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山口 秋吉台で春を前に山焼き
2月23日 12時9分

山口 秋吉台で春を前に山焼き
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日本最大のカルスト台地として知られる山口県美祢市の秋吉台で、春の訪れを告げる恒例の山焼きが行われました。

秋吉台の山焼きは、春の観光シーズンを前に、ススキやササなどの枯れ草を焼き、草や木の芽吹きを促して草原の景観を守ろうと、毎年、この時期に行われています。23日、地元の人たち1000人余りが秋吉台のおよそ1500ヘクタールの草原に入り、午前9時半の花火の音を合図に、バーナーなどを使って次々に枯れ草に火をつけていきました。
乾燥した枯れ草は、音を立てて勢いよく燃え広がり、黄金色だった草原は炎の帯が通りすぎると黒く色が変わって、白い石灰岩とのコントラストを描いていました。
秋吉台を見わたす展望台などには、山口県内を始め、福岡県や広島県などから大勢の観光客が訪れ、山焼きの様子を眺めたり、カメラで撮影したりしていました。
山口市から訪れた50代の男性は「燃えさかる炎の迫力に驚きました。春の足音を感じました」と話していました。
山焼きを終えた秋吉台ではこれから草木が芽吹きはじめ、5月ごろには一面、新緑に覆われるということです。

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