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ブルース・リー謎の死を弟が語る!5月来日!伝記映画も公開

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 1973年に32歳の若さで亡くなった香港のアクションスター、ブルース・リーの没後40周年を記念して伝記映画「李小龍(ブルース・リー) マイブラザー」が7月に日本で公開されることになった。製作総指揮、監修したのが実弟のロバート・リー氏(64)。“謎の死”について、いまだ病死の他に暗殺説、薬物説など諸説あるが、5月にはロバート氏が来日し、知られざる死の真相を語るという。

 カンフーアクションの伝説のスーパースターとして今も愛され続けるブルース・リー。今年は没後40周年で、代表作「燃えよドラゴン」が公開されて40年の節目の年にあたる。これまでにも彼の半生を描いた作品や書物がたくさん作られてきた。しかし、遺族から見ると違和感を覚えるものばかりだったという。

 そのため実弟ロバート・リー氏と実姉フィビー・リー氏が「家族から見た本当の姿を伝え、理解してほしい」という願いを込めてつくられたのが今作だ。冒頭、こう記されている。「内容はすべてブルース・リーの兄弟の記憶を元にしている」。この後、姉弟がスクリーンに登場し、懐かしさを込めながら秘められた家族の物語であると説明して始まる。

 ブルース・リー役には香港を拠点に活動する歌手で若手俳優の注目株アーリフ・リー(25)。醸し出す雰囲気や甘いマスクが本人とどことなく似ている。映画では華々しいスター俳優になる前の姿が描かれていく。

 特にアヘン中毒に陥った友人を救うために起こした問題行動がきっかけで、ブルースが香港を離れなければならず、アメリカに向かったことなどが詳しく出てくる。香港では2010年、彼の生誕70周年記念映画として製作された。

 5月には弟ロバート氏の来日がこのほど決まった。唐突で若すぎる死に40年たった今も病死説の一方で“事件説”も完全に消えない。そのため、弟の目から見た知られざる死の真相にも言及したいと話しているそうで、注目を集めそうだ。

 ◆親子で死因に謎 ブルースは1973年7月20日「死亡遊戯」で共演予定だった香港の女優宅で頭痛を訴え、こん睡状態になり病院で死去。死因は脳浮腫と伝えられたが紛糾し、香港の死因究明裁判では死因不明に。結婚し子供が2人いた。長男で俳優だったブランドン・リーは93年「クロウ 飛翔伝説」撮影中に空砲で行われるはずの銃撃シーン中に起きた不可解な事故で28歳で亡くなっている。

 ◆ブルース・リー 1940年11月27日、米サンフランシスコ生まれの中国人。幼少時より中国武術を身につける。18歳時に再び渡米し哲学を学び武道家として活動後、アクションスターに。主な出演作「グリーン・ホーネット」「ドラゴン危機一髪」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」「燃えよドラゴン」など。

[2013/2/24-06:01 スポーツ報知]

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