーくんママは「もっていない」から断った。だが後に,もっていない人には聞かれないことがわかり,実はもっていたことが発覚。
 ジェゴン川を渡ってキランダ火山へ行けるらしいのだが,往復500ギルもとるので諦めた。高い。もう少し負けてほしい。だがよく考えたら,普通にファム大平原に渡るだけでも,一人往復100ギルとられるのだから,二人で200ギル。500ギルと比べてそんなに安いわけではない気もする。
 ファム大平原を抜けてさらに瘴気ストリームを越えると,レベナ平野に出た。コナル・クルハ湿原には,ホーリーで実体化させないと倒すことができない敵が出る。まだホーリーを安定して出すことができないので,ここはパス。その先のレベナ・テラも同様。さらにその先には,「瘴気ストリーム?」という属性不明の場所があり,通り抜けできなかった。
 ところが,ティパの村に帰ろうとすると,瘴気属性の関係で戻ることができない。どうやらはめられたようなので,悔しいがリセットをかけてやり直す。4年目にはティパに戻れなくなっているので注意が必要だ。
 やり直し。やはりガーディと出会う。今度はあろまへっどに問いかけてきたので「貸して」あげた。だが返ってくるとは思えない。貸しても貸さなかったときと同じ反応で,特に新しい情報が得られるわけでもない。ここは貸さないのが正解らしい。
 リバーベル街道を攻略(二度目)。敵があまりに弱すぎて,ホーリーを練習するという当初の目的を忘れてしまった。ジャイアントクラブも弱いのなんの。
 仕方がないのでゴブリンの壁も攻略(二度目)。するとザコにゴーストが登場。ホーリーを使わないと実体化せず倒せないので,丁度よい練習になった。ホーリーは「レイズ+攻撃魔法」で,同時に発動すればよいので割と容易に出せるようになった。ゴブリンキングはまあまあ強かったが,今の我々の敵ではなかった。
 ここまで15:01。アイテムがいっぱいで処分に困ったので,明日はまずアイテム類を売るところから始めなければならない。

20030919
 FFCCプレイ。キノコの森にてモルボルグレートと再戦。弱い。これで4年目が終わってしまった。無理をしてでもキランダ火山へ行っておくべきだったかも。アイテムが貯まりすぎて,売りに行かねばならない。
 5年目,ジェゴン川が涸れた。レベナ平野にもキランダ火山にも行けない。ローランの話では,ライナリー砂漠に究極属性があるとのことだが,ライナリー砂漠がどこにあるのかは不明。ガーディの詠んだ2つの詩が関係しているらしい。もしかしたら,瘴気そのものを何とかしようと究極属性を求めてライナリー砂漠へ出かけた人物がガーディなのかもしれない。ここまで15:57。

20030923
 FFCCプレイ。ガーディは今度はシェラの里のユーク,アミダッティを騙し,田舎パンを「世界のモデルケース」と称して高額(5000ギル)で売りつけていた。第三の詩。「流砂を見下ろすキノコ燃ゆれば 炎の心が生まれいずる。」
 5年目になるとジェゴン川が涸れてしまったため,トリスタンの船はティパの港から出港。キランダ火山とライナリー島(ルダの村)へ行くことができる。キランダ火山を今度こそ攻略。一人往復500ギルは高いが,致し方ない。キランダの硫黄を入手して負けさせよう。
 我々は頑張った。だが敵は強かった。キランダの硫黄は手に入らなかった。宝箱の多くが空っぽだったのだ。どうやら,どれかを開けるとどれかは空になる仕組みらしい。ボスは鉄巨人。かなり粘られたが,何とか倒した。大きな包丁を4つも持っていて,1つを壊すと別の1つを取ってまた戦う。大したものだ。
 しましま盗賊団たのしー。今回はしましまモーグリが馬車の強行突破を受け,めでたく星になったクポ。このイベントは一見の価値あり。
 カトゥリゲス鉱山(2回目)を攻略。宝箱の中身がへちょい。ボスのオークキングも弱すぎる。それでも攻略するしかなかったのは,瘴気属性の関係でこの先のファム大平原に入れなかったから。土の属性に変えられるところがない。ここまで17:45。
 仕方がないので最後のミルラの雫はライナリー砂漠で得ることにした。ライナリー島のルダの村に,一人往復300ギルで出発。もう後には引けない。サボテンの花を取ってくれば負けてくれるらしいが,こちらも入手できなかった。ルダの村はセルキーの村で,ユークとクラヴァットは歓迎されなかった。それでもモーグリスタンプは押してもらった。この村を出て砂漠へ行く途中,騙されたユークたちに出会った。実におバカだった。話を合わせてやったら「世界のモデルケース」こと田舎パンを1つもらった。
 ライナリー砂漠はやたらと広く,敵も強いので苦戦した。とりわけズーには苦労した。飛行タイプで直接攻撃が当たりにくい上に,雷と炎の魔法を使ってくる。グラビデを当てると地上に落ちるので,そこを狙い撃ちすることで楽に倒せるようだ。
 ガーディの詩はまだ3つしか教わっていないが,この砂漠の秘密の箇所(地図上で×印のところ)は5箇所ある。まだ究極属性(?属性)は入手できないようだ。ボスの蟻地獄ことアントリオンは,しろずきんに倒してもらった。あろまへっどは専ら回復役。ザコの毒攻撃も嫌だし,アントリオンの石化ブレスも嫌だった。
 ハーディという人物から,幸せがどうとかいう謎の手紙をもらった。誰だか知らないが鬱陶しい。
 6年目。ローランの話によると,世界を救うために旅立った若者は,空想上の村であるマグ・メルからの手紙を最後に消息を絶ったそうだ。その村は究極属性の瘴気ストリームを抜けた先にあるのだろう。そしてそこで記憶を失ったりしたのが,今のガーディと黒騎士なのだろう。究極属性を手に入れると,すべての属性の瘴気ストリームが抜けられるので,早く手に入れたいものだ。ガーディ早く残りの詩を教えてくれ。

 高2→将軍プレイ。綾城美穂攻略完了。以後,選択肢については一番上をA,真ん中をB,一番下をCと表記する。
 1年1学期の選択肢をすべてAにして,2001年8月8日の一也の補習についてもA「頑張れよ。応援はするぞ。」を選べば,綾城美穂が2学期に出てくる。因みに,8月8日の一也に対しては,B,Cを選ぶとそれまでの選択にかかわらず鳴海一也が登場するので注意。
 以後の綾城美穂攻略法は以下の通り。
9月 1日 C いろんなことに挑戦したよ。
9月20日 B 今,読みかけの本があるから…
10月18日 B 空腹で,死にそう…
11月13日 B えぇ? 恐いよ! やだよ〜!
12月 5日 B いろんなことに挑戦した年!
1月10日 A 暖かくしなきゃダメだよ。
1月21日 B 買いたいけど,お金ないよ。
2月 4日 C 2月中旬のイベントといえば…
2月14日 この日だけ鳴海一也が登場。「B たぶん僕にもくれるさ」を選ぶと強制的に鳴海一也シナリオに変更される。女の子を攻略したければそれ以外を選ぶ。
3月 7日 B 将軍だな。全国制覇するぜ!
4月 8日 B 新しいことを始める季節だな。
5月15日 A さすがだな。ありがとう。
6月19日 A いいねぇ。一緒にどう?
7月 1日 C もちろん決まってるよ。
 これで,8月13日に乗馬イベントが発生し,ハート3個で戦国時代へタイムスリップする。
 なお,綾城美穂は社会科が得意科目なので,社会科のパラメータを90以上に上げておくとよい。ただし,学科パラメータは1学期につき最高12しか上がらないので,がり勉を選んだ場合には,同じ科目を4つ以上選ぶことには意味がない。気に入った科目を3つずつ選んでおこう。

20030924
 FFCCプレイ。黒騎士イベント発動。黒騎士が例によって「記憶を奪った光」に戦いを挑んでいる。そこはリルティのキャラバンのど真ん中。他の人には見えない光に剣を振るった瞬間,黒騎士の前に飛び出したのは「父を黒騎士に殺された」子供。思わず刀を止める黒騎士。その体に剣を突き立てる子供。子供に刺された瞬間,黒騎士は記憶を取り戻した。目の前にいたのは,妻と息子。そして光は,「人が生きようとすれば,ラモエは悲劇を繰り返す」と囁いた。ラモエとは何者か。光のことなのだろうか。
 続いて詐欺師ガーディイベント発動。ガーディには,自分そっくりの兄がいて,その兄は伝道師をしているらしい。ガーディの着ている奇妙な目立つ服は,兄のものを失敬してきたそうだ。うすうす気づいてはいたけれども,ガーディこそが黒騎士と共にこの世界を救おうとした伝道師その人なのだろう。と思っていたら,案の定,ガーディ自身も黒騎士同様記憶を失っているという。兄ってお前だろう。もしかして,面倒な手紙をよこすハーディなる人物が兄の名前なのだろうか。ローランの話をよく聞いていなかったから,伝道師の名前なんて忘れてしまった。ガーディが去るとき,その背中に幻を見た。ラモエと戦うガーディと黒騎士の映像。光が囁く。「貴方たち(ガーディ&黒騎士)は真っ直ぐすぎるから,貴方たちではラモエは倒せない」と。その点主人公らは根性曲がっているから(ゴブリンの壁攻略時参照),ラモエとやらも十分倒せるだろう。
 ガーディの詩を,以前のものも含めて収録しておく。ライナリー砂漠で究極属性を得る手がかりらしいので。
1. ハリの大王,雷撃たれ その身に雷電を宿す
2. 旅宿朽ちて,重さに沈み 大地の恵みを受け取らん
3. 流砂を見下ろすキノコ燃ゆれば 炎の心が生まれいずる
4. 岩三兄弟,次々凍てつき 冷気をまとった御身表す
恐らくまだ続くだろうが,それは来年のお楽しみ。
 ジェゴン川が涸れたままなので,一度クリアしたダンジョンを叩くしかやることがない。ティダの村再攻略。アバドンという巨大な飛行タイプの敵が超強力。大型の飛行ユニットには基本的にグラビデしか効かないらしい。「グラビデで落として通常攻撃」を2回繰り返さないと倒せないようだ。それに比べてボスのアームストロングの弱いこと。やはり持ち物が多すぎたので,売りに行かなければ。ここまで20:45。

20030929
 FFCCプレイ。ジャック・モキートの館再攻略。ここは一回目のときと基本的に同じだったので,あまりの簡単さに辟易した。ザコのトンベリコックを全滅させなければボス戦に移れないのだが,3匹目のトンベリコックが見つからず,ずいぶん時間を無駄にした。ギガースロードとミセスモキート(ラミアの奥さん)はとてつもなく弱かった。
 ここへ来る前にアルフィタリア城で武器・防具を作ってもらったのだが,かなり強力なものが揃ってきたので嬉しい限りである。中でも,スロウ耐性つきの鎧は嬉しかった。ユークの欠点は,スロウをかけられると魔法詠唱時間が延びて使い物にならなくなるところだったのだから。ここまで21:25。

20030930
 高2→将軍プレイ。どうやら前回のデータには少々誤りがあったようだ。1年の8月8日には,すでにそれまでの10回の選択肢に応じて攻略キャラが決まっており,うまく選べば綾城美穂が登場する。これまでに調べた限りでは,6月1日の真央の選択肢に対してAかBを選び,6月18日ともえの選択肢に対してCを選ぶのが条件。4月5日〜5月1日までの選択肢はすべてAを選んでいるのでルールは不明。そのうち調べたいが,全部を完璧に調べると6万通り近くになるので無理がある。5月21日の選択肢は,どう選んでもあまり関係ないようだ。だが5月21日の最初の選択肢でCを選ぶと,美穂ではなく真央に移行する確率が上がるらしい。美穂を攻略キャラにできたら,8月8日には以下のように答える。
8月 8日 A 体を鍛えてるよ。お前は?
 8月8日に美穂を出し,正しい選択肢を選んでいけば,2月14日に美穂から義理チョコがもらえる。その際には
2月14日 B 腹減ってるからもうひとつくれ。
を選ぶこと。
 というわけで,社会科98の主人公を作り,戦国サウンドノベルに再挑戦した。覇道編3章で050「この世は金」6380石を入手。さらに,覇道編9章で,義昭との戦いに「暇だけど行かない」という選択肢が現れるが,これを選ぶと綾姫(綾乃)シナリオに入ることができる。この綾姫が,現代の綾城美穂に対応するキャラらしい。
 081「感情」32万3780石(完)は美穂エンド,082「どんなことがあっても」57万3780石(完)は綾乃エンドだった。これで綾城美穂攻略完了。

 FFCCプレイ。ヴェオ・ル水門再攻略。ジェゴン川の水が涸れているのはこの水門のせいなので,湖の底にある宝箱がすべて開けられる状態になっていた。本来ならばシェラの里で話を聞いてから来るはずなのだろうが,地図中に×印があり,その部分を調べると枯れたポンプフラワーがあった。いろいろ魔法を試してみると,レイズで花が咲いたので,とりあえずそこにあるすべてのポンプフラワーに花を咲かせた。
 途中,槍を投げるトカゲに弱いユークと魔法の連続攻撃に弱いクラヴァットが共に倒れるハプニングがあったが,その後はプリンやボムをユーク,槍投げトカゲやキメラをクラヴァットが倒すという分担が成立し,ボスのゴーレムも速攻で倒した。これで6年目終了。アイテムを処分して,ここまで22:32。
 アクセサリの材料とレシピが多くなりすぎたので,裁縫屋のセルキーをキャラメイクした。これで持ち物問題が解決するとよいのだが。問題はキャラメイクしてからアクセサリが作れるようになるまでどのくらいのゲーム内時間が必要かということ。

20031005
 FFCCプレイ。7年目。アクセサリーは大したものがなかった。やはり設立1年目では価値あるものは作れないのだろう。
 最後のガーディイベントは,しましま盗賊団との演技。どうやらガーディは盗賊団と連んで狂言誘拐の被害者役をやっているらしい。で,ガーディの身代金としてしろずきんが支払ったのは,しましまリンゴ1個。それを有り難がる盗賊団。ガーディのほうがむしろ不満そうだ。だが「しましま」の名をもつ果物をバカにするなと逆に怒られていた。
 ガーディの最後の詩は,これまでのまとめ。
 ハリの大王,雷撃たれ
 旅宿朽ちて,重さに沈む
 流砂を見下ろすキノコ燃ゆれば
 岩三兄弟,次々凍てつき
 大いなる胸に抱かれた花を
 聖なる光で照らし出せ
これでライナリー砂漠において?属性を引き出すことができた。岩にブリザドを撃ち込む順番に迷ったが,とりあえず小中大の順でやってみて成功したのでよしとしよう。もしかしたら,順番はどうでもよいのかもしれないが。あと,ファイアとレイズの術が,別の面に行かないと入手できないので注意。途中でまた戻らなければならない。
 アントリオン戦はまあ余裕勝ちだった。グラビデを普通に撃てるようになったので,ズーにも苦しまなかったし。
 続けてファム大農場に行くが,ここで遊べるはずのミニゲーム「牛レース」がどうしてもできなかった。なぜだろう。クラヴァットはいるのに。ここまで23:50。

20031007
 高2→将軍プレイ。右京ともえ攻略完了。1年1学期については,5月1日の美穂の質問に必ずAと答え,5月21日のともえの質問には,最初は何でもよく,2番目にはBかCで答える。また6月18日のともえの質問には必ずBで答えるとよい。4月5日〜4月16日は不明。とりあえずすべてAで進めれば大丈夫。
 8月8日以降は以下の通り。
8月 8日 C 見送りに行くよ。
9月 1日 C 当然だろ,3回は行ったね。
9月20日 B ああ。熱くなれるよなぁ。
10月18日 A さて,僕はサッカーをやるか。
11月13日 B よし,すぐ行こう!
12月 5日 C 気合でどうにかなるかねぇ。
1月10日 A 僕も走り込みしてたよ。
1月21日 B よし,僕も買ってこよう。
2月 4日 C 義理チョコくらいくれよな。
2月14日 A 本当? 食べようよ。
3月 7日 A それなら当然だね。
4月 8日 B 花より花見が気にならない?
5月15日 B よし,僕と勝負しようぜ。
6月17日 C ともえなら大丈夫だよな。
7月 1日 A プレゼント,もう用意したよ。
 これで,8月1日に落雷,停電イベントが発生し,ハート3個で戦国時代へタイムスリップする。
 なお,右京ともえは体育が得意科目なので,体育のパラメータを95以上に上げておくとよい。あとは,戦国サウンドノベルの選択肢をより増やすために,国語を80以上,理科を85以上にしておくことを勧める。
 戦国サウンドノベルでは,導入編2章で新しい選択肢が出てくる。すりに対してカウンターを狙うと,その後の展開で拳聖編に入れるのだ。これは拳法の伝承者候補として忍者修行に励む話で,どうやら主人公は,国友村を破壊しようとした忍者の役を務めるらしい。
 集めたエンディングは8つ。133「連なる血筋」36万3410石(完)は,どうやらともえエンドのようだ。あとはすべてバッドエンド。132「暴走」1万1910石,131「ふたりで」1万1410石,130「勝ち目がなくても」9410石,129「焦土」5160石,128「消滅」5160石,127「最後の炎」4810石,126「任務失敗」2010石。
 それから,体育パラメータが高いことを利用して,クリアし損ねたファイルの中から015「強い奴を求めて」1万1490石,034「新たなる歴史」234万4340石をクリアした。それぞれ,王道編9章と32章に新しい選択肢が出る。集めたエンディングは合計92個。
 問題は,未クリアの女の子のうち真央以外の子の出現条件がわからないこと。本当に8月8日に出てくるのかしら。

20031103
 FFCCプレイ。アミダッティと遭遇。アオカビをアオカビと言ったら怒られた。田舎パンは世界のモデルケースで,アオカビは瘴気を表すのだそうだ。
 コナル・クルハ湿原攻略。とても広くてすぐに持ち物がいっぱいになってしまった。魔法が全種類揃うのも早く,苦戦はしなかった。ただグラビデとホーリーのかけ方を忘れていたので少々戸惑ったのと,木道が続くマップで幅が狭いので戦いにくかったことが,時間のかかった原因。ホーリーで実体化させる敵は大したことなかったが,グラビデで落とさなければならない飛行系の巨大な敵に少々梃摺った。
 ボスはドラゴンゾンビ。ホーリーで実体化させなければならないのだが,実体化時間が短く,何度もホーリーを当てなければならない。また,木道越しに戦うので通常攻撃が届かず,すべて魔法によりダメージを与えなければならない。さらに,石化攻撃や氷攻撃,毒攻撃など,ステータス異常攻撃を連発するので,結構厳しかった。実体化させてしまえばただのファイアでも相当削れるので,ユークを回復・サポート役ではなく攻撃役にしてしまえばよかったのだが,その転換がうまくいかず,時間がかかった。
 最後に膨大なアイテムをとりあえずファム大農場で売り払い,25:17で終了。次回は?属性を使わずに行ける最後の攻略ポイントであるレベナ・テ・ラを目指す。

20031104
 高2→将軍プレイ。学園シミュレーションパートで非常に苦労したが,何とか沢双葉の攻略に成功した。それらしい選択を試すこと29通り目にして,ようやく双葉攻略モードに入ることができた。1年1学期で,すべての選択肢をCで答えれば双葉ルートに入れる。ただし,何番目と何番目の選択が効いているのかは今のところまだわからない。複数の選択肢が絡んでいることだけは確かなのだが。
 以後の選択は次のように答える(8月8日はどちらでも可)。
8月 8日 A もちろん! 夏は僕の季節さ。
     C 日焼けするから好きじゃない。
9月 1日 C 家の手伝いをしてたんだ。
9月20日 B うーん,やるしかないか…
10月18日 B きれいに咲くといいね。
11月13日 C 僕にまかせろ!!
12月 5日 C ロマンチックなこと聞くね。
1月10日 B 誰かの役に立つ年かな。
1月21日 B サラリーマンだな。
2月 4日 B カカオが原料のお菓子が欲しい。
2月14日 A すみません,冗談です。
3月 7日 A 一体何が入っているの?
4月 8日 A 丁寧に育てたんだね。
5月15日 B 小さなことからこつこつと,ね。
6月17日 C きれいに咲いてるね。
7月 1日 C 南の海でダイビングもいいよね。
 これで,8月1日に教室でラベンダーの香りにくらくらして戦国時代へ行くという,これまでで最も情けないイベントが発生する。ハートは4個ついた。双葉は理科85,国語85取れていればすべてのエンディングが見られるのだが,王道編なのですべての選択肢を見るのはかなり辛い。そこまでは自分に課さなかった。
 戦国サウンドノベルでは,重要な分岐が2箇所。まず王道編5章で佐和さんが登場する分岐あり。それまで行くことができなかった王道編6章に進める。これは秀吉がてんぷらを食べ過ぎて食中りを起こすというイベント。また,王道編14章で再度分岐があり,労咳の半兵衛を救えるかどうかが変わる。これもそれまで行けなかった王道編15章に進める。
 入手したエンディングは4つ。046「菊花」3万5545石,047「作用と反作用」31万1045石(完),048「人として人を助ける理想」61万1045石(完),033「在るべき場所」550万4595石(完)。このうち047は双葉エンド,048は佐和エンド。双葉エンドではまだ出会っていない官兵衛のことを死に際に主人公が思い出したりするが,エンディングとしては決まっている。佐和エンドは正直に言ってつまらない。もう一歩踏み込んだシナリオがほしい。033は入手が困難だった割につまらない終わり方をした。むしろ半兵衛がいなかったときのほうが物語としては上をいく。半兵衛が生き残っているエンディングというのは史実ではないのだから,もっと自由に作ってもよかった。これでエンディングは97個入手。
 双葉役の折笠富美子の声がまんまパシフィカ・カスールだったので,絵や喋り方とのギャップが楽しめた。御転婆なパシフィカと違い双葉はお嬢様なので,本来プリンセスとして育っていたらパシフィカもこういう喋り方をしていたのかもしれない。
注) パシフィカ:「スクラップド・プリンセス」の主人公。廃棄王女。託宣により「世界を滅ぼす猛毒」とされ,理不尽にも命を狙われてた。生まれてすぐに崖下に捨てられたのだが奇跡的に生き延び,カスール家で養子として育てられた。生きていることが判明したことで,再度命を狙われている。16歳の誕生日に世界を滅ぼすらしい。
 双葉ルートに効いてくる選択肢を調査。どうやら,4月12日の一也の質問に二回ともCで答え,4月16日の双葉の質問にもC,5月21日ともえの最初の質問にCと答えることが条件らしい。この4つのうちひとつでもAにすると,双葉は出てこない。また,この4つを満たしていても,6月1日真央をBと答えるとなぜか一也になる。
 1学期に出てこない雪村栞と春日愛は,基本的に双葉ルートに乗って8月8日にBを選べばかなりの高確率で登場する。愛のほうは美穂ルートでもよいようだ。なので,1年夏休みから登場させることは諦めて,9月1日からの攻略を次回の課題とする。

20031109
 高2→将軍プレイ。どうやら9月1日からのプレイでは,2月14日を挟んでそのまま栞イベントに再突入させることはできないようだ。これではもう一度最初からやり直しである。とても困っている。バレンタインデーに一也になって,一也を蹴ったところで,今回は100%鈴宮真央になった。したがって,1年1学期の9番目の選択肢で,Cを選ばないような方法を確立しなければならない。なお,今回はAACCCACACCで双葉シナリオから移行している。

 FFCCプレイ。レベナ・テ・ラ攻略。とても広くて長かった。通行止めのところを様々な方法で攻略しなければならないのだが,最初に左手奥で見つけた鍵を近くの鍵穴(台)では使わず,右奥の鍵穴にはめなければならないというのにははめられた。再度やり直さなければならなかった。また,スイッチの上に乗って敵の魔法攻撃を受けなければならないところや,敵のファイアを受けて炎状態になった上で4つのスイッチの上を走り回らなければならないところなど,俄かにはわかりづらいものが幾つかあった。
 敵の中ではコウモリのような小さな奴(名前不明)がやっかいで,半透明なのでホーリーで実体化させるのかと思っていたがどうやらそうではなく,グラビデで落として倒す飛行タイプだった。しかも,落としてからも耐久力が高く,攻撃されるとこちらのHPが大幅に吸い取られるので,なかなか倒せない。他はもう慣れた。
 ボスのリッチは,左右のポールにファイアとブリザドを当てないとバリアが取れず,またリッチ自身にもホーリーを当てないと実体化しないのだが,リッチは飛行タイプなのにどこに浮遊しているのか表示が出ず,ホーリーを当てるのがとても難しかった。もっとも,ボスは大きいので,少々外れ気味だと思ってもうまく当たってくれたのだが。飛行タイプなのでグラビデも効果的なのだが,グラビデを当てるより先にキーくんママが直接攻撃で倒してしまった。
 ?属性の瘴気ストリームを抜けるときに,巨大な緑色のモンスターが道案内するように先を歩いていた。その先は「受難の大穴」と呼ばれる地域。マグ・メルに入る直前で選挙結果を見るために中断。ここまで27:09。
注) 選挙結果:この日は衆院選。

20031110
 FFCCプレイ。マグ・メルには眠っているカーバンクルが1匹と,隠れモーグリのモグハウスがあっただけだった。仕方なくヴェレンジェ山に進攻。
注) カーバンクル:?属性の瘴気ストリームにいた巨大な緑色のモンスター。
 だがこのヴェレンジェ山,とんでもない難関だった。敵の攻撃力も防御力も半端でなく,2体同時に相手にするとあっという間にやられてしまう。ほとんど最初の3個くらい宝箱を開けただけで,全滅させられてしまった。かなり早い段階でレイズもケアルも入手できたのだが,それでもだめだった。ここは氷に弱い敵が多いので,ブリザドリングだけで攻撃は何とかなるのだが,そんなことは関係なくなるくらい敵が素早くて強い。
 仕方がないのでデーモンズ・コートを二度目の攻略。だがここはレイズもケアルも全然出てこない上に,ホーリー必須の敵がうようよいるので,逃げ回るばかりとなってしまった。苦しい戦いだった。だがマップの3/5くらいの敵を殲滅させたころにはレイズとケアルが連続で手に入り,ここから反撃開始。最早負ける理由はない。ボスのリザードマンキングもしろずきんが瞬殺してしまった。ここで7年目終了。
 ?属性はそのまま受け継がれたので,何の問題もなくヴェレンジェ山に再挑戦できる。雪辱を晴らすには武器や防具が弱すぎるのだが,レシピがあってもそれを作れる武器屋がないので,弱い装備のまま戦うしかない。アーティファクトもまだ揃っていないのだが,大丈夫だろうか。ここまで28:15。

20031111
 高2→将軍プレイ。ついに雪村栞攻略法確立。1年1学期をAACCCACAACに選びなおして再挑戦したが,結果はまったく変わらず,かなり長いこと悩んだ。結果,2月14日の一也イベントで,BではなくむしろAかCを選べば,問題なく栞シナリオに復帰できることが判明。攻略結果は以下の通り。
8月 8日 (双葉) B 夏休みがあるから好きだよ。(←これで双葉を蹴っておく)
9月 1日 A 怒らないから言ってみなよ。
     B 困ったな,どうしよう…
9月20日 A 『妖精物語』
     B 『試験に出る英語丸覚え』
10月18日 B 僕が片付けておこうか?
11月13日 A お化け屋敷に遊びに来ない?
     B 雪村さん,案内してよ。
12月 5日 B 冬は寂しいから嫌い。
1月10日 B 本を読んで過ごしたよ。
1月21日 C ごめん,心配かけたね。
2月 4日 B 温かくして,休みなよ。
2月14日 (一也) A そんなものには興味がないね。
     (一也) C 義理チョコくらいで喜ぶなよ。
3月 7日 B 可愛い名前だね。
4月 8日 A きれいなチューリップだね。
5月15日 B ただの幼なじみ。
     C 全くの他人。
6月17日 A 雪村さんに合っているね。
     C 逆に介抱されてるんじゃ…
7月 1日 A とくに決まってないなぁ。
     C どう過ごそうかなぁ…
8月13日 図書館で地震に遭遇。本棚が倒れてきて戦国時代へ。
 複数ある選択肢は,どちらを選んでも結果がまったく変わらなかった。2月14日の栞イベントが存在するかどうかは不明。バレンタインイベントを発動させるにはハートが2個点灯していることが必須条件だが,9月1日からではどうしてもハート2個にはならない。8月8日に栞に会えれば間違いなく間に合うのだが,1年1学期の選択肢で直接栞の8月8日イベントを引き出せる選択肢があるのかどうか。初登場時には隠れキャラ扱いで名前も出ていないので,夏休みに遭遇するのは難しそうだ。
 栞シナリオでは,英語85以上,国語85以上,体育85以上にするとすべての選択肢が出るようになるらしい。現段階では10時間分自由に選べるコマがあるので(どうやらクリアしたシナリオ数により選べるコマ数が変化するらしい),3科目90以上,1科目85以上にすることが可能。
 栞シナリオにて戦国サウンドノベルの宗教編を制覇。それに残されていたNo.004のエンディングも回収した。合計14のエンディングを加算。宗教編でははしかにかかった少女ユキが登場。村八分にされていたところを宣教師ピエールと主人公が救う。
 回収したエンディングは,004「橋の下の我が家」45石,095「野垂れ死に」65石,096「汝の隣人を愛せよ」615石,097「凝り固まったヤツ」1515石,098「仏罰」2265石,099「安土城少年合唱団」1万9265石,100「バラ色の未来」1万5415石,104「試練」26万5915石,103「殉教」11万5915石,101「猪突猛進」1万7015石,102「稀代の悪僧」11万7115石,106「奇跡」(完)56万7215石,107「神の御業」(完)86万7215石,105「ユキ」(完)71万7215石。このうち106が雪村栞エンド,107がユキエンドである。
 宗教編は,全体に石高が少なく,目立ったドラマ性もない落ち着いたものだった。僧都との宗教論争くらいしか印象に残ったイベントがない。クリスマスパーティーに信長乱入も,事件にはならなかったし。
 残る2名もスカッとクリアしたいところだ。そろそろこのゲームにも厭きてきた。元へ,飽きてきた。

20031117
 FFCCプレイ。ヴェレンジェ山攻略。キーくんママが武器を作ってもらうのに手間取り,ずっと退屈だった。アクセサリを作ってしろずきんに手渡そうとしたのだが,レシピや材料は渡せても完成品のアクセサリは渡せない仕組みになっており,困惑。全種族用なのになぜ渡せないのか,理解に苦しむ。
 何度も思ったのだが,デュープリズムをこのクオリティで復刻してほしいものだ。売れなかったようだから決してなされないのだろうが。
 紫の玉が厄介だったが,しろずきんに倒してもらった。早い段階で魔法がそろい,アーティファクトも取りきれないほど出てきたので,ボス戦に突入。
 ボスのメテオパラサイトの攻撃が強力だったので,しろずきんにボスを任せ,あろまへっどは専ら側面のパラサイトダクトを攻撃。ブリザド7回で倒せるので,あとはブリザドをボスに当てたりしろずきんを回復させたりしていた。第2段階までは容易に倒せたのだが,第3段階に大苦戦。あと一歩のところで二度もやられてしまい,かなり時間を無駄にした。
 メテオパラサイトを倒したところでセーブできるのかと思いきや,ミオと名乗る自称「思い出の管理人」が登場。女言葉ではあるが姿は光の塊。床に映った姿こそ人のようだが,普通に見えているのは妙な形の塊に過ぎない。こいつが「思い出の強さ」云々についてわけのわからない演説をぶって,変なクイズを5問出してきた。正解すれば扉が開き,間違えば使い魔との戦い。どちらにしても5問終えるとラモエ登場。ラモエは思い出を食って瘴気を糧とするらしいのだが,ミオが恐ろしがる割にはその発言は常に下手。むしろミオのほうがずっと偉そうだ。ともあれ,このラモエと戦闘になった。
 ラモエはシャボン玉のような魔法を2発放ってくる。魔法の動きは遅いのだが,ホーミング効果があるので避けるのはしんどい。おまけに2体の使い魔が逃げ道を塞ぎにくる。魔法に当たるとHPのほとんどを持っていかれる。使い魔は2体とも倒すとすぐに再生されてしまうので,1体だけ倒すのがよいようだが,そううまく調節できない。ともあれ,ラモエ自体は弱かったので,簡単に倒すことができた。
 続けてラモエがミオを取り込み,ミオラモエとして立ちはだかった。ミオラモエは通常空中に浮いているが,尻尾を壊すと落ちてくる。だが落ちてきたときの攻撃が強力すぎて,一撃で死んでしまう。しかもこの攻撃,かなり速い動きでこちらに照準を合わせてくるので,ほとんど避けきれない。親族にケアルをかけると???の魔石に変わり,それを発動させると強力魔法攻撃ができたり無敵になったりするのだが,魔石を取るためにはスロットを空けておかなければならない。またミオラモエは移動しながら攻撃してくるため,以前落とした魔石を取りに戻ることは難しい。しかも,マルチプレイだと魔石をセットしている間にも攻撃を受けるので,いくら取り貯めてもその魔石は発動できない。3回コンティニューしたところで,思い出の数が尽きたらしく親族が登場しなくなった。ようやく攻略法を確立したところだったのに,最後にミオに憎まれ口を叩かれて強制終了されてしまった。ここまで4時間くらいかかっているのだが,すべて御破算。とんでもないゲームだ。
 このゲームの制作者は,プレイヤーとしてどういった人たちをターゲットにしていたのだろうか。それがわからなくなるような展開にまず驚いた。「家族で遊んでほしい」という目的があるなら,キーくんママのようなゲーム初心者にも十分楽しめる難度にとどめるべきだし,一般家庭の人たちが自由に使える時間を考慮して1時間に1回くらいはセーブできるようにしておくべきだ。確かに,Fランクゲーマーが2人集まればこんなもの1時間ちょっとで攻略できるのだろうが,それならヴェレンジェ山に来るまでの過程がぬるすぎる。まるでブレイヴフェンサー武蔵伝だ。最初はサルでもできるくらいの人をバカにした難度で,ラスボス戦はゲーマーの力でごり押ししなければならないような展開にしてしまっては,せっかく買ったのにエンディングが見られずに終わるゲーム初心者が多数出るだろう。初心者を狙ったようなマーケティングをしておきながらこのような終わらせ方をするというのは,消費者を馬鹿にしているとしか思えない。ゲーム業界は少なくとも「ゲームをするときは1時間ごとに休憩を」などという注意書きを入れるより先に,1時間ごとにセーブできるシステムを作るべきだ。4時間ぶっ続けで遊ばなければエンディングに到達できないようなゲームを作っておいて「1時間ごとに休め」というのは,無責任にすぎる。
 キーくんママが泣きそうになりながらプレイしていたのを見ると,どう考えても「二人以上で遊べばもっと楽しい」ゲームとは言いがたい。この最終ラウンドにおいて,大幅に評価を下げたことをここに明記しておく。

20031118
 高2→将軍プレイ。春日愛クリア。1年1学期にAACCCAACCCと選択し右京ともえを登場させておくと,期末試験終了後の夏休みに春日愛が登場する。隠れキャラだけあって,1学期のうちはどうあっても登場しないらしい。雪村栞にも同様の夏休み登場パターンがあるのだろうが,いまさら調べる気にはなれないのでパス。春日愛編では,数学85以上,理科80以上,体育80以上であれば全選択肢を出すことが可能。
 夏休み以降の選択は以下の通り。
8月 8日 A ごめん,急いでたんだ。
     B 君があまりに美しいから…
9月 1日 B そのくらいは普通だよね。
9月20日 B 今度僕と歩いて登校しようよ。
10月18日 B 当然,スポーツの秋。
11月13日 A 僕も手伝うよ。
     C 学校ごと買い占めるの?
12月 5日 A ケーキ販売のアルバイト
     B 夜景の見えるホテルでディナー
1月10日 A 全国60箇所に参拝したよ。
1月21日 A 誰にだって苦手はあるよね。
2月 4日 A フランス製の香水だね。
     B わからないけど素敵だね。
     C あの有名な五番だよね。
2月14日 A 馬鹿にしないでくれよ。
     C 春日さんも大変だね。
3月 7日 B リサーチの結果次第だよ。
4月 8日 A 天才の影の努力ってヤツ?
5月15日 A じゃあ,早速お願いするよ。
     C 春日さんが? 光栄だなぁ。
6月17日 B 僕の活躍を楽しみにしててよ。
7月 1日 A 捧げ物をする日だから。
     C プレゼントは決めてあるんだ。
8月13日 (栞) C 教えてくれてありがとう。
9月 2日 話の途中でぼうっとして戦国時代へ。
 導入編2章で小六にすりを捕らえてもらったときに,新しい選択肢が出て商人編に移行する。
 手に入れたエンディングは12個。083「ただの丁稚」485石,092「帰還」(完)75万7935石……愛エンド,091「大詰めでの過ち」15万935石,090「誤算」16万2935石,089「貧しき御用商人」9万7935石,088「若旦那の見るものを」4万8935石,093「繰り返す悪夢」54万8935石,085「倒産」1435石,086「戦場のテレホンショッピング」4435石,084「番頭」6735石,087「桔梗屋心中」4万9485石,094「当主の幸せ」(完)96万1985石……かすみエンド。087と094は,途中の選択肢でかすみと仲良くなっておかなければならないので少々大変。また,同じシナリオで同じエンディングに行くパターンが商人編4章,5章,6章にあるので注意。それぞれの章には1つだけ独自のエンディングがある。
 以上で集めたエンディングは123になった。最後に残した鈴宮真央を攻略したが,パラメータの縛りがきつい。全選択肢を出すには国語・社会90以上,数学・理科・体育85以上が必要で,それには時間割調整で1年の間にそれぞれ2時間,3年で国語・社会3時間,その他1時間の選択が必要と思われる。それでパラメータが揃うのかどうかはわからないが,次回挑戦してみる。
 真央シナリオへ行くための選択肢はたくさんあるが,とりあえずいちばん簡単なAAAAAAAACAで攻略した。
 夏休み以降の選択は以下の通り。
8月 8日 A いいだろー。教えろよー。
     B 僕にだけ教えてくれないの?
9月 1日 B …だよね。
9月20日 A 僕もそれ見てみたいな。
     B 海賊かぁ。男のロマンだぜ!
10月18日 C 猫と木登り競争してみたいな。
11月13日 A 怖いものなんてないよ。
     C 僕の一番苦手なものだよ!
12月 5日 B 走った方があったかいぞ!
1月10日 A うーん,どうだったかなぁ…
1月21日 A ふーん,すごいねー。
     B いいなぁ,面白そうだね!
2月 4日 B うん,大好きっ!
2月14日 A 何でもいいや,ありがとう!
     B 僕なんかに…
3月 7日 B 帰り道を忘れたのかもね。
4月 8日 A 桜もち! …お腹すいたなぁ。
5月15日 A 今度見に行くね。
     C 僕が行っても仕方ないよ…
6月17日 B (…サボっちゃお)
7月 1日 A ポテト,サービスしてねっ。
     B 他の人には言わないよ。
8月13日 B 聞きたいっ? 聞きたいっ?
9月 2日 子猫を助けに木に登ったものの枝が折れて墜落,戦国時代へ。
 途中,社会科の期末試験問題に誤植。「菱垣廻船」であるべきところが「菱形廻船」となっていた。これが正解であるだけにたちが悪い。

20031121
 高2→将軍プレイ。真央シナリオでは11月18日の日記に書いたやり方で,必要パラメータを集めることができた。好感度はそのキャラクターが登場した回数に応じて増えるらしく,選択肢によって決まるわけではないらしい。よって,「正しい選択」というのは「次もそのキャラが登場する選択肢」ということになる。
 なお,2年8月13日の選択肢が現れるかどうかはランダムで決まり,選択肢が出ずにいきなりこの日に戦国時代へ飛ばされることもある。また,この選択肢を間違えると,2年2学期を延々と続けることもできるようだ。つまり,登場したほかのキャラを正しく攻略し続ければ,真央が登場せず,戦国時代に飛ばされることもなくなる。そうすると2年2学期の期末考査も受けることができ,学力パラメータがさらに上がる。
 ともあれ,海賊編。導入編の2章において,お金を掏られて無一文になり,真央に習った落語「じゅげむ」を披露すると,人買いに拉致されて石見銀山に売り飛ばされる。その途中,人買い船が海賊に襲われ,海賊の頭鈴音に気に入られて仲間になる,というシナリオ。なかなかに面白い。叶と流里のキャラが立っているので楽しめるのだろう。
 No.117「無計画」315石,116「沈黙の対価」265石,118「見栄」715石,119「天職」1万6165石,120「海賊」1965石,121「きじも鳴かずば……」1万1765石を入手。中で「天職」は,スパイとして織田陣営の明智光秀の料理長として潜り込んだのだが,そのまま信長が天下統一して織田幕府を開き,幕府一の料理長として天命を全うするというもの。スパイ活動はどうしたのだろうか。また,藤原純友の財宝を探す話もなかなか楽しめた。まだシナリオ途中だが,最後まで楽しませてほしいものだ。

20031124
 FFCCクリア。ヴェレンジェ山をシングルモードで再プレイ。シングルモードは初めてなので操作に慣れるのに少々手間取ったが,やってみるとモグが命の水をもって移動してくれるので,二人プレイより戦闘は簡単。まずシェラの里で「知恵のお守り」を作ってもらい,魔法詠唱時間を-10とした。その後モグとともにヴェレンジェ山を攻略。コマンドリストの空きが4つしかないので,ホーリーとグラビデを両方使えるようにするのは困難だったが,とりあえず絶対必要なホーリーだけセットして乗り切った。紫の玉はユークだと6回殴れば壊せるが,敵に襲われている最中だと大変危険。
 メテオパラサイト戦は,長かったけれどもパターン化が完成したので確実に倒すことができた。メテオパラサイトから見て右側のパラサイトダクト(第一段階では画面右,第二段階以降は画面左)がブリザドに弱く,ブリザドを受けると凍ってしまうので,基本的にこいつを最優先で倒す。続いて反対側のパラサイトダクトは無視して本体をブリザドで攻撃。この繰り返しで第三段階まで倒せた。特に第三段階では,カメラが低い位置から映すようになるため本体の位置が把握しづらく,何度も攻撃が当たらない状態になったが,とにかくマシンガンさえ避けきれば問題ない。時間はかかったが許容範囲だろう。全部で40分弱で倒した。
 それにしても,買い物や装備の充実に30分,ヴェレンジェ山を攻略するのに1時間,メテオパラサイト戦に40分近くと,ここまで約2時間ぶっ通しでプレイしている。大変に疲れた。ゲーマー学生にとっては苦にならない時間かもしれないが,社会人には酷だ。何度も書くようだが,ゲーム会社は自社のゲームを1時間に1回はセーブできるように作るべきだ。口先だけの注意書きをつけるなど笑止千万,本末転倒。
 確かに,クリア後に見た攻略ページによると,ほとんどのプレイヤーが(ゲーム内で)十数年もプレイしてパラメータを上げ,究極武器を手に入れてからメテオパラサイトに臨んでいる。そうすれば2時間もかからずに簡単に攻略できるのだろうが,はっきり言ってこのゲーム,新規のダンジョンをすべて制するのに6年もあれば十分だ。8年目でラスボス戦に挑んだ小生が早すぎるとは思えない。むしろ同じダンジョンを二度三度と攻略する退屈さを考えれば,ここでラストダンジョンに挑むというのは正常なプレイ方法に思える。そうするとやはり2時間は長い。このあと真のラスボスであるラモエ戦が続くのだ。
 そのラモエ戦だが,今回は嫌に長引いた。ほとんど1時間くらいかかっている。なぜかと言えば,ホーリーがまったく効いていないことに長いこと気づかなかったからだ。使い魔がホーリーに弱く,ブリザドに比べて短時間で倒れるので,てっきりラモエにもホーリーが有効なのだと思っていた。だが実際は,ホーリーはほぼ完璧にガードされていたらしい。どうも魔法をかけたときに妙な金属音がすると思ってはいたが,それがガードした音だとは40分くらい経つまで気づかなかった。ブリザドに切り替えると,使い魔がなかなか死ななくてかなり苦戦したのだが,ラモエ本体は20分くらいで倒せた。妙な金属音はしなかったので,こちらはダメージをそのまま受けていたものと思われる。
 ここでどうしようもなく疲れたので,ミオラモエ戦の直前でPAUSEをかけて昼食&睡眠。2時間半後に再開。シングルモードでは,メニューを出してコマンドリストを変更している間には自動的にPAUSEになるため,敵にやられることがない。なのでマルチモードよりもむしろ楽。だが思い出が消えるのが早く,出てきた先からケアルをかけて魔石に変えないとすぐになくなってしまう。なので???の魔石を持てるだけ貯めこんで,メニューを出してセットして使う,の繰り返しになる。持ち物はできるだけ処分しておくことが必要だった。結局集めた武器・防具・レシピ・材料はすべて壊してしまった。だが食べ物は回復するのに必要なので,とっておいた方がよい。小生は食べ物も捨ててしまい,後悔する羽目になった。また,フェニックスの尾は多めに用意しておくべき。シングルモードではレイズが無意味なので,セットされたフェニ尾に頼るしかない。
 パラメーターが,ヴェレンジェ山のアーティファクト効果込みで攻撃40,防御62,魔法50だったので,専らブリザドで攻撃。基本的に家族が出てきたらケアルをかけて魔石の回収を優先。攻撃を受けたらケアル優先。空いた時間にブリザドをミオラモエの尾にぶつける。この繰り返しでも,10回当てたか当てないかくらいでミオラモエの尾は落ちるようだ。尾が落ちたら敵の攻撃が激化するので,無敵が出るまでは???発動→コマンドリストで???の魔石セット→???発動を繰り返す。攻撃されたら連続ケアル。フェニ尾が発動したらコマンドリストで次のフェニ尾をセット。無敵になったら,前半は思い出を魔石に変えるケアルと魔石拾いを優先。思い出がすべて魔石に変わってもう出てこなくなったら,あとは???攻撃の繰り返し。無敵になったら敵の懐に飛び込んでブリザド連発。尾が再生したら逃げてケアル,ブリザド。この繰り返しで(数えていないので自信はないが)4回尾を落として墜落させたあたりで倒せた。あとで攻略記事を見るとどうもパラメーターが低すぎたらしいのだが(攻撃70で一撃につきダメージ3らしい),魔法しか使わずに割と簡単に倒せたので,ミオラモエにはもしかしたら「魔法に弱い」属性があるのかもしれない。
 ミオラモエを倒すとミオが再登場。息も絶え絶えだったのだが,この存在,常に自分が心配されているとうぬぼれているらしい。「心配しないで」などと言っている。こっちはミオの姿なんか二度と見たくないというのに。むしろラモエと一緒にくたばってほしかったくらいだ。「ときどきは思い出してほしいの」だと? まったく,何様のつもりなんだか。
 ミオの独り語りが延々と続くうちに,メテオパラサイトとまたしても戦闘になった。もうこれ以上はこりごりだよ,と思ったのだが,これは一撃で終わり。よかった。
 エンディングムービーは綺麗だったけれどもあっという間。そのあと歌が流れ,その背景であろまへっどが独り歩いている。その周りをいろいろなキャラがスクロールしながら去っていく。下半分は制作者の名前が次々に出てきて,テレビアニメのエンディングみたいだ。それにしても,これまでずっとしろずきんと一緒に冒険してきたのに,ラスボス戦だけ独りだったからってエンディングも独りなのか。せめてキャラバンのメンバーくらい全員出てもよさそうなものなのに。あるいはモグとか。キャラバンメンバーは最後に松明を持って登場したが,本当に最後の一瞬だけ。
 ああ,終わってせいせいした。最後だけとてつもなく苦痛であった。平和的に普通のダンジョンを1時間くらいで二人で攻略するのは楽しかったのだが,このラストダンジョンからラスボス戦への苦行を考えると,とても高く評価することはできない。項目別に見れば,グラフィックはこれまでに見たどのゲームよりも美しい。音楽は素晴らしいとは思わないが,まあ水準以上。難易度はヴェレンジェ山以外はかなり易しめ。ヴェレンジェ山以降は相当難度が高い。もちろん,十何年目までアーティファクトを集めたり武器・防具を集めたりして,パラメータを上げれば難度は下がるのだろうが,経験値稼ぎの類が嫌いな小生としては,すべてのダンジョンを一度ずつ回ったときのパラメータで攻略するというのが基準であると考える。そう考えると,8年目でのクリアは基準よりも高いパラメータをもっているはずであるから,それでこんなに時間がかかるのは問題ありすぎ。
 しましま盗賊団は楽しかった(最後に爺さんが死んでしまったらしいのだが)し,ガーディ絡みのイベントも楽しかったし,キャラ造形としてはうまく行く可能性を十二分に感じるのだが,現時点では消化しきれていない。何よりミオの出現が唐突で,黒騎士イベントにちょっと出たくらいではプレイヤーとしては感情移入できない。マグ・メルで眠っていたカーバンクルも,物語に何も絡んでこない。モーグリがどういう存在なのかというスティルツキンさんの問いにも何も答えていない。シナリオには大きな不満が残る。
 アーティファクトや武器・防具などにはやりこむ余地が多分にあるが,その割にはダンジョンの数や種類が少ない。これだけのアイテムを投入するなら16年分くらいは新規ダンジョンが遊べるくらいの内容にしてほしい。少なくとも,現時点では初期投資に見合った内容とは言えず,価格的には2,800円くらいが妥当。ハードにお金がかかるのだから(マルチプレイには人数分のGBAが必要),ソフトまで高いのでは納得が行かない。将来への期待は多分に持てるのだが,現時点では高く評価するわけには行かない。

20031125
 高2→将軍クリア。海賊編の続きをやる。叶と流里が主人公と鈴音を庇うシナリオだが,織田と通じていた叶が騙されていたことを知り,一人光秀に立ち向かう分岐も,叶と流里がともに盾となって主人公と鈴音だけが生き残る分岐も,どちらも「完」なのには驚いた。123「責任の取り方」(完)16万9865石,125「ルリ」(完)26万7365石,124「雑賀藩」(完)61万8365石,122「手紙」(完)32万865石を入手。
 123はどう見てもバッドエンドなのだが,なぜか「完」となっていた。125では鈴音の飼い猫だったルリの目の色が,右が金,左が青と,流里と同じであることが判明。これで流里が化け猫だったという落ちだったらハリセンものだが,そこはぼかされていた。124は鈴音エンドのようだが,妙に尻切れ蜻蛉。流里が去って主人公が信長に郡山藩主として認められたというシナリオ。122が真央エンド。真央にラブレターをもらって終わり。
 これでエンディングが133個揃ったのだが,あと2個はどうすれば得られるのだろうか。方法がわからないので,投げやりに学園編を再プレイ。CBCABBCBCBで鳴海一也へ。せっかくなので今回はすべて軟派路線を選んでみたが,こちらは学業パラメータがほとんど上がらず,代わりにハートが急速に上がるらしい。2回会えばハート1個。一也などあっという間にハート5個に。2年3学期3月まで戦国時代に飛ばず,愛とともえがハート3個。美穂が2個。ほとんど鳴海一也ばかり登場していた割には大したものだ。
 戦国時代に飛ぶときに選択肢。今までと違う話を選ぶと究極編へ。どうやら新月お茶の会お得意のミステリー仕立てのようで,信長の寝所に火がつけられて焼死体が発見されたところから始まった。部屋は密室。鎧付近の壁に湿りがあり,長持が行方不明。着物姿の女性が目撃されている。話を聞くと,かすみが信長に頼まれて氷をもってきていたり,信長に女物の着物を注文されていたことがわかった(実はこの二つの情報はどちらか片方しか入手できない)。また,生きている人は焼けにくいと佐和さんが教えてくれた。
 真相がわからなかったり推理を間違えると,134「意外な真実」となる。適当にやったら最高で4万1500石だった。これは光秀が真相を語ったことになっているが,プレイヤーには真相がわからない。正しく推理すると最後に犯人の名前入力画面が出るが,漢字で入れなければならないのだろうか。ひらがなを試したりはしなかったのだが気になる。
 135「大団円」(完)98万1500石では,明智光秀の正体が笹原十兵衛であることが判明。また,主人公が信長の軍師として取り立てられたことにより,光秀は消えてしまった。大団円というタイトルがついてはいるが,かなり切ない話だ。光秀は存在自体が忘れ去られてしまったのだから。
 これで135個のエンディングがすべて集まった。長かった。疲れた。物語としては面白い試みで,もう少しUI(ユーザーインターフェース)をよくしてくれたら大変快適に遊べただろう。その辺は近年のサウンドノベルを見習ってほしい。内容にはあまり不満はない。むしろ戦国時代シミュレーションとしてはかなり優秀な部類に属するだろう。学園編があまりにも苦痛であったのは,「次の選択肢までジャンプ」「ロード機能」「音声スキップ」などがなかったためであり,やはりシステム面の不満が大きい。中でも「学園編の最初から始める」がデフォルトとなっていたのには何度となく腹が立った。どう考えても「ブックマークを選択する」方が普通だ。特に,別の選択肢をやり直すときにロード機能がないので,終了→スタート→ゲームプレイ→「ブックマークを選択」という流れの中で,方向キーを挟むのは鬱陶しい。あとはセーブ・ロードの遅さが強烈なネック。
 また,一流の声優が一流の演技をしているのに,録音が悪すぎて音が割れているのが大変気になった。「仕事を選べばよいのに」と思うのは,学園編の出来が悪いからというよりもこの録音の悪さに起因する。確かにどの選択肢を選んでも女の子の返答が変わらないというのはどうかと思うが,それでも好感度が上がったかどうかが「次も登場する」かどうかでわかるのだから,大きな失点ではない。
 いろいろと注文したい要素はあるが,こういう方向性のゲームはこれまでになかったこともあり,個人的には楽しめた。だが他の人に薦められるかと言われると,少々困ってしまう。

20031204
 Piaキャロットへようこそ!!3を始める。S氏からの借り物。最初に主人公の名前(デフォルトは神無月明彦)と制服選択(3種類から選ぶ)があり,続いて7/9(日)p.m.4:40,Piaキャロット本店にてゲーム開始。浩文という名の二十歳の客が誕生日を祝われていた。Piaキャロット本店では,従業員全員が誕生日の客に歌を歌い,デザートやドリンクを無料サービスするそうだ。かなり太っ腹だ。よく潰れないものだ。
 最初に登場したのは高井さやかという名のウェイトレス。主人公とは同僚で,かつ同じ学園の生徒だそうだ。制服が同じだったから同じ学園の生徒だとわかった,という記述があるので,この二人は大学生ではなく高校生であるらしい。倫理規定に思いっきり引っかかりそうだが,18歳高三受験生ということで乗り切るつもりらしい。
 序盤は登場人物紹介の様相。オーナー兼店長の木ノ下泰男から,夏休みの1ヵ月間新規開店の4号店に行ってほしいと頼まれた。木ノ下オーナーには,さとみというマネージャーと留美という娘がいるらしいが,木ノ下マネージャーとオーナーとの関係はよくわからない。留美がさとみの義妹ということだが,さとみは泰男の息子の妻ということになるのだろうか。
 最初の三択。本店に残るか4号店に行くか情報を集めるか。事情がわからないので迷わず「情報を集める」を選択。
 先を読んでいくと,明彦はさやかに告白をしたいらしいのだが,そのさやかに4号店行きを後押しされてしまい,しぶしぶ4号店に赴任することにしたようだ。だが肝心のさやかは,早朝に見送りに来て社員寮まで荷物を運ぶなどと言い出しているので,こちらも明彦に気がある様子。ならなぜ行くなと言ってやらなかったのだろう。どうもこの二人はじれったい間柄であるらしい。そのままオープニングに突入。歌とアニメーションが流れたが,まだセーブできない。いったいどういうことなのだろうか。
 別れた電車の中で,女性客に話しかけられた。この電車は京急三崎口行きを模したものらしい。明彦はさやかが好きである様子なのだが,ゲームを始めたばかりのプレイヤーである小生には,さやかとの思い出などまだ皆無に等しい。それより車内で話をした女の子で,しかも同じ職場に勤める2号店からのヘルプであることが判明した,愛沢ともみの方が気になる。最初の見た目ではともみの方が遥かにお子様なので,好みはさやかなのだが,このゲームのようなフルボイスシステムだと見た目より話し方で大方の好みは決まる。あとは一緒にいる時間の長さ。
 というわけで,仲良く一緒に道に迷って仲良く一緒に勘違い娘に逃げられて,仲良く一緒に4号店を発見する頃にはさやかのことなど忘れてしまっていた。
 4号店では,店長代理の羽瀬川朱美,マネージャーの岩倉夏姫,同僚で新入社員の木ノ下昇と出会った。第一印象は,朱美は可愛くてとっつきやすいが仕事のパートナーとしてはあまり信頼できそうにないタイプ,夏姫は無愛想で付き合いにくいが仕事はできそうなタイプ,昇は礼儀がなっていない軟派なぼんぼんだが友人としては義理堅そうなタイプ。夏姫によると,社員寮には6人が住むらしい。夏姫は断ったそうなので,明彦,ともみ,朱美,昇とあと2名。昇の話では,木ノ下一族には木ノ下祐介という人物がいるらしい。昇は祐介を「兄」と呼んでいた。
 夏姫を除く女性陣が制服で登場。その前に,あまり書きたくないが君島ナナという人物が4号店のウェイトレスとして新しく登場した。度がすぎる勘違い娘で,道を尋ねただけの明彦を宗教の勧誘員と勘違いした挙句,「私を襲おうとした」などと口からでまかせを夏姫に訴えた。ここでひと悶着あるのかと覚悟したが,夏姫は慣れていたらしく,あっさりこの勘違い娘を黙らせてしまった。大したものだ。というわけで,ナナの第一印象は最悪。しかも口癖が「てへへ」ときた。この科白はアニメ「藍より青し」の水無月ちか役で桃井はるこが喋っているのを聞いて以来,世の中で6番目に嫌いな科白になったのだ。何が気に入らないって,あのわざとらしさ炸裂の言い方がいけない。演技だとわかっていても腹が立ってくる。媚を売るという行為自体が嫌いなのだから致し方ない。
 社員寮にはもう一人,この日は現れなかった冬木美春という名のウェイトレスも住んでいるらしい。寮に行く前に,翌日のオリエンテーリングの会場である桜森(さくらのもり)自然公園を見学。どうやら昇は地元民で,この近辺に詳しいらしい。それとともみが同行。昇は,ともみが明彦のことを「お兄さん」と呼ぶことをしきりに羨ましがっていたが,こいつは妹属性なのだろうか。基本的に,「お兄さん」と呼ばれるということは恋愛感情を感じていない印なのだから,むしろがっかりすべきことのように思うのだが。もっとも,ゲーム的には明彦だけプレイヤーが自由に名前を変えられるので,名前を呼ばなくてもよいようにそう呼ばせているのだろう。
 寮につくと,管理人の木ノ下貴子が登場。このお姉さん(高校生から見たらもう立派な小母さん?),見た目とは裏腹にとんでもないどじで間抜け。ここまでくると確信犯かと疑いたくなるくらい,見事なはめ技を披露した。まずはともみに2階突き当たりの部屋の鍵を渡した。次に明彦に303号室の鍵を渡した。明彦が扉を開けると,中には着替え中(見事なまでにパンツ1枚のみ)の朱美がいた。明彦の名声大幅ダウン。さらに今度は204号室の鍵を渡してくれたが,ここも開けたらともみが着替え中(今度はブラジャーが見えただけ)。ともみの部屋の鍵はさっきともみに渡したはずなのに,何で2本目があるのだろうか。そしてようやく102号室の鍵をもらって落ち着いた。それにしても,部屋の番号も勘違いのしようがないほど異なっていると思うのだが,ここまで見事に間違えるとは。
 ここにきて,ようやくセーブができた。だがシステムが不明。勉強するか,どこかに移動するか,電話をかけることができるらしい。どういう行動を取るかによって誰のシナリオに行けるかが決まるのだろう。この手のゲームでは,パラメータが重要なときめきメモリアルタイプと,当の本人に出会うことが重要なWHITE ALBUMタイプがあるが,エロゲーの鉄則はとにかく出会うこと。パラメータ表示が立派なため不安が残るが,出会える選択肢を選ぶ方向で攻略することにしよう。そのためには,誰を攻略するか決めなければならない。最初だから適当にやって誰も攻略せずにバッドエンドを迎えるという手もあるが,考えどころだ。次にいつセーブできるようになるのかわからないというのが最大の恐怖。取得したCGデータなども,まず一度エンディングまで到達しないと見ることができないようだ。何箇所か出てきた選択肢で,別のものを選ぶとどうなるのかも気になる。

20031211
 Piaキャロ3プレイ。7月30日に赴任した4号店での2日目。社員によるオリエンテーリングが行われた。愛沢ともみ狙いにして,選択肢はすべてともみと出会える方向で選ぶ。方向性が決まっていればかなり選びやすい。オリエンテーリングではともみが足を挫くイベントが発生。
 いよいよ8月1日の開店。仕事は午前シフト(午前10時〜)と午後シフト(午後1時〜)を選び,内容は6種類から選択。フロアでのウェイターとキャッシャー,倉庫整理,掃除全般,厨房での皿洗いと調理。いろいろ調べてみると,それぞれの種類により増加するパラメータが変わるようだ。また,明彦は調理が苦手らしい。
 志保と名乗る女性より突然の電話。どうやらこの人は明彦の姉らしい。しかも,3号店の店長だそうだ。10日に訪問するから美崎海岸駅まで迎えにくるようにとのこと。しかも朝8時に。また,木ノ下貴子が昇の本当の叔母であることが判明。
 移動場所により会える人が変わるので,ともみにできるだけ多く会うにはそれなりに考えて計画を立てなければならないらしい。基本的に,ウェイターかキャッシャーをやれば出会う確率は高くなるようだ。また,仕事を皿洗いや掃除にすると主にナナに,調理にすると一人になるようだ。初めての調理時には夏姫が少しだけ顔を出し,「意外と不器用なのね」と言われてしまう。
 非番の時に4号店に行くと,日によって会える人が変わる。1日午前には朱美,4日午後にはともみ,5日午前にはナナ。
 不思議なのは5日午前。非番のはずのともみがどこにもいない。一般に,午前中に美崎海岸に行くと冬木美春に会えるのだが,すぐに逃げられて見失ってしまう。美春は明彦のことを知っているらしく,極端に彼を避けている。何があったのか知りたいが,それは彼女を攻略するときにしよう。
 2日の午後にともみの部屋を訪ねると,部屋に入れてもらってシャチの浮き輪に「ブラック君」という名をつけるというイベントが発生。3日はともみが非番の日だが,午後シフトにして午前にともみの部屋を訪ねると,ともみと海岸デートできる。8日の休憩時間にもともみイベントがあり,ともみは人に言えない過去をもっているらしいことがわかる。推測するに,「お兄ちゃん」に思いを伝えることなく今生の別れとなってしまったのではないかと思われる。明彦は「お兄ちゃん」代理というわけだ。
 3日夜に,昇がブレステ2を売りにくるイベントがある。買うと何かよいことがあるのだろうか。どうせ3万円ももっているお金は何にも使わないので,思わず買ってしまったが。また,ともみから,親友のユキと紀子がお盆休みに訪ねてくるので明彦にも会ってほしい,と頼まれた。
 10日,志保が訪ねてきた。弟と同じベッドで寝るなど,なかなかの人物だ。明彦は年の離れたこの姉に頭が上がらないらしい。この日,午前シフトで夕方を空けると,寮の露天風呂でともみと鉢合わせをする。そして18禁ゲームのお約束で,風呂場で「男のロマン」を追求すると,ともみのCGが手に入る。こんな隠れCGが全員分あるのだとしたら,CGコンプリートは結構厳しいだろう。
 11日,志保は早朝に帰り,ともみとボートでデートイベント発生。やはりともみは,誰かを待ち続けて報われなかった過去があるようだ。
 13,14日の連休に,ともみの友人が遊びにくる。14日には水着コンテストがあるので一緒に見に行こうと,昇に誘われている。続きは次回。

20031212
 Piaキャロ3プレイ。8月12日に,ともみの親友である志摩紀子と神塚ユキが訪ねてきた。初対面の感想は,紀子が非常に礼儀正しいのに対して,ユキは明彦に妙に突っかかってきてしかもいきなりため口だったため,かなり印象が悪い。紀子は声も態度も君が望む永遠の涼宮遙にそっくり。
 この日の夜,明彦は妙な夢を見た。実はこの夢を見るのは二度目。5歳くらいの明彦と女の子が,大勢の男の子と遊んでいる。女の子は木の上に小鳥の巣を見つけて木登りを始め,男の子たちは皆逃げた。明彦も木の上に呼ばれたが登らず,その後女の子は……というところで目覚める。この女の子が誰かはわからない。どうなったかも不明だが,恐らくは落ちたのだろう。
 13日,午前中はともみには会えない。午後,美崎海岸でともみたち三人娘とイベント。第32回ミス・美崎海岸コンテストに,ともみとユキが出場。この日は予選で,12名の本選出場者を選ぶらしいのだが,ともみもユキも,そして別口で出場していた美春も予選を通過した。ともみは,ブラック君をブーメランのように飛ばして受けとめるという凄い技を披露。ユキに「反則」と言われて「もって行ってもいいと言われた」と反論していた。
 夜はともみの部屋でブレステ2で遊ぶイベント。紀子がもってきたソフトは,こともあろうにポーカーとブラックジャックと七並べという単純なカードゲーム。3つともやれば終わるのだが,ポーカーだけは勝てなかった。運の要素が強すぎるので仕方ないか。
 14日,この日は午前中からともみたちと海岸で遊ぶ。アロハ姿の昇と出会ったが,ユキがその服装をこてんぱんに毒舌攻撃。凄い。午後の本選ではともみが優勝。ユキは舞台でこけてしまってそれが致命傷に。ともみの優勝は明彦のパラメータと連動しているのだろうか?
 夜は自然公園で縁日。昇に誘われたのだが,ともみら三人娘と出かける裏切り者の明彦。友情は脆いものだ。そこで最初はともみが一人ではぐれたのだが,その後ともみと明彦が二人ではぐれてしまい,告白直前まで行くイベントが発生。だが計画的にはぐれたと思われるユキの絶妙な突っ込みにより,あえなく撃沈。しかもユキは,紀子と「お好み焼きを食べに行く」と称してまたも二人を取り残し,再度戻ってくるという確信犯的行動に出た。からかって遊んでいるな。
 それでも,イベント終了後の就寝時に,ユキは一人明彦の部屋を訪ね,ともみのことを託した。ちゃんと心配しているようだ。明彦もともみの彼氏として認められたらしい。
 15日,ユキと紀子が帰る。なぜか貴子が上の空。何かあったのか? この日の午後にはともみに会えないようだ。
 いろいろ考えたが,やはりきちんと調査しないとイベントのコンプリートは難しそうだ。もう一度7月30日から,どこで何が起きるのかこまめに調査する必要があるだろう。それを次回以降の宿題とする。

20031221
 真・三國無双2を始める。使用キャラは周瑜。呉びいきとしては当然の選択。周瑜は素早さが高く,走りながらの攻撃では敵陣を突き破る威力をもつ。だがあまり体力はないらしい。囲まれて攻撃されるとすぐに死んでしまう。基本的にキーくんママとの2人プレイで攻略したが,この日はキーくんママの使用キャラが決まらなかった。あれこれとっかえひっかえプレイしていた。
 無双モードの最初,「集落救出戦」(盗賊を倒すシナリオ)は簡単にクリアした。次の「虎牢関の戦い」(191年)では,かなり時間もかかったし苦戦もしたが,何とかクリアした。突っ込みすぎてやられてしまうパターンが多く,キーくんママも敵武将の強いのに集中攻撃されたりして苦戦していたようだ。助けに回れるほど強くはないので,もう少しキャラを育てたい。だが董卓軍には呂布くらいしか強い武将がおらず,しかも呂布は途中で虎牢関から遠く離れていってしまうため,最後の董卓を倒すときくらいしか苦労はしなかった。なのに郭なんかに倒されたときには本気で悔しかった。連合軍がちっとも北へ攻めあがらないので,業を煮やして単身乗り込んだら返り討ちにされたのだ。
 というわけで,フリーモードプレイ。「黄巾の乱」(184年)は,意外に討伐軍が押されまくっていて苦戦を強いられた。自分が頑張らなければ味方部隊はどんどんやられていく。こんなにきつい戦いだったっけ? もうひとつ,無双モードでもやった「虎牢関の戦い」をこちらでもやった。さすがに二度目は戦略もわかってきてだいぶうまくやった。
 アイテムを幾つか手に入れたのだが,このゲーム,武器だけはどうもレベルの上がり方の異なるものを取捨選択しなければならず,ちっとも強くなっていかない。防御力の高い武器と攻撃力の高い武器を両方残したいのに,どちらかを捨てなければならないのだ。困ったものだ。
 無双モードの「呉郡攻略戦」(197年)で,敵の連合軍の一員である太史慈に倒されてしまった。残念ながら今日はここまで。かなり楽しいゲームだ。特に2人でやると。だが左手親指にゲームだこができるので,PSのコントローラーは何とか改良してほしい。ボタン4個でできた方向キーや,妙な位置にある左アナログコントローラーは意外に操作しにくい。もちろん,必要以上に強く押さなければすむ話なのだが,ある程度の感情移入はやむを得ないし,キャラを客観視するのは初心者ほど難しいので,やはりコントローラーをうまく作ってくれるに越したことはない。

20031222
 Piaキャロ3プレイ。フローチャートを作ろうかと思ったのだが,かなり大変である上に,実はこのゲーム,厳密なチャートを作らなくてもクリアできそうなので,8月7日分まで作ってあとはともみ攻略に入ることにした。基本的にはシフトを攻略キャラと同じにすれば問題ないのだが,攻略キャラの休日に,午前と午後どちらに仕事を入れるかだけは重要であるらしい。ともみでは8月3日がそれで,午前を空けると海水浴イベントが発生するが,午後を空けるとイベントは起きない。あと,特殊なイベントとしては8月10日午後の露天風呂がある。この日は午前を空けると自然公園のボートイベントが発生するのだが,あえてこの日に行かなくても11日午前にも同じイベントが発生するので問題はない。シナリオ的には,露天風呂ではなく部屋に行くほうが,ユキと紀子の話が出てくるのでつながりがよい。だが,CGをコンプリートするには露天風呂は必須。
 8月15日朝,呆けた貴子さん。だが貴子シナリオではないのでその理由は今のところ無視。誤植がちらほら。「いったい寮へ戻るよ」「弥が上にも」など。この手のゲームにはありがちだけれども。
 8月17日,ともみが部屋で誰かと電話をしていて大泣きしていた。電話の相手は「お兄さん」らしいのだが,明彦は部屋の外にいる。というわけで,いよいよもう一人のお兄さん登場ということらしい。電話の様子ではともみはそのお兄さんに振られたようだ。
 8月20日,ユキからの間違い電話。ともみの「お兄さん」は2号店の前田耕治というらしい。明彦はその話を聞いて,21日に2号店へ行くことを決意。仕事を昇に代わってもらった上に1万円を借りた。お金がなくてブレステ2を売りつけにきた人からよく借りられたものだ。
 8月21日,2号店は仲野駅前らしい。明彦が「見覚えがある」という警備員に道を聞いて,前田耕治と話した。そこへともみ登場。ともみはお節介だと叫んで逃げてしまった。追いかけて告白する明彦。だがともみは「そんな恥ずかしいこと言う人大嫌い」と叫んで消え去った。しかし実際,好きな人がいるならなぜともみは明彦に近づいたのか。ボート乗り場では自ら「これがデートじゃなくてなんだっていうの」などと言っていたし,縁日でもあわや告白か,というところまで行っていたというのに。約束の花火の時間になっても,ともみは海岸に現れなかった。花火大会が終わり,夕立が来て,土砂降りの雨に打たれても,ともみは来なかった。だが寮に帰ると,ずぶ濡れのともみが部屋の前にいた。お互いに謝る二人。ともみは待つことの辛さを知っているから,自分が明彦を待たせたことを悔やんでいたのだ。
 8月24日,北海道社員旅行。旅館「なみのはな」は,ともみに「ぼろっちぃー」と叫ばせるほどのぼろさらしい。カニが大好きだったともみは,カニ市場でカニの逆襲を受けてカニが嫌いになった。大展望台では明彦とキス。
 8月25日,牧場ポニーテールにてともみと乗馬。
 8月26日,明彦の部屋でともみと宿題をやる。ここでともみが意外におバカであることを知った。「殊勝」が読めなかったり「真摯」の意味がわからなかったり。中学生ならわかるが,高校生でこれでは……。学力パラメータの低い明彦でも知っていたということは,ともみの学力は1くらいか。その後,ともみは明彦の部屋にお泊り。声に力が入っている割に絵は静止画3枚というシンプルな18禁イベント。このために体を洗って下着を替えてきたというともみの準備万端ぶりに驚く。

20031223
 Piaキャロ3プレイ。ともみシナリオクリア。8月27日に視察に来た本店の木ノ下オーナーは,昇と同じアロハルック。似合わない。28日が最後で,ともみを選んでおくとエンディング。ともみとのイベントCGおよびともみの科白が次々と表示された。だがCGはだいぶ足りないようだ。最後にともみ以外を選ぶと,さやかが出てきて誰ともうまくいかないエンディングを迎えた。こちらは,攻略キャラ以外の面々が次々に登場。中には見たことがない人もちらほら。
 とりあえず次は朱美狙いで攻略することにする。もしともみと同じような感じなら,このゲームは意外と簡単ということになるのだが。

 真・三國無双2プレイ。フリーモードの「呉郡攻略戦」と「官渡の戦い」(200年)をやってみたが,ともに失敗。呉郡攻略戦では劉ヨウにやられてしかも時間切れっぽかった。官渡の戦いでは曹操軍がほとんど壊滅に近い状態だったのを顔良と文醜を倒して巻き返したのに,張コウと袁紹にやられてしまった。ちっともキャラを育てることができない。

20031224
 真・三國無双2プレイ。市長の元教え子T君が趙雲,市長が周瑜で「虎牢関の戦い」をやった。T君はこのゲームをやるのは2度目だそうだが,以前一晩中つき合わされたとかで十分な強さ。300人斬りと有名武将の撃破で武勲ポイントを稼いだ。
 キーくんママ使用キャラを育てるため,キーくんママが趙雲,小生が夏侯惇で「虎牢関の戦い」をプレイ。驚いたことに,夏侯惇の攻撃力・破壊力は周瑜とは比較にならないほど図抜けていた。ただ仁王立ちになって長剣を振るうだけで,敵がばったばったと倒されていく。普通の兵卒なら2回当てればやられてしまい,将軍クラスでもチャージ5攻撃や無双乱舞攻撃を使えば体力ゲージの1/2〜4/5くらい奪える。呂布にだけはやはり勝てずに迎撃されてしまったが,董卓を含む13人の将と1200人以上の兵卒を斬り倒し,圧倒的な勝利を収めた。武器が第二段階だったとはいえ,これは反則級の強さだ。それでもキーくんママは,やっぱり顔が気に入らないらしく選択しなかった。

20031225
 真・三國無双2プレイ。キーくんママが候補として挙げた使用キャラである,趙雲と張コウを一人プレイで育てた。趙雲は通常攻撃でも攻撃範囲が広く,隙が少ない。張コウは素早い上に□□□□の連続攻撃が広範囲の敵を跳ね飛ばすため,こちらもやはり隙がない。いずれも周瑜とは比べ物にならないくらい使いやすいキャラだ。「虎牢関の戦い」で,敵武将のほとんどを一人で壊滅させたにもかかわらず袁紹・顔良・文醜が呂布一人に叩きのめされてゲームオーバーになったことを除けば,至って平穏にランクを上げて強力武器を入手することに成功。張コウの場合は特に,チャージ4攻撃や無双乱舞攻撃を使って,将軍レベルの敵を先に倒してしまうと楽。兵卒の撃破数を競うには不利なキャラだが,負けないことにかけては恐らく最強。趙雲は夏侯惇ほどではないが,十分撃破数を稼げる。
 これでキーくんママが好んだキャラはいずれも第二段階の武器を手に入れたわけだが,最終的にキーくんママが選んだのは張コウ。小生は周瑜に戻り,フリーモードの「呉郡攻略戦」に挑戦。今までは30分の制限時間に苦しまされたが,今回は18分台でクリアした。一度周瑜が太史慈にやられるというハプニングがあったが,やはりこれまでに使ってきた4人のキャラの中では周瑜が最弱である。この体力のなさは何とかしてほしい。続けて無双モードの「呉郡攻略戦」もクリア。次はいよいよ赤壁の戦いだ。

20031226
 Piaキャロ3プレイ。朱美シナリオを始める。8月7日午後にバイトを入れるとイベント。朱美が明彦のネクタイを直してくれる。8月9日午前バイトでは,朱美が水をひっくり返して客にかけてしまいパニックに陥るイベント。店長代理にしては冷静さが足りない。夏姫がうまくその場を収めたからよいようなものの,水をかけられた客が収めようとしているのに慌てて自爆し続ける様は見ちゃいられない。その日の夜に夏姫から厳しく叱られていたが,その言い方はどう聞いても優しさの裏返し。夏姫の言うことはすべてもっともだ。
 8月13日午後,朱美の部屋に行くと選択イベント。話をすると部屋に入れてもらって,朱美と夏姫が以前本店でバイトをしていたという話が聞ける。その後3号店で研修し,4号店の店長代理になったそうだ。明彦は朱美たちが抜けた直後にバイトで入ったらしい。海へ行くと水着姿の朱美が見られるが,あまり似合っているとは言いがたい。海ではずっと寝ていたし。夜,寝た後にさらに追加イベント。夏姫と飲みに行った帰り,酔っ払った朱美が明彦の部屋の前で寝てしまう。その後目を覚まして反省した後,いきなり18禁イベントに突入。唐突感を緩和させるようにはしてあったのだが,それでも急な展開だ。目を覚ましたときの科白,「厳しさよりも失敗を許せる優しさの方が大切」「明るい雰囲気は優しさがあってこそ」というのに,市長がいたく共感していた。市長の職場は今,厳しさ優先の世界になりつつあるそうだ。くわばらくわばら。この科白があると,朱美は店長向きかなと思う。夏姫の言うことも正しいのだが,正しさだけでは人は動かせない。本当は両方大事なのだけれど,どちらが店長でどちらがマネージャーかと言われれば,やはり朱美店長,夏姫マネージャーがうまく行くのではないか。

 真・三國無双2プレイ。フリーモードの「官渡の戦い」(曹操軍側),「長坂の戦い」(208年,劉備軍側)を余裕でクリア。いずれも30分以内で仕留めた。さらに調子に乗って無双モードの「赤壁の戦い」(208年),「合肥の戦い」(215年)を,やはり30分以内の速攻クリア。ところが,次の「夷陵の戦い」(222年)でまさかの敗退。ここにきて,階級1まで上がった武将でもザコに苦戦するゲームバランスに変化したのが敗因。あと一歩で劉備を仕留めるというところで,避難していたつもりの張コウが,劉備親衛隊の弩兵に射抜かれてしまったのだ。
 それにしても,現在周瑜は階級1,張コウも階級3だというのに,これ以上どうやって武将のパラメータを上げよというのだろうか。張コウは第三段階の武器が見つかったからまだよいが,弱い周瑜は未だに第二段階の武器で戦っている。攻撃力がないし,階級が上がっても体力不足は補強できていない。護衛兵は8人になり,一人一人も強くなったのだが,そのせいで逆に有名武将に対するとどめを部下が刺してしまうことになり,あまり武勲ポイントが稼げなくなった。
 もうひとつ,このゲームの根本的欠陥は,敵味方の位置を表す小さい地図。敵は赤,味方は青で表示されるのだが,なぜか鉄塔も赤で表示されるため,往々にして敵と間違えて鉄塔の元に駆けつけてしまい,時間を無駄にする。あとは,馬のランクが外見からはわからないのも不満。できるだけランクの高い馬で敵を蹴散らしたいのだが,そうも行かない。霧で視界が遮られることが多く,一度馬から下りると再び馬を発見するのが難しいというのも難点。
 ともあれ,これでフリーモードで「赤壁の戦い」「合肥の戦い」「夷陵の戦い」が遊べるようになったので,これらを使ってまた強い武器を探すことができる。雪辱は明日果たすことにしよう。
注) 鉄塔も赤で表示:のちにこれには理由があることを知る。

20031227
 真・三國無双2プレイ。フリーモードの「赤壁の戦い」「合肥の戦い」をクリア。周瑜一人プレイで「黄巾の乱」「虎牢関の戦い」「呉郡攻略戦」「官渡の戦い」クリア。これで力をつけて,無双モードの「夷陵の戦い」を制圧しようという魂胆。だが周瑜の第三段階武器がまだ出ない。もっとレベルの高いシナリオでないと出てこないのだろうか。
 鉄塔の赤い点について新事実が発覚。実は鉄塔の上に敵の弓兵や弩兵がいて,上から攻撃していたことが判明。こちらも弓を使って鉄塔の上の敵を一掃すると,赤い点は消えることがわかった。これはシステムの欠陥ではなかったのだ。気づかなかった。

20031228
 真・三國無双2プレイ。無双モードの「夷陵の戦い」クリア。周瑜一人での「長坂の戦い」「赤壁の戦い」「合肥の戦い」クリア。「合肥の戦い」でようやく第三段階武器入手。だがすでに育ってしまった第二段階武器のほうが,あらゆるパラメータが上。
 馬の種類が見分けられるようになってきた。赤茶色で鞍に模様がない奴がいわゆる駄馬。部下の兵士レベルが乗りこなす,雑兵も蹴散らせない不便な馬。栗毛色(こげ茶色)で鞍が豪華な馬が,それよりましな馬。さらに白馬になるともっと蹴散らす兵が増える。強くなった護衛兵や武将クラスでなければ,だいたい蹴散らせる。
注) その後の調べでは,栗毛馬と白馬の差はあまり大きくないらしいことがわかってきた。また,赤茶色の馬には駄馬と軍馬がいるらしいが,その区別はまだついていない。

20031229
 真・三國無双2プレイ。無双モード「南蛮夷平定戦」(225年)クリア。周瑜シナリオ終了。この頃の周瑜は本当に強くなっていた。もはや負ける気がしない。象にはかなり頻繁に跳ね飛ばされて死にそうな目にあったが,毒の泉や敵武将はまったく怖くなかった。孟獲を七度倒すことはできなかったが,五度か六度は倒した。エンディングでは孫尚香が妙な踊りを披露し,呉の武将たちが酒を酌み交わしていた。
 その後,周瑜一人で「夷陵の戦い」をクリアした後,趙雲のシナリオを開始。趙雲の無双モードは,「長坂の戦い」から始まった。キーくんママは周瑜を使ったが,強すぎてつまらないと言っていた。趙雲はすでに第三段階の武器を入手しているので,実際趙雲でもかなりつまらない戦いだった。続く「赤壁の戦い」では,キーくんママは孫尚香を起用。だがこちらはさすがに弱かったらしく,ほとんど活躍できなかったようだ。三番目の「成都制圧戦」(214年)は,ホウ統が落鳳坡でやられてしまわないように細心の注意を払ったが,森の中で始まり地図が出ないので少々難儀した。このシナリオ以降,キーくんママは使い慣れた張コウを使用。さらに「定軍山の戦い」(219年)を難なくこなして,「夷陵の戦い」へ。
 ここで急に敵の将が威力を増し,特に陸遜と周瑜がめちゃめちゃ強くなった。そのため小生の趙雲が二度に渡り倒されるという事件が生じた。最初はやられそうになった張コウを助けに行って周瑜に返り討ちにされ,次は敵の本陣の浅いところで孫権に討ち取られた。いずれも対陸遜,対呂蒙などで体力を大幅に削られたあと,肉まんが見つからずにそのまま進軍してやられている。足手まといになるのが小生のほうになってきたので,救援を考えずに生き残ることを第一に考えたほうがよいのかもしれない。趙雲は周瑜に比べ移動速度が極端に遅いため,馬がいないとほとんど役に立たない。おまけに敵の将とザコに囲まれたときに,抜け出すすべがない。攻撃範囲は広いのだが,突き抜ける攻撃がないので将の攻撃ですぐにピヨらされてしまうのだ。また,趙雲のコンボ攻撃は意外に攻撃力が低い。10Hitや11Hitを3回繰り返しても,敵武将の体力は半分くらいにしか減らないのだ。そう考えると,周瑜は使いやすかったかもしれない。少なくとも,敵武将を倒すのにこんなに梃摺らなかった。
 ということで,「夷陵の戦い」三度目からは,キーくんママが周瑜を使用。クリアキャラの周瑜はすでに大将軍になって久しいが,パラメータの上がりかたが凄かったらしく,あまりの強さに仰天してしまった。小生があんなに梃摺った敵周瑜や陸遜を,ほとんど瞬殺。ザコ武将に至っては「二回当てれば倒せるよ」と言われてしまった。
 その後もキーくんママ周瑜は大活躍。「南蛮夷平定戦」「五丈原の戦い」(234年)をあっさりクリアした。孟獲戦では,今回は現れた孟獲がどこにいるのかわからず,結局三度しか倒せなかった。司馬懿戦では,諸葛亮がなぜこのような不便な土地に陣を構えたのかわからなくなるくらい,味方を助けるのに手間取った。広い台地には出入り口がほとんどなく,どこまで行っても諸葛亮を救出に行くことができない。台地の反対側に回るのにとても時間がかかった。司馬懿は何か策でもあるのかずっと自陣から出てこなかったが,特にイベントが発生するわけでもなく,そのまま潰された。
 エンディングでは孫尚香の代わりに貂蝉が踊っていたが,蜀軍との接点はどこにあるのだろうか。単に蜀には有名な女性がいなかったから貂蝉,というのでは安直すぎる。それなら劉備の妻であった孫尚香が踊っていたほうがまだましだ。

20031230
 真・三國無双2プレイ。今度は張コウのシナリオを始める。張コウは最初から「官渡の戦い」で,やはり周瑜シナリオに比べて難易度は高め。だが張コウはすでにキーくんママが階級1まで育てていたので,まったく問題ない。続く「長坂の戦い」では,敵武将をすべて殲滅したのに肝心の劉備に逃げられてしまった。あえなく敗退。だが劉備が逃げ切るムービーはここでしか見られないのでまあよしとしよう。
 再挑戦して今度は水軍を最初に撃破。逃げ道を塞いでおいてゆっくり殲滅した。水軍の長は劉gだったので楽勝。さらに「赤壁の戦い」「定軍山の戦い」「街亭の戦い」(228年)と,本来シビアであるはずの戦いが続いた。張コウは撃破数を稼げないので,武将の首を取ることに専念したが,それもキーくんママの趙雲に負けていた。「街亭の戦い」では馬謖の逆落としが見られたが,こんなことをしても餌食になるだけだ。その後張コウが本物の逆落としを見せるという演出もあり,なかなか凝っていた。
 続く「合肥新城包囲戦」(234年)では,前に出すぎた2Pの趙雲が瞬殺され,わずか1分半で終了。陸遜の伏兵弓部隊に集中砲火を浴びたらしい。二度目に挑戦したときにはもう少し慎重に進軍したが,左上(北西?)にいろいろな仕掛けがあり,しかも中央付近の門がしばらく開かないので,なかなか攻めにくかった。張コウは弓防御力が高いという話なのだが,実際には弓攻撃で簡単に体力の半分くらいを削られていた。
 最後は「五丈原の戦い」だったが,今度は司馬懿軍側なので,以前よりもやりやすかった。諸葛亮の陣は奥まったところにあったが,それが逆に幸いして非常に進撃しやすかった。変なところから敵の援軍が来る心配はないし。
 エンディングは甄姫が踊っていたが,孫尚香よりも動きが緩やかであるように感じた。また,張コウ本人も踊っていたが,こちらのほうが躍動感溢れる美しい舞であった。張コウが戦いに美学を求めたのかどうかは知らないが,こういうキャラは楽しい。
 キーくんママは「もう飽きた。7点」と言っていた。
 続いて孫尚香シナリオをプレイ。「集落救出戦」は,なぜか孫権軍と表示された。すでに孫策は亡くなっているらしい。
 続く「赤壁の戦い」はしんどすぎ。味方の拠点がわずか20分ですべて封鎖された。ランク15の孫尚香で,敵武将のほとんど(15人くらい?)と敵拠点兵長のすべてを倒し,最後は曹操を弓で倒した。72分。こんなにしんどい思いをして倒したのに,武勲ポイントは大したことがなかった。わずか6000強。時間がかかったのがいけなかったらしいが,弱い武将で頑張ったときにはたくさんポイントをくれてもよいはずだ。これでは苦労のし甲斐がない。しかしながら,呉軍の情けないこと。味方で孫権以外に唯一生き残ったのが張飛だったのだが,彼は部下がいなくなって独りで敵軍を食い止めていた。護衛兵が夏侯淵に瞬殺されて一人で戦っていた孫尚香に対し,あたかも護衛兵であるかのごとく付き従って助けてくれたりもした。
 次の「合肥の戦い」で第二段階武器入手。さらに続く「夷陵の戦い」(ここまで周瑜シナリオに比べてずいぶん厳しい)では,始まってわずか5分で味方武将が孫権を残し全滅。こんなのありか? 倒せるはずないではないか。馬超の陣に飛び込んで死亡。二度目も似たようなもの。呂蒙,周瑜が瞬殺され(2分も経っていない),陸遜も5分ともたずに撃破された。残るは孫尚香と程普のみ。なのに孫権の本陣には,趙雲,馬超,関興,魏延,張苞,黄忠が攻め込んでおり,趙雲こそ入口の橋のところで待ち構えていただけだったものの,残りの5人は揃って孫権と戦っていた。これを何度も瀕死になりながらまとめて撃破し,苦労に苦労を重ねてようやくクリアしたにもかかわらず,武勲ポイントはわずか4784。ありえない。第三段階武器を入手したことが唯一の救い。

20031231
 真・三國無双2プレイ。孫尚香シナリオの続き。「南蛮夷平定戦」は,キーくんママが張コウで参加。今回は気味が悪いほど味方が奮戦し,苦労せずに平定した。孟獲をあと一歩で七回倒せるところだったのだが,六回で撃破してしまったので残念。
 次の「山賊討伐戦」がまた凶悪。なぜか山賊の頭が張飛だったのだが,その張飛がいつまでたっても出てこない。副頭領をすべて倒したのに頭領の張飛が見つからず,時間切れで敗北。砦のつくりもわけがわからず,どこに行けばどう出られるのかさっぱりわからない。門のほとんどは閉まったまま,最後まで行き来できなかった。
 仕方がないのでもっと素早く敵を殲滅できるようにするため,フリーモードで練習。「赤壁の戦い」に再挑戦したが,今回もなぜかとんでもないアクシデントで時間を無駄にした。すべてにわたって優勢に進めていたのに,肝心の孫権が曹操に一騎打を挑みにいって勝手に自滅したのだ。CPUのバカさ加減を何とかしてほしい。なぜよりによって総大将が前線に飛び出すのだろうか。それももうあと一撃で孫尚香が曹操を仕留めるという時になって。47分の無駄。しかも敵武将は全員孫尚香が討ち取ったのだ。
 そんなこんなで「山賊討伐戦」の再戦。今度は張コウが2Pキャラとして参戦。張飛は副頭領をすべて倒すと開く中央の門の中にいた。だがあまりにも強すぎて孫尚香はあっという間に撃破された。副頭領をすべて倒したのに,意味なし。三戦目は,副頭領を2人しか倒すことができず,張飛も張コウに討ち取られた。武勲ポイントがほとんど貰えなかった。この辺りから歯車が狂い始めたような気がする。
 最後の「合肥新城包囲戦」は,魏軍としてやったときと違って呉軍はずいぶん外から攻めるようだ。兵力も3倍くらい違う。しかしながら,開門するまでに時間がかかるので,逆に少しずつ殲滅していけば大したことはなかった。だが,今回は多くの武将を瀕死まで攻め込んだのだが,あと一撃で討ち取れるというところで護衛兵や味方の別部隊,あるいは張コウに,美味しいところをもっていかれた。結局自分の手で討ち取れたのは徐晃ただ一人だった。やはり武勲ポイントは僅少だった。
 エンディングでは貂蝉が踊っていた。さすがに主人公が踊るわけには行かなかったらしい。どうも,都合が悪くなると貂蝉に踊らせるようだ。
 続けて陸遜シナリオを始める。いきなり「赤壁の戦い」というのは,孫尚香シナリオよりきつい。フリーモードで少し育てておく。使ってみると,陸遜は孫尚香よりさらにリーチが短く感じられるが,その割に使いやすい。硬直時間が短いというのがその理由のようだ。隙が生まれないので意外に敵からの攻撃を受けにくい。普通に□□□□で敵を弾き飛ばせるし,チャージ4攻撃で5回攻撃できる(最後の△がバック宙で,最初と着地時の2回攻撃できる)。無双乱舞攻撃は,孫尚香より威力が低い上移動しながらの攻撃なのでヒットさせにくいのだが,通常攻撃の強さでカバーできる。赤壁はキーくんママの孫尚香と協力してクリアした。
 次の「合肥の戦い」は一人プレイ。武将のほぼ全員を倒し,第二段階武器を入手した。陸遜は足が速いので,少々離れた戦地にも駆けつけて駆逐できる。神出鬼没を実演できるのは楽しい。護衛兵も6人になった。
 これまで書いていなかったクリアデータを付記する。周瑜に関しては上書きしてしまいデータ不明。趙雲は撃破数3435,獲得武勲44948,クリアタイム192'35。張コウは撃破数2322,獲得武勲36719,クリアタイム162'04。孫尚香は撃破数2708,獲得武勲26368,クリアタイム272'28。やはり孫尚香で苦労したことが窺える。あと一歩のところで武将を倒し損ねたのが大きい。また,味方部隊があっという間に全滅に近い状態になったのもこのシナリオだけ。特に赤壁と夷陵は未だに信じられない。

 此花トゥルーリポートをキーくんママが始める。基本的に読むだけのゲームらしいので,キーくんママがやっているところを観ていた。主人公は桃井恵(ももいめぐる)。声優は石田彰。ヒロインは橘美亜子。声優は川澄綾子。科白部分はすべて喋るので,オートモードで流していてもテレビを観ているかのように眺めていられる。
 物語はいきなり殺人事件の発生から始まった。被害者は地理の教師で水泳部の顧問だったらしい。しかも嫌われ者。上に媚びへつらい下に厳しい典型的な小役人タイプだったそうだ。死体は恐怖よりも驚きを顔に表しており,信じられないといった風情だったそうだが,画面の絵からはそれはわからない。また,死体の近くには「0」と書かれた紙が落ちていた。これは死神伝説と関係があるらしい。
 死神伝説とは,死神がターゲットに「3」と書かれた紙を送りつけ,それがだんだん「2」「1」と少なくなっていき,最後に「0」が送られると同時に殺されるという伝説。この学園には古くから伝わっているらしいが,死神の犠牲者が誰でどんな事件だったのかについては美亜子は教えてくれない。知らないのかもしれないが。あるいは恵が聞かないだけなのかもしれない。聞いてほしい。大事なことなのだから。
 恵は高一の春休みに高校を中退し,此花学園に強制的に編入させられた。両親から離れて寮で暮らせるからと引き受けたのだが,此花学園は元女子高で,女子寮しか存在しない。その古い女子寮のただひとつの空き部屋「140号室」に引っ越すことになったのだが,その部屋は美亜子が学園側に無断で「新聞部の部室」として使っていた。そこで美亜子が着替えていたところに恵がドアを開けたものだから,「下着姿を見た」ことを理由に新聞沙汰にすると脅され,恵は仕方なく美亜子の殺人事件の捜査に付き合うことになる。しかしながら,これは等価交換とは言いがたい。殺人事件には必ず犯人がいる。犯人は間違いなく人間である。したがって,事件の捜査が核心に迫れば,必ずや捜査している人物を消しにかかるだろう。それが素人ならなおさらだ。命の危険に晒されることと2年間痴漢呼ばわりされて学園の9割を占める女子にいびられ続けるのとでは,前者のほうがより厳しい。もっとも,恵がこの時点で「美亜子には探偵の才能はなく,真実に迫ることはないだろう。したがって自分に命の危険はない」と判断したのなら別だが。
 ともあれ,勝手にワトソンにされてしまった恵は,美亜子・ホームズとともに事件の調査に乗り出すらしい。それも,まずは水泳部の生徒に話を聞くべきだろうと思うのだが,現場の調査とか一般生徒の評判を聞くとか職員室で教師に話を聞くとか,ろくな選択肢が出てこないのが気になる。一般生徒の評判なら美亜子の話で代用できるだろうし,現場は警察が押さえている。職員室で教員が殺された教師について「自称新聞部」の生徒に有益な情報を語るわけがない。「生徒に話を聞く」が「水泳部の生徒に」ならよいのだが,それに期待するしかないのだろうか。

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