名古屋−松本 前半、パスを出す名古屋・ヤキモフスキー(右)=トヨタスポーツセンターで(木戸佑撮影)
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名古屋グランパスは24日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターでJ2松本と練習試合を行い、2−2で引き分けた。国内初実戦となった新外国人MFニコラ・ヤキモフスキー(22)は左サイドで2得点の起点となるなど存在感を発揮。ストイコビッチ監督からも及第点をもらい、開幕スタメンに大きく前進した。
寒風吹きすさぶなか集まった約1000人の観衆の視線を一身に浴び、ヤキモフスキーがついに国内でのベールを脱いだ。まずは前半3分、左サイドでボールを受けると右足クロスを中央に送り、玉田、藤本とつないで田中隼が右足でゴール。両サイドが高く位置を取った分厚い攻撃で、電光石火の先制点を奪った。
さらに逆転を許した後の前半終了間際、今度は左足でピンポイントクロスを入れ、矢野の同点弾をアシスト。ストイコビッチ監督から「彼からの美しいクロスで決まった」と絶賛された。
万全ではない。16日のバンコクでのブリラム戦で左太ももを打撲。この影響で21日の愛院大との練習試合を欠場し、この日も運動量は十分ではなかった。さらに独特のリズムのため味方とのパス交換が合わず、2失点目は闘莉王が上がったスペースをカバーできなかった。それでも、ヤキモフスキーは成果を強調。「2つのクロスがゴールに結び付いた。皆さんは外から見ているからよくわかるでしょう」と、試合後は満足そうな笑みを浮かべた。
あと5日と迫った開幕への準備を問われると、「すでに100%できているよ。すべてOKだ」と言い放った。入団会見にタキシードで臨んでサポーターの心をつかんだ若き新助っ人は、ピッチでのつかみもOK。Jの舞台にマケドニアン旋風を巻き起こす。 (宮崎厚志)
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