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「竹島の日」初の政務官派遣、韓国政府が強く抗議

TBS系(JNN) 2月22日(金)19時36分配信

 2月22日は島根県が条例で定めた「竹島の日」です。松江市で開かれた記念式典には、政府代表として初めて内閣府の政務官が出席しました。これに対し、韓国政府が強く抗議する事態となっています。

 韓国・ソウルの日本大使館前では・・・
 「日本大使館前では高校生らも参加した、竹島の日への抗議集会が行われています」(記者)

 集まった人々は、島根県が主催する式典に、日本政府の代表として、初めて、政務官が派遣されることに強く反発。

 「安倍首相は『タケシマ』に、なぜ政府高官を送るのか」(男性)

 この他にも竹島の韓国名「独島」をテーマにした歌が唱われました。一時は刃物を持った男が自らの腹を切りつけ、取り押さえられました。こうした中、韓国政府の高官は日本側の“ある発言”に強い不快感を示していました。

 「我が国として最大限配慮していることは認識していただけるものと思う」(石破茂 幹事長)

 石破幹事長が会見で述べた「配慮」。石破氏としては「国家主権の問題なので、国内的に姿勢を示すとともに韓国への配慮も必要」としたうえで、「現時点における一致点」が政務官の派遣と説明しました。ですが、韓国政府高官は「配慮は相手がそう受け取ってこその配慮だ」と反発しました。外交通商省は日本大使館の倉井総括公使を呼んで抗議。また、抗議声明も発表しました。

 「(我が政府は)日本政府がこのように不当な行事に政府要人を派遣したことに対して、非常に遺憾に思い強く抗議する」(外交通商省報道官)
(22日16:50)

最終更新:2月23日(土)8時18分

TBS News i

 

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