１１４歳女性　ギネス入り「そんなに長生きしとったんか」

ギネス社から女性の世界最高齢に認定される見通しとなった大川ミサヲさん Photo By 共同

　女性の国内最高齢で、大阪市東住吉区在住の大川ミサヲさん（１１４）が、ギネス社から女性の世界最高齢に認定される見通しとなったことが２３日、大川さんへの連絡や関係者への取材で分かった。近く、正式に認定証が授与される。

　ギネス社から事前に連絡を受けた大川さんは「そんなに長生きしとったんか。妙やなあ」と驚きながら、照れくさそうに話した。

　大川さんは日清戦争終結３年後の１８９８年（明３１）３月５日に大阪市で誕生。「百貨店に行って、風船買ってもらってうれしかったな」と、子供のころの家族の思い出を楽しそうに振り返る。１０２歳のときに盆踊りで転倒し骨折したが、これまで大きな病気をしたことはない。長生きの理由を聞かれると「ごちそう食べることやな」とにっこり。

　１９１９年に結婚。息子１人と娘２人に恵まれ、長男と次女はともに９０歳を超えた今も健在。