【ワシントン時事】日米両政府は23日、弾道ミサイル発射を探知、追尾する高性能の早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の日本国内2カ所目の配備先として、京都府京丹後市の航空自衛隊経ケ岬分屯基地を候補に内定した。ミサイル開発を進める北朝鮮への対応が主な狙い。今年中の配備を目指す。
Xバンドレーダーは在日米軍再編の一環として、2006年に青森県つがる市の空自車力分屯基地に米国外で初めて配備された。その後、両政府は2基目の運用に向け調整を開始。北朝鮮によるミサイル発射や核実験を踏まえ、ワシントンで22日に行われた安倍晋三首相とオバマ大統領の首脳会談で追加配備を正式に決めた。
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