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珠算の達人・柴田「相手の顔を珠だと思ってはじき飛ばす」
WBC女子世界ライトフライ級王座決定戦 柴田直子―イベス・サモラ (3月3日 後楽園ホール)
スパーリングで拳を交えた小関(左)と柴田
Photo By スポニチ |
珠算八段の達人で、WBC女子世界ライトフライ級5位・柴田直子が23日、都内で練習を公開し「相手の顔を珠(たま)だと思って、思いっきりはじき飛ばしますよ」とKO奪取を宣言した。
同じ興行でタイトルマッチを行うWBC世界アトム級王者・小関桃との3回のスパーリングでは、昨年9月の世界初挑戦以降に磨きをかけた左ボディーを決めて好調をアピールした。
都立芝商時代に珠算で全国2位になった頭脳を生かし、現在は埼玉県の鉄工会社で事務員として勤務。ボクサーとしての活躍が業界紙で取り上げられ、世界戦には取引先などから約300人が来場する。
「頑張るとはいくらでも言える。結果を出さないといけない」。駆け付ける大応援団のためにも最高の結果を出す。
[ 2013年2月24日 06:00 ]
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