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日中韓FTA 来月にも本格協議開始
2月21日 21時41分

20日から東京で開かれていた、日本と中国、それに韓国によるFTA=自由貿易協定の交渉開始に向けた準備会合が終わり、3か国の担当者は、来月にも開かれる予定の1回目の交渉から、関税の引き下げなどについて本格的な協議を行うことで一致しました。

準備会合は、20日と21日に東京の外務省で行われ、来月下旬から4月上旬にかけて韓国で予定されている1回目の交渉に向けて、今後の交渉の進め方などを協議しました。
このなかでは、工業製品や農産物の関税の引き下げや、投資に関するルールの自由化などについて、1回目の交渉から本格的な協議に取りかかることで一致し、ことし中に3回程度、交渉を行うことを確認しました。
ただ、1回目の交渉の日程については、ホスト国の韓国が、政権の交代時期にあることなどから今回は決められず、引き続き調整を続けることになりました。
日本にとって、中国は第1位、韓国は第3位の貿易相手国であることから、政府は、交渉の中で工業製品の関税の引き下げや、投資ルールの自由化などを主張し、輸出や投資の拡大につなげたいとしてます。

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