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歴史

「悪役」山県有朋、日本近代史で再評価
実は愚直で優しい性格だった……

(1/2ページ)
2011/2/9 7:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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 明治、大正時代の最大の「悪役」のイメージがつきまとう、山県有朋を見直す動きが相次いでいる。日本陸軍の実力者として富国強兵策を推進した山県は、藩閥・軍閥の巨頭、政党政治への抑圧者、昭和陸軍暴走の遠因など近代日本の「負」の象徴ととらえられてきた。しかし実際の出兵には常に慎重派で、対欧米協調を基本とする外交路線など現実的な政治手腕を再評価する声が出ている。

卓越した外交リアリスト

 学習院大学の井上寿一教…

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うなり声を上げながら大松明と共に本堂の回廊を駆け巡る赤鬼(14日、奈良県桜井市)

走る鬼と松明、大和に春
長谷寺「だだおし」(奈良県桜井市) 古きを歩けば(46)

 約4.5メートル、100キログラム超の大松明(たいまつ)と共に鬼が走る。うなり声をあげる鬼は参拝者につかみかからんばかり。赤い炎が揺れ、飛ぶ火の粉に人々がどよめく。長谷寺(奈良県桜井市)の「だだおし…続き (2/19)

佐賀藩蔵屋敷跡から出土した色絵の尺皿の破片。痛々しい断面が、筆遣いの精緻さを一層引き立たせる(大阪府河南町の近つ飛鳥博物館)

割れてなおみやび、出土した鍋島焼のかけら
佐賀藩蔵屋敷跡(現・大阪高等裁判所、大阪市) 古きを歩けば(45)

 細やかで隙のない筆遣い。染付の澄んだ青には巧みなグラデーションがかかり、端正なモチーフを彩る。各所に見える痛々しいひびや断面が、皮肉にも日本磁器で最高と評される精巧さを一層引き立たせる。
徳川将軍に…続き (2/12)

京都大による再調査の成果を基に、精緻に作り込まれた冠(右)と沓の復元品。高島歴史民俗資料館で見ることができる(滋賀県高島市)

継体帝の威光きらめく冠と沓
鴨稲荷山古墳(滋賀県高島市) 古きを歩けば特別編・装い重ねて(5)

 金メッキで輝く冠と沓(くつ)。亀甲文様が覆う表面には無数の針金が突き出し、その先端には楕円形や魚形をした銅の小片「歩揺(ほよう)」、絹糸でできた総(ふさ)飾り「菊綴(きくとじ)」や、ガラス小玉が飾ら…続き (2/5)

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