裁判員裁判:初のやり直し…仙台地裁で差し戻し審初公判

毎日新聞 2013年01月29日 12時10分(最終更新 01月29日 13時30分)

 全国で初めて裁判員裁判がやり直しになった小谷野裕義被告(40)の差し戻し審初公判が29日、仙台地裁(鈴木信行裁判長)であり、強盗殺人罪などの起訴内容に対し小谷野被告は「殺害計画は立てておらず(現場での)暗黙の了解もなかった」と同罪は改めて否認した。

 ◇強盗殺人罪、改めて否認

 冒頭陳述の後、新たに28日選ばれた男性裁判員6人に1度目の裁判員裁判の審理内容を理解してもらうため、法廷を録画したDVDが上映された。

 DVD上映は、裁判体交代時の「公判手続きの更新」と呼ばれる手続き。裁判官の場合は記録を読んで対応するが、弁護側が公判前整理手続きで「裁判員には負担が重過ぎる」としてDVDを提案、検察側と地裁も了承した。判決は2月8日。

 1度目の1審は共謀を否定し懲役15年(求刑・無期懲役)としたが、仙台高裁が「(共謀の機会を巡る)検察側主張を正しく把握しなかった」などと破棄差し戻し判決を出し、最高裁で確定、裁判員裁判のやり直しが決まった。【竹田直人、近藤綾加】

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