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【富山】

新幹線あくまで「北陸」 知事 「3県で40年努力した」

 石井隆一知事は十九日の記者会見で、長野県の阿部守一知事が二〇一五年春に長野−金沢間で開通する北陸新幹線の呼称に「長野」が残るよう沿線県やJRに求めることを表明したことについて「法令では『北陸新幹線』と明確に書いてある。そう簡単に変える性格のものではない」と述べ、北陸新幹線の名称が基本だとする旗幟(きし)を鮮明にした。(相馬敬)

「長野」発言受け示す

 石井知事は阿部知事の意向を伝える報道に「伝聞へのコメントは差し控えたい」と述べたものの、「北陸三県の関係者や多くの方が四十数年間、沿線みんなで努力してきたので、それが基本だと思っている」との考えを示した。

 一九九七年開業の「長野新幹線」は通称で、北陸新幹線の一部との位置付けになっている。

 長野県ではこれまで、経済界が中心となって呼称存続を求めてきたが、阿部知事は北陸各県に配慮して慎重姿勢だった。

 

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