| 山口県の日本一 ここでは、観光や産業、歴史など山口県が他県に誇れる日本一を紹介していこう。 さらに売れ筋商品のランキング(データは古いけど)も掲載。 |
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日本一簡単明瞭な県名 山口県 画数はたったの6画。 簡単ゆえに場所も覚えやすいだろうに、山口県は九州地方にあると思われていることがしばしばあるようだ。 山口県は本州最西端だ。 日本一広いカルスト台地 秋吉台 −美祢市− 山口県民ならば誰でも知っているであろう、カルスト台地(秋吉台)の広さ日本一(総面積は約130km2)。 東西17km、南北8kmの広さ。 遠くの他県に行けば行くほど山口県から来たと答えると、だいたい「あ〜、秋吉台があるところね」と言われる。 日本一規模の大きい草原の山焼き 秋吉台山焼き −美祢市− 秋吉台の1,500ヘクタールを焼きつくす、日本一規模の大きい草原の山焼き。 草原を駆け巡る炎は見応え十分だ。 日本一大きい鍾乳洞 秋芳洞 −美祢市− 規模が日本一である日本三大鍾乳洞の一つ。 こちらも秋吉台同様で日本一のランキングを語る際には外せない。 ただし、総延長距離は8,790mで、日本第3位となっている。 日本一エコーの長い洞窟 白水の池穴の第3ホール −美祢市− 秋芳洞より北西に3km行ったところにある、白水の池。 その白水の池の奥に開けた水中洞窟があるらしいのだけど、穴の第3ホールでエコーが27秒で一番長いらしい。 白水の池は見たことあるけど、まさかその先に地底空間があって、エコーが日本一だとは知らなかった。 ユニークな日本一ではあるけど、今のところ情報は少ない。 日本一多いフグ類の市場取扱量 南風泊市場 −下関市− 天然フグや、九州・西日本各地の養殖フグの主要水揚市場として知られる南風泊(はえどまり)市場。 その水揚げ量は日本一を誇り、全国のシェアの約8割を占めている。 ただし、山口県民がフグを一番多く食べているかと言えば、否である。 消費量が一番多いのは大阪だというのを、本(県民性 恥ずかしすぎる本当の話)で読んだ記憶がある。 日本一多い国指定天然記念物数 44件 地域指定されているもの・されていないものまで、県内で指定されている天然記念物は44件。 いつか全部覚えることができるだろうか…。 日本一小さい火山 笠山 −萩市− 高さ112m、火口直径約30mの活火山。 世界最小でもある。 名前の由来は、遠くから眺めた姿が女性のかぶっていた市女笠に似ていたことから。 日本一高いイチョウの木 龍蔵寺のイチョウの木 −山口市− 根元周囲約13m、地上1m部分の幹回り約8m、高さは約45mと日本一高いイチョウの木。 樹齢は約1000年で、国指定の天然記念物。 龍蔵寺の大イチョウ 日本一長いアーチ型木橋 錦帯橋 −岩国市− 5連アーチからなる錦帯橋は全長193.3m。 日本三名橋や日本三大奇橋に数えられている。 日本一大きい銅鏡 単頭双胴怪獣鏡(たんとうそうどうかいじゅうきょう) −柳井市− 柳井市の茶臼山古墳から出土した直径44.8cmの銅鏡で、古墳出土のものとしては日本一。 日本一多いおみくじ出荷量 二所山田神社 −周南市鹿野町− 明治40年(1907)年に二所神社と山田神社が合併してできた神社で、約1100年の歴史がある。 全国のおみくじの6割はここの神社で作られいる。 明治39年には、日本最古のおみくじ販売機を開発している。 どのくらい「凶・大凶」が作られているのかも知りたいな。 日本一ローマ字表記の短いJR駅名 YU(JR山陽線由宇駅) ・ II(JR山陽線飯井駅) 日本一多かった郷校の数 19校(全国で108校) 郷校とは江戸時代から明治のはじめにあった官学校。 民間教育施設である寺小屋の数は全国で2位。 教育熱心な県であるためか、それとも娯楽が少ないためなのか、 書籍の購入額が全国でも上位である。 日本一多い出身地別首相 山口県出身首相8名 初代・伊藤博文から始まり第90代・安倍晋三までの8名。 なお、出身地は原則として戦前は「出身地」、戦後は「選挙区」とされてる。 日本一在職期間の長い首相 桂太郎(萩市出身) 在職通算日数は2,886日。 在任中には日英同盟や日露戦争勝利といった大きな実績を残しています。 たえず惜しみなく笑顔を作りながら相手の肩を叩いて好感度を演出することから、 「ニコポン首相」のニックネームもつけられている。 ここから先は「今も」ではないだろうけど、 過去に県民性関連の書籍で読んだユニークな山口県の日本一を紹介しよう。 日本一家事に協力している男性 山口県男性 データはかなり古いけど、1991年の総務庁(現総務省)の「社会生活基本調査」によれば、 山口県男性は一日の平均家事労働が25分だったようだ。 全国平均が8分だから、よく働いている(1996年データでも全国平均を上回る)。 要因として同じ調査から得られたデータを基に書かれていたが、 通勤時間が短い⇒早く帰宅できるから家事の手伝いができる・通勤疲れがない 映画館が少ない⇒娯楽が少ないから家にいることが多い⇒嫁にゴロゴロするなと怒られる 地価が安い⇒若いうちから持ち家が多くなり、掃除や手入れに熱心になる、などなど。 こういった本は読んでいてとても楽しい。 日本一家事が好きな県民 山口県民 NHK放送文化研究所が行った「2000年国民生活時間調査」によると、 「平日の家事全般」にかける時間が一番長いのが山口県民の2時間51分。最下位は兵庫県で2時間ちょうど。 要因として、山口県ではインスタント食品の売り上げが少ないというデータが出ているので、 料理に手間をかけているのだろうということ。 日本一みそを消費しない県 山口県 4,783kg(1世帯当たり1年間の購入量) データは総務省統計局の「家計調査年報」で、 それを徹底分析・解析を行って一冊にまとめたのが「県民性がはっきり見える日本地図 売れ筋商品の大研究!編」だ。 発売は2004年。 一番消費をする青森をはじめ、秋田、新潟、など寒い地方ほどみその消費量が多く、 関西など西日本が消費していない。 山口県は全国最下位で、1世帯当たり1年間の購入量は4,783kg(全国平均は7,386kg)。青森は11,621kg。 関西はこんぶでダシをとった吸い物が一般的だからみそがふるわないということだが、山口県もそうなのだろうか? なるほど、こんぶがよく売れる県でも5位にランクインされている。 日本一カレールウを消費しない県 山口県 1,590g(1世帯当たり1年間の購入量) 最下位ではあるけど、日本人はみんなカレー好きということで地域差はあまりない。 ただし傾向はあり、一般に寒い地域が上位を占めている。 一番消費しているのは静岡県で2,301g。静岡県民の米好きが関係しているのだろうとのこと。 日本一ガソリン代が多い県 山口県 8万0,244円(1世帯当たり1年間の購入金額) 8万円台は山口県のみで、2位の長野県(7万1,577円)よりも1万円近く多い。 要因は隣県に広島県、福岡県という大都市があるということで、 休みになれば、遊びに買い物は隣県でという人が多いからだろう。 県内のみで見ても、東は錦帯橋、中部は秋吉台、北部は萩城下、西は関門海峡・角島と、 全国でも有数の観光県と知られる山口県だからこそでもあるだろう。 ちなみに最下位は大阪の1万4,153円で、1万円台は交通網が発達している東京と大阪のみである。 日本一布団にお金をかける県 山口県 8,115円(1世帯当たり1年間の購入金額) 理由はよく分からないけど、上位は温暖な地域が占めている。 寝汗ですぐダメになるのか…? それともベッドを利用する家庭の割合が少ないのか。 2位の大分県と共に8千円台は2県のみで、最下位の熊本県の514円と比べるとダントツである。 日本一なべ・やかんを買う県 山口県 5,053円(1世帯当たり1年間の購入金額) これまたダントツの1位。 家事好きな県民性をよく表している数字だと言える。 最下位は鳥取県の1,175円。 日本一豚肉を食べない県 山口県 10,858g(1世帯当たり1年間の購入量) 肉といえば「牛肉」といのが西日本の人たちのようで、 ワースト10は全て西日本になっている。 上位は全て東日本が占めており、1位は静岡県の20,107g。 日本一メガネが売れる県 山口県 1万4,247円(1世帯当たり1年間の購入金額) 昔から山口県民は勉強熱心と言われており、書籍の購入額も3位。 本もしっかり読めば目が悪くなるということか。 ちなみに目が悪くなる原因の代表格であるパソコンの購入額では、上位にランクインされていない。 おまけで、ベスト10・ワースト10にランクインされた商品も記載しておこう。
参考文献 ・「おいでませ!山口 観光案内人ガイドブック」おいでませ!山口観光案内人ガイドブック編集委員会(星雲社) ・「県民性恥ずかしすぎる本当の話」びっくりデータ情報部(河出書房新社) ・「これは使える!「県民性」の法則」矢野新一(成美堂出版) ・「県民性がはっきり見える日本地図 売れ筋商品の大研究!編」現代ふしぎ調査班(河出書房新社) ・「出身県でわかる性格と相性」矢野新一(宝島社) |
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