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最終更新:2013年2月25日(月) 20時42分

朴新大統領が麻生副総理と会談、「歴史認識が重要」

 麻生副総理兼財務大臣と会談した韓国の朴槿恵新大統領は、「日本と韓国が未来志向で協力していくために歴史認識が重要だ」という考えを示しました。

 就任式を終えた韓国の朴槿恵新大統領は25日午後、麻生副総理兼財務大臣との会談で、日韓関係や北東アジア情勢について意見交換し、「新政権同士、未来志向で緊密な協力をすることが重要だ」という認識で一致しました。

 一方、朴大統領からは日韓の懸案である竹島や慰安婦問題について直接の言及はなかったということですが、外務省関係者によりますと「日韓の未来志向の協力のためにも歴史認識が重要だ」という考えが示されたということです。これに対し、麻生副総理は「互いの立場を理解することが重要で、そのためにも双方の政治家の役割が大切だ」と応じたということです。

 朴大統領は、従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与があったことを認めた河野元衆院議長と就任直前に会談した際も歴史認識に触れていて、慰安婦問題については譲歩しない姿勢を示し、日本側に具体的な取り組みを求めたものとみられます。(25日20:01)

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