今日は3ヶ月を過ぎた娘の、ちょっと早い初節句のお祝いです。育児をしていると色々新しい発見があるもので、改めてまとめてみます。
「ひとり親」は無理ゲー
シングルマザー、シングルファーザー、いわゆる「ひとり親」は、完全に無理ゲーです。
ひとりで子どもを育てるのは、精神的にはもちろん、物理的に無理なんじゃないか?と思わされること頻繁です。いざ生まれてみると、想像を絶する苦労であることが身に染みてわかりました。買い物、掃除、洗濯、風呂、食事の準備、休息…ひとりで子どもの面倒を見ながら余裕のある生活をするのは、どう考えても困難です。
数字で見ても、ひとり親世帯の現状は厳しいものがあります。社会保障、寄付などを通じて支えていかないとまずいのでしょう…。
母子世帯の平均年収は177万円。児童扶養手当や遺族年金、養育費などを含めても213万円(厚生労働省 2006年調査)。この数字は一般世帯の3分の1程度だ。
ちなみに母子家庭の貧困率は59.3%(2007年 国民生活基礎調査)。父子家庭の貧困率も高く、ひとり親家族の貧困率は54.2%(2007年)。OECD諸国の中でワースト1の状態だ。
図書館、映画館、美術館には行けない
子どもが泣き叫ぶのはコントロールできません。やっぱり公共の施設とは縁遠くなりますね。子どもがもう少し大きくなれば一緒に図書館なんかも行けるのでしょうけれど、乳児を連れて行くのはハードル高いです。
公共の交通機関が利用しにくくなる
同じ理由で、電車やバス、飛行機も利用しにくくなります。日本人的なマインドが刷り込まれているのか、子どもが泣き出すとかなり焦ってしまうんですよね。…これでベビーカーも持ち込んでいたら、さらに居心地は悪くなりそう。
両親が健在なら、実家の近くに住んだ方がいい
先輩パパからいただいた「環境が許すなら、マジで両親の近くに住んだ方がいいよ」というアドバイス通り、やっぱり両親の近くに住んでおくのは得策ですね。
うちの場合は奥さんの実家の近くに引っ越しました。それはもう、しょっちゅう助けられています。特にぼくが出張で家を空ける場合なんかに、奥さんが実家に滞在することができるのが大きいですね。
家事の負担が倍増する
共働きの頃に比べて家にいる時間が長くなるので、掃除の回数も増えました。しょっちゅううんこを漏らすので、洗濯の回数も倍増です。子どもを連れて外食するのはむずかしいので、自炊が前提になり、洗い物の手間も当社比3倍です。
情けないことにほとんど奥さん任せなのですが、とりあえず食洗機とルンバの存在意義を痛感しました。ルンバ買おうかな…。
仕事の生産性が下がる
在宅で仕事をしているのですが、さすがに生産性は落ちますね。子どもが泣くのであやしたり、おむつを変えたり。打ち合わせの回数も減らしているので、仕事の収益性も下がっています。
この記事も書き上げるまで、なんだかんだで3回ほど中断されています。育児をしながら在宅勤務をしようと考えている方は、生産性の低下を考慮しておくべきでしょう。概ね生産性は半分程度になると思っておいたほうがよいです。
子どもがいる同世代は少ない
ぼくが26歳、奥さんが25歳なのですが、この年で子どもを産んでいる人はやっぱり少ないですね。子どもが産まれたら同世代のママ友、パパ友でもできるのかと思ってましたが、ぼくの性格のせいか、そういえばこれといって友人は増えていません…。保育園に入れれば変わるのだろうか。
無い物ねだりですが、育児の話ができる同世代が身近にいないのは、ちょっと孤独といえば孤独かも。今後、友人に子どもが産まれたら良き相談相手になろうと思います。
公的な支援は手厚いとはいえない
多摩市は比較的恵まれている自治体のようですが、公的なサポートはやっぱり十分とはいえない感じ。児童手当は月額1.5万円ですが、収入の減少分、医療費やおむつ代など、プラスの出費を考えると1.5万じゃ厳しいです。そもそも税金やら社会保障でそれ以上のお金を払っているので、焼け石に水感が…。
現金給付の強化はもちろんのこと、子育て世帯には家賃を安くする、公共機関の運賃を安くするなど、ストックを生かした現物給付があると助かる家庭は多そうです。
子どもは可愛い
無論、子どもは可愛いです。親ばかになる気持ちがよくわかりますね。最近はニコニコニコーッ!と全力の笑顔を爆発するようになってきて、わが家に幸せな気分を振りまいています。
とりあえず今のところはこんな感じでしょうか。今の日本社会には「子どもを産むのは損」というイメージが蔓延っているので、もろもろの課題を解決し、「子どもを産まないのはもったいない」というレベルまで持っていきたいところです。
関連本。「日本は世界的に見ても家族向け支出が低い」というデータが紹介されています。
わが国の2007年の家族向け支出の対GDP比は0.79%と、OECD34カ国の中で下から4番面目に低い。(中略)OECD全体の平均である1.94%と比べてもわが国の支出水準は大きく見劣りする。
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